Satomi さんのクチコミ(13ページ)全434件

年末に年越しで４泊、ダブルルーム（１名利用）を予約。しかしその部屋は４畳程しかない従業員が休憩するような質素な小部屋でビックリ！ベッドはセミダブルのマットレスだけでアパート使用のよう。おまけに事務用品のスチールロッカーがクローゼットがわり。バスルームは部屋の外。。。
あまりにひどいのでフロントに交渉。暖房が壊れてる部屋なら３泊可能とのこと。部屋を見せてもらうと、そこは私があてがわれた部屋の３倍はある部屋でバスルームも部屋の中にあったので、寒さを覚悟で部屋を変えてもらいました。さすがに風邪を引いてしまいました。せっかくの年越しなのに残念な滞在でした。。。

街全体が世界遺産のフィレンツェは、観光名所以外にも、何気なく歩いているだけで古いパラッツォに出会ったりいろいろな発見があって楽しい。
ドゥオーモから伸びるカヴール通りをまっすぐ進むとサン・マルコ広場に出ますが、その左の区画一帯には歴史のありそうな古い建物が多く、ポストカードになりそうな風景が広がっていました。

ブルネッレスキ設計、１３世紀に再建された由緒あるサンロレンツェ教会をバックに、１２月３１日夜１０時から教会前の広場で年越しゴスペルコンサートがありました。
粗いレンガ積みの簡素なファサードに照明があたりライティングがとても素敵でした。生で聴くゴスペルは最高にかっこよくて、歴史ある教会での年越しは感動的でした。（しかも無料でした）

サン・マルコ広場に面して建つサン・マルコ美術館。昼間は茶色っぽい外観ですが、夜はライトアップされて暗闇に白く浮かび上がってとても綺麗です。夜７時頃行ったので美術館は閉まっていましたが、教会は開いていたので入ってみました。１２月末だったので、正面の祭壇にはポインセチアが飾られていました。祭壇の天井画も素晴らしく、モザイク画や「受胎告知」と思われる絵画もあって素晴らしかったです。

ヴェッキオ橋から見る、夕暮れのアルノ川の景色がお気に入りです。陽が沈む頃、空の色が青から藍色に変化し、徐々に薄いピンク色に染まっていきます。
少しするとアルノ川沿いの街灯が柔らかなオレンジ色に灯り、その光が川面に反射してとても綺麗です。刻々と変わるその美しい夕暮れの風景に時間の経つのも忘れてうっとりしてしまいます。
夜はヴェッキオ橋の上にもイルミネーションが施されてとても綺麗でした。

共和国広場の前にあるラ・リナシェンテはいわゆる老舗デパートですが、屋上にカフェがあり、ドゥオモとジョットの鐘楼を眼前近くに眺めながら、優雅にお茶の時間を楽しむことが出来ます。
この日はサンセットの時間に行ったので、西日で朱く照らされたドゥオモとジョットの鐘楼が、それはそれは美しかったです！

サン・マルコ広場の少し上、カブール通りに面した大きい通りにありますが、見落としそうな地味でモノトーンな壁が印象的な小さな建物です。開館時間が月・木・土の9:00～13:50と限られており、この日もあいにく閉館していました。
内部には単色使いのドラマチックな場面のフレスコ画があるようで、今度は予定を組んで見に来たいです。

サン・ミニアート門からミケランジェロ広場へ行く階段を登っていくと、ガーデンがあったので入ってみると、フィレンツェの街並みが一望できる展望台のような場所がありました。
入り口の看板には「Giardino delle Rose」イタリア語で Giardino は庭園、Rose はバラという意味です。
「ingresso libero」とあり入場無料でした。
訪れたのは１２月だったので今度はバラの咲く時期に来たいです。

ヴェッキオ橋を渡ってピッティ宮へ行く途中、左手に小さな広場があって、細い小道を入り、サン・ジョルジョの坂を登っていくとサン・ジョルジョ門がありました。周囲にはオリーブの木々が生い茂り、田園風景が広がっていました。
ここから下る坂道はベルヴェデーレ通りと呼ばれ、トスカーナ的風景が楽しめます。「Belvedere ベルヴェデーレ」とはイタリア語で「景色の良い場所」というような意味があります。
ここから更に進むとミケランジェロ広場へ行くことが出来ます。

