Satomi さんのクチコミ(6ページ)全434件

１２月から年末年始にかけては、世界遺産のフィレンツェの街が
クリスマスの美しいイルミネーションに彩られる季節です。
この時期にフィレンツェに行ったなら、夜の街歩きをしてみて下さい。
ドゥオモや鐘楼や洗礼堂などは言うまでもありませんが、歴史的建造物はライトアップされ、
街角には素敵なクリスマスツリー、通りごとに異なるイルミネーションが古い街並みを彩り、
昼間とは違った美しいフィレンツェに魅了されます。

ブランド店が立ち並ぶトルナブォーニ通りに夕方行ってみました。
すると、まるで星が降っているかのようなイルミネーションが、
左右ず～っと続いていました。わ～！綺麗～！素敵！
フィレンツェならではの「メディチ家の紋章」のイルミネーションも。
ストロッツィ宮や両側の重厚な石造りの建物もライトアップされ、夢の国にいるようでした。

夕陽に染まるフィレンツェの街を見に、ミケランジェロ広場へ行きました。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅前からバスに乗って４時前には着くように計画したのに
バスが30分位遅れてきて。。。バスの車内から夕陽が沈んでいくのが見えました。
ミケランジェロ広場に到着したのは４時20分過ぎ。太陽は沈んでしまいましたが、
かろうじて西日に照らされたドゥオモを見ることができました。
でも陽が沈む前が美しいので、時間に余裕を持って早めに行くことをお勧めします。
展望台にはクリスマスツリー。暗くなるとイルミネーションが綺麗です。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅前からのミケランジェロ広場行き１２番のバス停が
変わっていました。以前は駅を出てすぐ前のタクシー乗り場付近でしたが、
現在はサンタ・マリア・ノヴェッラ広場前の大きな通りVia della Scalaの
道の真ん中にバス＆トラムの停留所があります。バス停名は「Stazione Scalette」。
（ちなみに１３番のバスはここは通過しません。どこがバス停なのかは不明。）
１２番のバスは駅を背に左方向から来ます。カッシーネ公園近くのヴィットリア橋
からアルノ川を渡り、ローマ門から坂道を登り２０分位でした。

帰りは１３番のバスに乗車。乗り場は展望台へ降りる階段近くタクシー乗り場付近。
途中までは同じルートで戻りますが、乗車した駅前まではいかずに、
カッシーネ公園と駅の中間付近のバス停「Rotonda Barbetti」が終点でした。
駅迄は５分位とのことでしたが、私はドゥオモまで戻りたかったので結構遠かったです。

なので帰る場所によっては、帰りも１２番のバスに乗れば駅前のバス停に戻ってこれる
と思われます。１２番の帰りはルートが違うので多少時間はかかるかもしれません。

今までバスの切符はタバッキで販売していましたが、現在は販売していないそうです。
ホームを背にして右側にある 薬局 FARMACIA（ファルマチア）で
ataf VENDITA BIGLIETTI の表示があり、なぜか薬局でバスの切符が買えます。
他には FARMACIA近くと、駅を出たトラムの停留所付近に自動販売機（ataf/ Biglietti Bus）
があります。なんと日本語表示も有りました！
ホームを背にして左側の出口付近にある atafの切符売場（小さな小屋）でも買えます。
１回券は以前 1.20ユーロでしたが、1.50ユーロになっていました。

ウニタディタリア広場 Piazza delle 'Unita d'italia
正面にサンタ・マリア・ノヴェッラ教会が見えます。
手前にトラムの停留所が出来てました。停留所名は「ＵＮＩＴＡ」。
新路線のフィレンツェ・アメリゴヴェスプッチ空港行きのトラムＴ２も
停まるみたいです。これは便利！

