trenyさんのクチコミ全15件

オペラ座からコンコルド広場へ徒歩で向かう途中に遭遇した神殿のような威厳に満ちた建築物。行って見るとマドレーヌ教会とのこと。無料で入場でき、奥の祭壇には優しさに満ちたマリア像が。後で調べると「マグダラのマリアの歓喜」という有名な像だそうな。
正面に向かって左側にも柔らかな光を放つ幾本ものキャンドルに照らされたマリア像が。。。ひょっとすると、ブログで見たことのある、フォーレなどクラシック音楽の巨匠達が歴代オルガニストを勤め、ショパンの葬儀も行われたという、あの教会かもしれない、と思ったら、果たしてその通りでした！
その晩にはヴェルディのレクイエムなどのコンサートが企画され、当日券も販売されていていたのですが他に予定があって、残念無念！

　メトロAnvers駅を降りるとすぐ、清水寺の坂を思わせるような土産物屋が並ぶ上り坂に出て、まもなく行く手に白亜の大聖堂が浮かび上がるように見えて来ます。　
　寺院前の広場から更に長い階段を昇ってようやく、モンマルトルの丘に建つ大聖堂に辿り着きますがここからパリを一望するとホッと一息付けます。
　途中は幾つかのクチコミにあるように様々な国籍の観光客などで混雑し、言い争う人々にも出くわすなど、気を緩められない雰囲気はありますが、礼拝堂（無料）の内部は厳かな雰囲気に包まれ、日本人観光客も幾人も訪れていました。　
　夕方のミサが聴ければと、しばらく待っていましたが翌日帰国することを考えて、早めに引き上げることにし、もうひとつの目的のテルトル広場や美術鑑賞は諦めて、ケーブルカーに乗って下へ戻りました。地下鉄の切符を使えます。

コンコルド広場からシャンゼリゼ大通りに出るとまもなく前方に凱旋門が見え、真っ直ぐに歩いて約30分で到達します。
大理石の門の正面にも側面にもナポレオンの勝利を称えるレリーフが刻まれ、なかなか見ごたえがありました。ここで記念撮影すると人物像、凱旋門ともにしっかりほぼ全体像が収まりますのでお勧めです。
頂上の展望台へは螺旋階段で上がることができます。

メトロConcorde駅から出てすぐの八角形の広場からは中央のオベリスクや左右の噴水越しにマドレーヌ寺院、シャンゼリゼ通りの先の凱旋門、遠くはエッフェル塔まで一望できます。よく晴れた昼時でしたので屋台のバーベキューを頬張る人々や撮影する人々、観光客で賑わい、おそらくコマーシャル製作のために何度もポーズを取らされている美しいモデルの姿も見かけました。
家族で写真を撮ろうとしたら貫禄のおじさん（フランス人）がスッと割り込み、上機嫌で「アリガトウ」と言って立ち去りました。シャッターを降ろしそびれて、残念！

荷物チェックを受けて入館後、中庭へ出て再びビロン館（ロダンが暮らした邸宅）の前に並び、混雑を避けるために数十分おきに区切って内部へ通されました。
待ち時間の間は彫刻の点在する緑とバラの花に彩られた庭を散策し、カフェでお茶もできますのでゆったりした時間を過ごせます。
館内はロダンの作品の他、ロダンが収集したコレクションが展示され、日本女性の彫像も置かれていました。大規模な美術館を大急ぎで見て回る慌しさに比べ、充分に美術鑑賞を堪能した満足感が残りました。

遠くに霞んで見えるエッフェル塔も良いものですが、近くで見ると、19世紀にこの堅牢にして繊細なイメージの鉄骨組み建造物が出来ていたことには驚嘆を覚えます。
休日の為、展望台入り口は長蛇の列で、階段、エレベーター、更に個人、団体とそれぞれ
別々の入り口、列に別れ、どれがどの列かもはっきり判らなかった為、展望台行きは諦め、周囲をのんびり散歩しました。ただ、うかうかすると何らかの署名か寄付を求める人々につかまりそうになり、（フランス人は皆拒否していました。）スリもパリには多いと聞いていましたのでリュックはしっかりロックして移動しました。
ご参考までに入場料金案内板の写真をアップロードさせて頂きました。