サン・ロレンツェ広場のはす向かいにある入り口から大きなクリスマスツリーが見えたので入ってみると、オレンジの鉢植えが配置された素敵な中庭がありました。
更に、粗石積みの簡素な外観とは対照的な柱廊で囲まれた優雅な回廊があり、ここだけなら無料なので是非入ってみて下さい。

中庭の回廊のフレスコ画が、とても保存状態も良くパステル調の色合いがとても綺麗で素晴らしかったです。柵などは無く、至近距離で見ることができて感動しました。
入り口の部屋は飾り柱が幾重にもなっていてまるで宮殿のようでした。

カンポ広場向かって右側の小道、Via Giovanni dupre の坂道を昇っていくと、両側の建物の間からマンジャの塔が絵画のように見えました。登り切ったところに公園のような場所があって、そこからはシエナ色の美しい街並みが広がっていて絶景でした！ひと際高いマンジャの塔と、遠くには緑の木々と大きな教会（Basilica dei Sevi ?)が見えました。しばしベンチに座ってのんびり。夕暮れの時間も素敵そうです。

訪れたのが１２月のクリスマスの頃だったので、教会の中庭に大がかりなプレセーピオが展示され、クリスマスツリーやサンタさんもありました。夕暮れにはイルミネーションや人形がライトアップされてとても素敵でした。
教会内の１４世紀のフレスコ画も素晴らしかったです。
陽が落ちる頃には教会もライトアップされて、昼間とはまた違った雰囲気で、ファンタ～スティック！でした。

サンタカテリーナの家から小道を下っていくと、石造りのアーチのある建物があり、行ってみると不思議なブルーグリーンの水が溜まっていました。透明度は高いですが、泉と言うよりは貯水池のような感じで、お魚が泳いでいて不思議な感じでした。
上を見上げると、サンドメニコ教会が崖の上にそびえ立っていました。

サン・ドメニコ教会の裏手から下る道があったので行ってみると、聖カテリーナが住んでいたと言われる家がありました。ちょうど閉館時間だったようで中には入れませんでしたが、中庭にはオリーブの鉢植えと井戸らしきものがあり、建物の入口にはアダムとイブをかたどった素敵な鉄の扉がありました。

フィレンツェからのバスが到着するグラムシ広場からすぐの、１３世紀から１５世紀にかけて建てられたレンガ造りの大きな聖堂です。
内部は高い窓から入る光でとても明るく、両サイドの壁にはフレスコ画や絵画が飾られ、さながら美術館のようでした。正面の祭壇の奥のステンドグラスから射し込む光がとても神聖な雰囲気でした。

フィレンツェからのバスが到着するグラムシ広場からバンキ・ディ・ソプラ通りをカンポ広場へと向かう途中、Nannini ナンニーニがあります。
シエナで最も有名なパスティッチェリア Pasticceria （お菓子屋さん）で、ケーキやパンが美味しくてカフェも飲めます。
まず、レジでオーダーしてお金を払うとレシートをくれます。そのレシートをカウンターで提示すると、目の前でカプチーノを作ってくれました。基本、カウンターで立ち飲みですが、テーブル席で飲むことも出来ます。地階に無料のトイレが有りました。　
サックサクのアップルパイが、美味しかったです。
観光地なのにお値段も良心的です。

１２世紀中盤から１４世紀後半まで建設が続いたとの記述があるドゥオモですが、今なおその美しさを保っているということに驚きます。
正面のファサードとパステル調の色大理石の美しさ、右側面と鐘楼は白と黒の大理石が大胆な縞妙に配置されていてインパクトがある外観に更に驚きます。
聖堂内部は大きな空間の中、白黒を交互に重ねた壁面と大きな柱の奇抜なデザインに圧倒されました。

カンポ広場に建つ市庁舎プッブリコ宮の左側にある高さ１０２mのレンガ造りの鐘楼で、１４世紀半ばに建てられたそうです。上部は白い石造りで優美な印象です。
塔に上ると、カンポ広場の扇形のデザインがはっきりとわかります。又、シエナ色の街並みも望むことが出来ます。

扇形のカンポ広場を見渡すようにして建つ美しい建物です。
１３世紀末から１４世紀前半にかけて建てられた、700年以上前のゴシック建築の建物です。建物の下部は白い石造りのアーチが連なり、上部はレンガ造り、左側にはスラリとしたマンジャの塔がインパクトを与えています。
夜はライトアップされ、扇形のカンポ広場の風景ともあいまって、一段と美しかったです。