panda1600さんのクチコミ全31件

中国からの使者をもてなしたという琉球王家の別邸を復元した庭園。
結構広いわりに、すみずみまで手入れが行き届いていて、きれいです。
ただ、どうしても復元と聴いている先入観からかもしれませんが、小綺麗過ぎるのがｱﾀﾞとなって歴史的な重みがあまり感じらません。
名園と呼ばれるような類のものに興味がない方や、沖縄旅行が初めての方は正直後回しにしてもいい世界遺産のような気がします。　
日程に余裕のあるﾘﾋﾟｰﾀｰが、天気のいい日にのんびりするのにはいい所です。　
入園料300円。　ﾄｲﾚは外（駐車場に設置）で済ませてください。

初めての人はいきなり先に進まずに、最初に入口にある「緑の館ｾｰﾌｧ」で展示物や映像を見てから行くと、予備知識もついていいと思います。
近年、入場も有料（￥200）になり、世界遺産に指定されてからは観光客の数も増えたため、昔のような静かで厳粛な空気はあまり無くなってしまいました。
不謹慎なことを言うようですが、正直、あんまり信仰心のない自分のような者にとっては、何のﾊﾟﾜｰも感じない、何てことのない遺跡となってしまった感じです。
観光客はその場所の空気よりも、行ったという証拠写真を撮るのが目的ですから、みんなここの三庫裏で写真を撮りたがり、ひどいときは順番待ち。
なのでじっくりそのﾊﾟﾜｰに触れたい方は、朝一番（09:00）か夕方の閉園（17:30）間際に行かないとだめです。
本来こういう場所では違った鑑賞の仕方があるはずなんですけどね。
足元はｽﾆｰｶｰがお奨め。　駐車場・ﾄｲﾚ完備。

雪の降らない沖縄に、名水百選に選ばれる湧き水があるのは意外と思われるかもしれないけれど、南城市にある日本最南端の名水がここ。
国道から案内表示があるので、普通にたどり着くことはできると思います。
入口の脇に普通車が2台ほど寄せられるｽﾍﾟｰｽがあるので、そこにｸﾙﾏを停めます。
樋川（ﾋｰｼﾞｬｰ）までは石畳の坂道を100mほど降りていきます。
日陰なので、地面が濡れているような時には特に滑りますので、歩きやすい靴を履いていったほうがいいです。
今も現役の樋川は、掃除もきちんと行き届いていてきれい。
その豊富に流れ落ちた水が、下流にあるｸﾚｿﾝ畑を潤し、なかなかいい感じの光景が広がってます。
周りには島ﾊﾞﾅﾅが自生していたり、天然記念物のｲﾎﾞｲﾓﾘがいたり、沖縄ののんびりしたひとときを過ごせます。

昔は干潮時に歩いて島に渡ったという浅瀬に土手を築いて造られた全長4.7kmの道路が海中道路。
橋じゃなく両側がそのまま海なので、開放感あふれる海中ﾄﾞﾗｲﾌﾞが楽しめると思います。
ただし、勝連半島から海中道路を渡った先には伊計島をはじめとした小さな島があるだけですので、そちらに用事が無い場合はこの道路だけがﾄﾞﾗｲﾌﾞの目的となってしまいます。
正直言うとそれだけの魅力があるか、というと少々疑問。
その先の島の観光に行く際の、見晴らしのいい走りやすい道と考えたほうがいいです。
道路の中央にはﾋﾞｰﾁ、無料駐車場もあります。
夕暮れ時はなかなかきれいですよ。
海がもうちょっときれいだと満点なんだけどな。

沖縄に住んでいる方が休日などに行くには楽しく便利な施設だと思いますが、観光客が限られた滞在中の時間を使って訪れるところではないと言い切っちゃってもいいと思います。
簡単にいえば、日本中どこにでもある郊外型の大型ｼｮｯﾋﾟﾝｸﾞﾓｰﾙです。
基地の目の前なので、掘り出し物を期待させるけれど、これまたここにいかなきゃ買えないようなものがあるわけでもなし、いたって普通のｼｮｯﾌﾟのｵﾝﾊﾟﾚｰﾄﾞです。
残念ながらｱﾒﾘｶを意識しすぎたが故に、残念な結果になっちゃってるとしか思えません。
もちろんそれでもいいという方は話のﾈﾀにどうぞ。

恩納村から名護市にちょっと入ったところにある美しいﾋﾞｰﾁ。
ﾎﾃﾙが管理するﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄﾋﾞｰﾁはとかく閉鎖的なところが多いけれど、ここはその中でも開放的であり、料金も入口にきちんと表示されていて安心して利用することができます。
ｽﾀｯﾌが毎朝きれいに掃除をしているので、ﾋﾞｰﾁは明るく清潔感があります。
すぐ目の前に陸続きの小島？があり、波は穏やかで水質も良く、ｼｬﾜｰ、ﾌﾟｰﾙ、大浴場なども完備。
また、ｼｭﾉｰｹﾘﾝｸﾞやｸﾞﾗｽﾎﾞｰﾄなどのﾏﾘﾝ･ｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨも充実してます。
入口には沖縄そばの食堂（ﾋﾞｰﾁと比べるとここの営業時間が短いのが難）やLAWSON（なぜか泡盛が充実している）もあり、何より気軽で利用しやすい雰囲気がこのﾋﾞｰﾁの最大の売りなんじゃないかなと思います。