オーナーがとても優しくて親切で、アットホームな二つ星ホテルです。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩５分。
ドゥオモとスーパーCONADもすぐ近くでとにかく便利な立地です。
２階の角部屋ダブルルーム。窓を開けると広場とメディチ家礼拝堂のクーポラが
目の前に見えました。教会の鐘の音が大音量で響き渡り、感激～！
お部屋はシンプルですが、きれいに清掃されていて、暖房もとても暖かく快適でした。
シャワーが上部固定式だったのでバスルームの床がビショビショになるのが難点だったけど、
それも含めてフィレンツェで暮らしてる感が味わえて、格安コスパ良しのホテルです。

ドゥオモからすぐの共和国広場 Piazza della Repubblica 。
ローマ時代は神殿があった場所で、19世紀には市場 Mercato Vecchio があったそう。
広場中央には光のモニュメントや電飾のメリーゴーランドがあって、夜は特に華やか。
周囲はカフェやレストランやホテルで囲まれ、一部が回廊になっています。
凱旋門のような壮麗な門が素敵。夜はライトアップされて綺麗でした。

イタリアで一番大好きなフィレンツェのドゥオモ Cattedrale Santa Maria del Fiore 花の聖母教会。
フィレンツェはもう何度も来ていますが、その美しさは何度見ても見とれてしまいます。
白・ピンク・グリーンの色大理石の幾何学模様は他に類を見ないほどの華やかさです。
訪れる時間や天気によって、その表情が幾重にも変化します。
日中の青空での美しさ、西日に照らされた優美な姿、暗闇に浮かび上がる荘厳さ、本当に素敵です。
12月はクリスマスツリーが更に華やかさを添えていました。

バスが到着するグラムシ広場から徒歩３分、カンポ広場も10分位、スーパーも近くで便利な立地。
サロンの天井画が素敵な三ツ星ホテル。フロントの方も感じ良く、シエナの定宿です。
今回はシエナに２泊。１泊目はダブル、２泊目はシングルに宿泊しました。
ダブルルーム(１階)は部屋は広めだけど窓を開けると正面は隣の家の壁で景色が良くなかった。
バスルームはシャワーが上部固定式でハンドシャワー無し。
シングルルーム(１階)は部屋はやや狭かったが窓からは通りの景色が見えた。
そして日本人としては一番うれしいバスタブ付き！熱いお湯でリラックス出来た。
両部屋共に冷蔵庫有。部屋の暖房も快適な温度で、冬のイタリアでは重要ポイントです。
朝食ブッフェはイタリアの一般的な朝食ですがホテルメイドのクロワッサンがめちゃ美味しい。
新鮮なフルーツが丸ごと山盛りで置いてあるのも高評価です。

カンポ広場から Via Terme ～ Via Galluzza 裏通りを歩いて行くとあります。
又、サン・ドメニコ教会の裏手から小道を下っていくことも出来ます。
シエナ出身の聖女カテリ－ナが住んでいたと言われる家です。中に入ってみると、
絢爛豪華な礼拝堂と、壁一面に油絵が描かれた部屋があってとても素晴らしかった！
一見の価値有りだと思います。内部は写真撮影禁止です。
開館時間：9:00～12:30 / 15:00～18:00 (無休)　入館無料

サン・ドメニコ教会の裏手にシエナの街並みが望める展望台のような場所があります。
シエナ色の屋根、カンポ広場のマンジャの塔、ドゥオモの全景も見えます。
夕方になると、マンジャの塔とシエナ色の街が夕陽に染まって綺麗でした。
夕暮れと共に刻々と変化する美しい風景。時間が経つのも忘れて眺めていました。。。
陽が落ちると街にはオレンジ色の柔らかな明かりが灯り、ドゥオモもライトアップされ、
夜空に浮かび上がるその姿はとても美しかったです。。。

１３世紀から１５世紀にかけて建てられたゴシック式の建物です。
教会周りのトスカーナでよく見る糸杉が可愛い～。
１２時半教会の裏手のほうにある十字架のある木の扉が開いていたので
入ってみました。すると、結構広い礼拝堂になっていました。
折しもミサの最中で、パイプオルガンの演奏もあって感動～！
正面の祭壇にはキリストの十字架、クリスマス時期のプレセーピオ、
とても美しいステンドグラスもありました。

