木造旅館マニアさんのクチコミ全7件

お正月の1月2日に京都の旅館での宿泊と言えばかなりの高額が予想される中、色々調べると比較的リーズナブルで本格的な木造旅館体験ができることをネットで見付け、予約。口コミが少なかったため到着するまでドキドキしていたが、結果、非常にゆったりとした滞在となった。高級旅館ではないため料理は特段素晴らしいというものではないが、敷居が低い気軽に滞在できる入門編の旅館として最適。


＜立地＞
地下鉄市役所前駅、三条通から入ってすぐの繁華街に位置。繁華街ではあるものの近辺にはかの俵屋旅館、炭屋旅館など老舗旅館が軒を連ねる京都らしいエリア。河原町も徒歩圏内なので、中心地での観光には非常に便利。

＜部屋＞
新館と旧館があり、この旅館の良さを体験するには、旧館の1階の中庭が臨める和室がおすすめ。当初旧館の２階の部屋が割り当てられていたが、女将さんにお願いし１階に変更してもらって大正解。広縁から見られる中庭は素晴らしい。築100年ほど経過している木造家屋だが、メンテナンスが非常によくされており設えも情緒も素晴らしい。部屋にトイレ・洗面は完備。

＜料理＞
事前にアレルギー対応を電話で伝えた際、お正月ということで当初渋られたが、結果的にきちんと対応していただいた。料理自体は、素晴らしいというほどのものはないが、一品一品手作りで熱々のものが出され、朝夕ともにお部屋で中庭を見ながらいただけるのはありがたい。

＜風呂＞
部屋ごとに貸し切りでゆっくり入浴することが可能。

＜サービス、その他＞
気が強い女将さんが仕切っているが、家族経営の小さな旅館のためご主人や娘さんも若女将として頑張っており微笑ましかった。全体的なコストパフォーマンスは素晴らしいと思う。周りはビルなどに囲まれてはいるものの、突如現れる趣のある門構えとエントランスを通ると木造家屋が見えギャプがまたよい。コストを抑えながら古き良き京都情緒を体験できるちょうどよい旅館。

お正月の時期に宿泊。料理と庭園が有名な老舗旅館。某旅行会社のプランでの宿泊したため、通常よりも安価に宿泊したが、建物は趣のあるものだったが、料理は結果期待していた程ではなかった。通常の価格でこの内容であったら次回は宿泊はしないと思う。

＜立地＞
地下鉄蹴上駅からほど近い、南禅寺の参道の入口あたりに位置し、周囲には料亭や旅館等があり非常に静かな雰囲気。有名な庭師がデザインしたという庭にも隣接し、京都の中でも比較的落ち着いた場所。

＜料理＞
料理旅館として有名でもあるらしいが、事前にアレルギー対応を依頼していたものが入っていたり、安いプランだったからかもしれないが味付けや全体的な彩りなど特段素晴らしいものではなかった。プランの性格上だと思うが、朝夕お食事所での食事。窓側には庭園が眺められるため雰囲気はよいが、宿泊時はスペース奥の席で特に庭園は見られず。

＜部屋＞
本館と新館があり、古い建物が好きなため本館の２階トイレなしの８畳和室に宿泊。はやり本間仕様であることと、裏の庭園を見下ろせる広縁があり２人で宿泊するには十分な広さ。トイレは部屋外の廊下にあるが部屋専用のトイレなので他の客とかさなることもなく特に支障はなかった。この部屋は特段凝った設えではないが、本館の他の大きめの部屋などは次の間など設えが非常に凝っているようで、お値段もそれなりに。

＜風呂＞
老舗旅館ではあるが、大浴場はキレイに改装されており、ゆったりと入浴することができた。

＜サービス、その他＞
価格もそれなりの老舗旅館のためある程度の期待値を持って訪問したが、女将さんの対応がドライであまりサービスに対してよかったという印象はない。お部屋係はつくが、お願いしたものが対応が遅かったりと、通常の価格で宿泊していたら頭をかしげたくなる。正直ロケーション代か？という感想。
全体的な設備は古いながらもよくメンテナンスされている。