休館日の月曜日に来館し、がっかりして引き返した翌日、再び訪れると大変な混雑で長蛇の列に並びましたが、それほど長くは待たされず、チケットを買い、簡単な荷物検査を受けて入館すると、天井高く明るい空間が広がり、混雑も気にならず興味の赴くまま進むことができました。（夢中になって同伴者を見失う恐れあり！）
見ごたえのある絵画（実物を見てイメージが一新された画家の作品もありました）、彫刻が分離することなく一体となって立体的に配置され、装飾芸術のコーナーも、今日のインテリアに与えている影響を窺い知ることができ、美術ファンでなくとも是非訪れたい名所だと実感いたしました。

地下鉄4号線シテ駅から徒歩の地点にそびえ立つ大聖堂の前の広場は観光客や一般市民で賑わい、東洋人（おそらく中華系）のカップルがウェディングの記念撮影をしていまた。内部へは無料で入場でき、参詣者の列の流れに従って一周するにもそこそこ時間を要するほど広大な礼拝堂は、混雑にもかかわらず厳かな雰囲気に包まれ、どこからともなくミサの楽音が流れていました。（夕刻近くでしたが、パリはこの時期、10月初旬は17時頃でも充分明るいです。）
ステンドグラスの一枚一枚も見ごたえのあるデザインで、その柔らかな光にどれ程の参詣者が癒されて来たことでしょう。
堂内の一角に850周年記念コインの自動販売機がありましたので土産用に買いました。

シテ島にそびえ建つノートルダム寺院から歩いてすぐの距離にある、小規模ながらステンドグラスが必見の礼拝堂です。他の大寺院に比べて敷居はやや高く、入り口での荷物チェックでペットボトル類は没収されていました。警備員がこちらを見ながら放り投げられていたボトルを指差したので、私共ではないと英語で答えたら、「拾ってください」とのこと。それで拾って手渡すと、なんと「アリガトウ」と日本語で返されました。ジョーク好きなフランス人にからかわれたかも、と一瞬思いました。
２階の壁一面のステンドグラスは一部が工事中であったのがとても残念でしたがそれにしてもその眩い輝きは最高峰と言われるのも頷けるほど素晴らしいものでした。別室でミサが始まる時刻のようでしたが一般には開放されていない模様でした。

コンコルド広場を抜けるとすぐマロニエの並木が続くシャンゼリゼ大通りに出ます。
車道を挟む歩道の広さが半端でない為、交通量や反対側の歩道の様子までは殆ど注視圏外
で、カフェ、レストランのテラス席で食事する人々や様々なファッション、人種の人々が闊歩する様子を眺めながら、ひたすら行く手に見える凱旋門に向かって歩きました。ルイ・ヴィトン(本店）、クリスチャン・ディオールといったブランドショップも軒を連ねる一方、気楽に入れるコンピューター、ゲーム関連の専門店や値頃なカフェも並んでいました。

　創業1893年のヨーロッパ最大級のデパートで高級感満点ですが値頃な商品も豊富に取り揃えられ、気軽に立ち寄れる雰囲気です。日本語の館内案内図も用意され、本館地下には日本語総合案内・免税カウンターのスペースも設けられ、定番の土産品が調達できます。　６階のお土産品売り場ではエッフェル塔などパリを象徴するデザインが施されたＴシャツや文具、食器、トレイ、キッチン用品など手軽なグッズが豊富に置かれ、お孫さんの為に熱心に買い回りする日本人観光客も見られました。
　同じフロアには人気のレストラン（ラファイエットカフェ）があり、昼時は多少並びますが美味しくリーズナブルな昼食を満喫できました。
　デパ地下（紳士・食品館）では珍しく値頃な食品も手に入り、チューブ入りのマロンクリームが好評でした。