中世の街並みが素敵な町のメインストリート。車が入らないのがいいです。
ゆるやかなカーブを描く石畳の小道、いくつかの魅力的な小さな広場、
歴史ある石造りの建物を眺めながらのお散歩は、歩いているだけで楽しいです。
お気に入りはサリンベーニ広場。12月は大きなクリスマスツリーがあります。
お勧めのカフェは通り中ほどにあるナンニーニ Nannini。パンやドルチェが美味しい。
夜はイルミネーションが灯り、ファンタジックな中世の街を味わえます。

１２月２４日真夜中０時、ドゥオモで行われるクリスマスミサに参列しました。
暗闇に浮かびあがるドゥオモは、日中とは違う美しさがありました。
通常は入場料がかかりますがこの時は無料で、観光客もウエルカムでした。
堂内に入ると、広い空間に白黒の横縞模様の大理石の柱が斬新！強烈なインパクトです！
天井のクーポラや壁面を彩るフレスコ画は照明に照らされその美しさに目を奪われます。
大音量で響き渡るパイプオルガンの重厚な美しい音色。。。胸が熱くなりました。
厳粛なミサは１時間程行われ、終了したのは午前１時過ぎ。とても貴重な体験でした。

ドゥオモの後陣サン・ジョヴァンニ広場に建つ洗礼堂（Battistero di San Giovanni）。
１４世紀初めに造られ、ゴシック様式のファサード（1382年）は未完成のままです。
夜はライトアップされていて色大理石が美しく、大きな星のイルミネーションが綺麗でした。

街のメインストリートであるバンキ・ディ・ソプラ通りに平行して走る裏通りです。
華やかなメインストリートとは異なり、シエナで暮らす人々の生活の場という感じの、穏やかで静かな小道です。両側には石造りの古い建物が立ち並んでいます。真夜中のこの小道は人通りも無く、柔らかなオレンジ色のイルミネーションの光に包まれ、まるで中世にタイムスリップしたかのようでした。
突き当りに小さな広場 Piazza Indipendenza がありイルミネーションが綺麗でした。

バンキ・ディ・ソプラ通り中ほど、小さな広場に建つトロメイ宮 Palazzo Tolomei 。
13世紀後半に建てられたもので、シエナで最も古いパラッツオ Palazzo だそうです。
下部は飾り気のない石積みですが上部は美しい飾り窓が印象的な重量感のある建物です。
同名のトロメイ広場にはブロンズの狼の像を載せた円柱が建っています。
クリスマス時期だったので、頭上一面の満天のイルミネーションが綺麗でした。

カンポ広場の中央の階段をあがった通りにある、15世紀前半のゴシックルネッサンス様式の建物です。
メルカンツァのロッジア (Loggia della Mercanzia)。
イタリア語で Mercanzia は商業・商売。Loggia は建物の柱廊、という意味があります。
柵があって中に入ることは出来ませんが、天井のアーチと装飾が美しいです。
日中は見落としてしまいそうですが、夜はほのかな照明と通りのイルミネーションが綺麗でした。

カンポ広場に建つゴシック建築の市庁舎プッブリコ宮殿Palazzo Comunale Pubblico。
13世紀末から14世紀前半にかけて建てられたというから600年以上前の建物です。
今もなお使われていてその美しさを保っていることに驚きます。
太陽が沈んだ後、まだ暗くなる前のトワイライトの時間帯はとても美しいです。
市庁舎・マンジャの塔・周囲の建物もライトアップされ、
空が青から藍色へと変化していく様を眺めているだけで幸せを感じます。
市庁舎の正面の入り口を入ると、ポデスタの中庭Cortile del Podessta があります。
四方を中世の装飾がなされた高い壁に囲まれ、頭上は吹き抜けになっています。
12月だったので、クリスマスツリーの飾りつけがしてありました。