観光を兼ねたお正月の時期に宿泊。口コミなど非常に高く料理も評判だったため2ヶ月程前に直接予約。お正月料金で通常の旅館よりもかなり奮発。５室だけのプライベート感やお正月であったことを考えると、少し価格割高感を感じたが料理は非常に満足。

＜立地＞
京都駅からも歩ける程の距離に位置し、正面は隠れた名園渉成園。客室も道路より一歩奥まったところにあるので非常に静か。

＜料理＞
やはり料理旅館であるため、朝夕とも非常に見た目も素材も味も凝った料理が素晴らしい。今回の宿泊では、食事は部屋ではなく１階の庭が見渡せる部屋でいただき、落ち着いて食事ができた。

＜部屋＞
5室しかないため予約電話を入れたときにすでに2階の4.5畳の小さい部屋しかなく到着するまで少々不安であったが、むしろその部屋で良かったと思う。大きな広縁もあり庭園も見下ろせ、また本間の4.5畳であるため狭さはほとんど感じず、むしろゆっくり出来た程。し建具も当時のままで非常に趣あり。

＜風呂＞
風呂は部屋ごとに貸し切りで入浴する。岩風呂のような設えになっており、温泉ではないものの、温泉旅館の内風呂に入っているような雰囲気。

＜サービス、設備等＞
家族経営ならではのお客全てに気にかけてくれるようなサービスでありながらも、適度に距離を取りながらのアットホームさで祖父母の家に来たような感じ。
設備はやはり築100年弱の木造旅館で建具などは木製のままであるが、メンテナンスが非常によくされており、京都の1月の寒さ等も不自由は感じない。やはり趣があり、そういうものを好む人に取っては落ち着ける空間。

山奥の秘湯に泊まりたく直前に予約。非常に安価だったため心配だったが、総じてすばらし秘湯体験になった。

＜立地＞
奥鬼怒のひなびた川俣温泉街にあり、川沿いの崖に立地している。最上階がエントランスになっており、下階へと下がって部屋に入る面白い構造。山奥のため秘湯感は満載だが、バスを利用すると本数がかなり限られており移動に困難するため車が無難。

＜部屋＞
新館と旧館があり、滞在したのは三水館の１２畳の和室。２人では十分なくらいな広さもあり、また全室渓谷に面しているので眺めは良い。新館の三雅館は比較的新しく価格も上がる模様。

＜料理＞
部屋数の割には夕食は部屋食。しかも価格に割にしっかりと料理された郷土料理でボリューム感もあり、味も美味。滞在した際は基本一気に出される感じで、追って鮎やご飯が出された。朝食は、渓谷が見渡せる食事所で一斉に頂く。

＜風呂＞
やはりこの旅館のイチオシは、川沿いの大露天風呂。川の自然風景と同化しており、正しく秘湯な雰囲気を堪能できる。また、無料で貸し切れる３種類の露天風呂もそれぞれ意匠を変わっており、川に面して大変よい。ただ、予約不要のため常に誰かが入っており、順番待ちすることになる。

＜サービス、設備等＞
つかず離れずのサービスで逆にのんびり過ごしやすい。また川の流れ以外何も聞こえないので、滞在中はのんびりできるのがよい。設備の老朽化は否めないが、価格を考えると妥当かもしれない。ここの旅館は、自然の中の露天を味わいたい人には最高。

毎年、お正月の期間に宿泊しているが、いつも素晴らしい料理、雰囲気、サービス、そして価格に感心する旅館。京都に滞在する時は定宿として利用している。

＜立地＞
地下鉄市役所前から歩いて5分ほどの距離にありアクセスはよい。風情のある裏通りに隣が高いマンションなのがいただけないが、庭園は素晴らしい。

＜部屋＞
トイレなし2階8畳和室、トイレ付き1階6畳和室に泊まった事があるが、8畳はトイレが無いが専用のトイレが入り口出てすぐありあまり気にならない。また２階からの庭園の眺めも素晴らしい。天井が非常に高いためゆっくりでき、また、床の間や建具など昔のままで古き良き日本家屋が好きな方は楽しめる。

＜料理＞
滞在した際はすべてお正月料理を堪能。料理長がこだわった献立は、見た目も味も素晴らしく一品一品タイミングを見て部屋出しされる。特に料理のコスパは素晴らしく、通常であれば懐石料理だけで宿泊代ぐらいになりそうなくらい。