地下鉄１・７号線より徒歩1分に位置し、広大な館内はじっくり見学すれば数日要すると言われますが、明るく広々として延々と続く廊下の左右にぎっしりと配置された大型の絵画は時代別、作家、様式別に纏まって掛けられているため、代表作と思しき作品にポイントを絞って足早に通り抜け、何とか３時間弱で一通り巡回できました。休日であった為、列に並んで入館しましたが内部は人気のあるルネサンス～１８、１９世紀フランス絵画
のコーナーの他は、かなり空いていました。モナリザなど有名な絵の前は大変混雑し、生徒を引率した教師が熱心に解説している場面も見られました。20世紀以降の絵画は殆ど置かれていないので美術ファンの方はオルセー美術館など他のミュージアムも必見です。
尚、当日ミロのヴィーナスが展示されていなかったことには多少がっかり致しました。

環状線の外側に位置し、パリの中心街からは外れていますが最寄の地下鉄駅から乗り換えなしで中心部のオペラへ出られ、近くの小売店で飲料やスナック、果物が調達できますしチャイナタウンも散歩道の範囲にあって、日々の飲食には支障ありません。ホテルのビュッフェ形式の朝食はパン、チーズ、ハム、果物、各種飲み物などバラエティに富んで大変美味しいので、客室の狭さなどの他の不満も解消できるほどです。夕食も、夜遅くまで営業しており予約なしで一品料理から注文できます。フロントの受付では最初に英語かフランス語どちらが可能か聞かれ、英語で充分対応して貰えました。
貴重品を預ける際、一日４ユーロ掛かかりましたがこれは珍しい事のようです。
シンプルで機能的な客室は、宿泊のみの目的でしたら、Wifi、ポット、アメニティグッズなどの設備も充分整っていて問題ないと思いますが、トイレの洗浄ボタンの押し方にコツが要りました。ベッドはセミダブル２台とシングル一台（トリプルを注文しましたので）で、シングルは大変細かった為、他の２台の足元に付けて使用しました。
毎日のベッドメイキングとハーブティー、クッキーのおまけはちょっとした楽しみになりました。丁度外壁の塗装工事中で、とくにうるさくはありませんでしたが、それがなければより良い印象を持てたかも知れなかったことが残念です。

最寄の甲斐大泉駅近くのホテルから徒歩で一時間弱かかったものの、途中には
薪ストーブ専門店や陶芸の工房、手作りパンの店など珍しい店が点在し、飽きずに散歩できます。
人気の店だけあって、若干待たされましたが畳の席に上がると（テーブル席もあり）
周囲は子供連れ、赤ちゃん連れで賑わい、ゆったり、リラックスできる雰囲気でした。
盛り蕎麦は600円代というリーズナブルな価格ながら、美味しく舌触りの良い蕎麦と、
出しの効いためんつゆが味わえ、カラッと揚がった天麩羅も素材の新鮮な味が生きて、
家族みな大満足でした。

中央本線、小淵沢から小海線に乗り換えて２駅目の甲斐大泉駅からホテルへのアクセスは
徒歩15分余りですが、ホテルの送迎バスが定時で運行しています。
室内はゆったりとして明るく、翌日の清掃・アメニティー交換のないエコプランを利用すれば売店の割引券がもらえるなどのサービスや、入り口でウィルス対策のために靴と手指の消毒を奨励しているなど、環境に配慮され、安心して利用できるホテルです。
大浴場から露天風呂へ出る際、温度差がありますが温泉で充分暖まり、ぐっすり眠れました。
晴れた日には天体ドームの設置された屋上展望デッキで、昼間は南アルプスや八ヶ岳の威容、夜は満天の星空が眺められ、解説も聞くことができました。
食事は予約しませんでしたがホテル内の居酒屋では一品から注文もでき、乙な味が楽しめます。
夜はカラオケルームで家族で盛り上がりました。