＜風呂＞
風呂は全部で３カ所ほどあり、狭いがそれぞれ設えが異なる。部屋ごとに貸し切りで入る事ができる。

＜サービス、設備等＞
古きよきものを大切に受け継いでいる空間そのものが価値がある。また、お部屋係の対応もプロフェッショナルで、お客のニーズの一歩先を読んだサービスが素晴らしい。かといってラグリアリー過ぎないため、バランスが大変良く何とも居心地がよい。

GWの直前予約で宿泊。ネット上で情報があまりなく不安な面もあったが、結果的に大正解。風呂以外すべてのものがパーフェクトで、出雲大社に行く際は定宿にしたい。

＜立地＞
出雲大社から徒歩で２分程度と立地は非常によいにも関わらず、観光客が多い参道から少し外れた場所にあるため、静か。朝早くの出雲大社のお参りには最適。
＜部屋＞
昔ながらの木造旅館で全部で１０部屋程度ではあるが、それぞれ間取りが異なっている。宿泊したのは、１階の８畳の部屋だが、部屋に入ったとたん美しい庭園が縁側から見え、また部屋の設えも非常に美しい。古いながらも手入れがすみずみまで行き渡っており、古さどころが上品さを感じられる。トイレ、洗面は古い作りの共同だが、宿泊客自体が少ないため、バッティングもなく特に問題は感じない。
＜食事＞
食事は庭園が見える隣の別室で頂いた。夕食も趣向を凝らした非常に美味しいものであった。一品一品でてくるような形ではなく、時間通りにできたてもの物がすべて準備されており、最後まで美味しくいただいた。朝食も同じ部屋だったが、上品な味付けにご飯のお替わりが止まらなかった。
＜風呂＞
この旅館の難点を1つあげるなら、狭い風呂であろう。普通の多いな浴槽があり、シャワーは２つ。他の客とバッティングしてしまったこともあり、少し狭い。部屋ごとに貸し切りで入れるようにするというもの一案かと思う。窓から庭園が見えるようなデザインであったらもっとよいかも。
＜サービス＞
家族経営的な付かず離れずのサービス。小さなところで宿の気遣いが感じられる昔ながらの旅館。価格も非常に良心的で最後にはお土産もいただき、こんなに安価でよいかと思ったくらい。

GWの直前予約でwebで予約。価格の割には、サービス、食事内容など大変不満。もう宿泊はしないと思う。
＜立地＞
松江しんじ湖温泉駅の横に立地しており、また宍道湖も目の前にあり立地はよい。
＜部屋＞
３階宍道湖に面した和室であったが、面しているだけで眺めがよいのとは別。わざわざ早くチェックインした際に「眺めのよい部屋」を依頼していたのにも関わらず、割り当てられた部屋がエントランス上部に位置していたため、和室に窓から座ってみるとエントランス上部の帆立てが邪魔になり湖は見えない。部屋の変更をお願いしても、予約自体が遅かったからと断られた。この価格で事前の表記でこれが分かっていれば間違いなく泊まらなかった。「訳あり」とう表記があってもよいぐらい。
＜食事＞
和、洋、牛より選択可能で和を選択したが、特段印象に残る料理ではない。所詮ホテルの料理。会席で一品一品出てくるのはよいが、食べ終えた食器を持っていくという配慮がなく、仕方なく自分たちで重ねる始末。朝食はさらにひどく、結婚式場かと思われる会場で冷えたビュッフェ。様々な旅館に泊まり歩いているが、価格と料理の質の差が激しく、ここで料理は期待できない。
＜風呂＞
宍道湖に面した６階の風呂はよいが、湯船に浸かる肝心な湖が見えず、また展望露天風呂もベランダに石の浴槽が設置された程度。温泉だということだが、無色透明であまり感じない。循環濾過だと思われる。風呂自体が、宿泊棟とは別棟にあり移動が非常に面倒。
＜サービス＞
基本的に可もなく不可もないサービス。宿泊客が多すぎて一人一人にサービスが行き渡らない。基本団体向けのホテルであろう。また、お風呂用のビニール袋も他の客は持っていたようだが、私たちの部屋には設置されておらず、他の客のを見て始めて気付く程。もう泊まることはないと思う。