悲しい歴史が刻まれた沖縄戦跡国定公園の喜屋武岬園地に設置された平和を祈るﾓﾆｭﾒﾝﾄ。
本来、自然景勝地にこういう人工物を建造するのはあんまり好ましく思わないのだけど、沖縄の場合は戦争の傷跡があちこちに残されているので、慰霊のためには仕方ないなと理解するようにしています。
ﾃﾞｻﾞｲﾝは比較的良く出来ています。
そこに刻まれた文字をじっくり理解しようとすると、何だか涙がでてきます。

国道331号線の斎場御嶽のすぐ近くにある岬。
曲がった角にある広い駐車場は体験滞在交流ｾﾝﾀｰのものなので、無視してまっすぐ進むと
正面に知念体育館が現れ、ｸﾙﾏはここに停められます。
その体育館の裏手にある芝生に包まれた丸い展望公園が知念岬公園です。　
階段を降り、橋を渡るとそこからはｸﾞﾙｯと300°くらいに渡って広がる水平線を眺めることができ、沖には人気の無人島ｺﾏｶ島も見えます。
地元の人たちの愛犬の散歩ｽﾎﾟｯﾄでもあります。
わざわざ行くほどではないｽﾎﾟｯﾄかも知れませんが、近く（たとえば斎場御嶽）まで行くことがあったら、ぜひ立ち寄って和んでください。
沖縄には夕陽ｽﾎﾟｯﾄとして人気の岬が数多いけど、ここは朝日がきれい。
特に初日の出の御来光ｽﾎﾟｯﾄとして人気です。

たとえば沖縄本島最北端の辺戸岬に行ったという方なら、最南端の喜屋武岬ははずせません。
最北端の辺戸岬のような最果て感はまったくないごく普通の農道の先にこの岬は突然現れます。
正確には別の突端の方が南に位置しているように感じるけれど、気にしないこと(笑)
ここもｶｰﾅﾋﾞはあんまりｱﾃにならないかもしれません。
灯台と碑とﾄｲﾚがあるだけの岬の駐車場は、普通車が数台停まれる程度のｽﾍﾟｰｽがあるだけ。
戦争中は沖合いに並ぶｱﾒﾘｶ艦隊の姿が、ここからずらっと見えたといいます。
その時の島民の絶望感は、平和世代の自分でも容易に想像できます。
そんな悲惨な歴史を知ってしまうと、最南端だと浮かれてばかりもいられませんが、展望台の右側の奥へ回っていくと、直下に断崖絶壁の迫力を味わえるﾎﾟｲﾝﾄがあります。　
そこには安全柵はないので転落とﾊﾌﾞに注意。

米軍が建設した海中道路で沖縄本島とつながっている陸続きの小さな島。
那覇空港のすぐ南に位置し、道路と着陸誘導灯が交差しているため、冬場はすぐ上空を大型旅客機や自衛隊機が滑走路へｱﾌﾟﾛｰﾁする姿を見ることができます。
結構迫力あるﾀｯﾁﾀﾞｳﾝの後ろ姿の撮影が可能。
時間帯としては夕方の日没の空港に灯りがともる頃がお奨め。
島内にはﾊﾟｰﾗｰや物産ｾﾝﾀｰの他にﾋﾞｰﾁもあります。
たまにはこういうところでのんびり過ごすのもいいんじゃないかと思いますよ。

沖縄の周遊ﾂｱｰにはだいたい組み込まれる人気の観光ｽﾎﾟｯﾄなので、できれば朝早い時間帯に訪れることをお奨めします。
朝8時頃までに訪れれば、誰もいない遊歩道から心ゆくまで見学することが出来るでしょう。
団体に混じって見学するのとは大違いなので、どうせ行くならがんばって早起きすること。
すぐ手前に無料の広い駐車場がありますが、その駐車場を囲むように並ぶ土産物店もこの時間ならまだ開いていないので、静かに観光ができます。
また、夕陽が沈む時間帯もお奨め。　自然の美しさに圧倒されること間違いなし。
いつ見ても本当に象さんと呼ぶのがぴったりな姿ですが、展望台からの距離感は絶妙で、ｽｹｰﾙ感があり、吸い込まれそうなほどの迫力があります。
入場は自由ですので無料。
駐車場にはﾄｲﾚも完備。

観光客の立場から言うと船に乗ることなくこのｴﾒﾗﾙﾄﾞの海を間近に体感できる絶好のｽﾎﾟｯﾄであることは間違いないんだけど、このきれいな海に人工の建造物を建てたのは、はっきり言って自然破壊、景観の破壊だけに心境は複雑です。
あまりの美しさに橋の上に駐車する車両がいますが、ここは片側１車線道路で迷惑なので橋の両端にある無料駐車場にｸﾙﾏを停めてから、徒歩で渡ってみては。
天気さえよければｴﾒﾗﾙﾄﾞｸﾞﾘｰﾝの別世界が堪能できるので、一度は行ってみる価値あり。
ただちょっと残念なのは歩道上にｺﾞﾐが目立つこと。
橋が出来たことによって海が汚れてしまうようなことだけは絶対に避けたい。
また、住民以外の橋の通行や駐車場利用が有料になったり規制がかかったりするようなことも避けたい。
とにかくﾓﾗﾙを持ち、ﾏﾅｰを守ろう。　

ﾎﾃﾙのﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾄﾋﾞｰﾁなので管理が行き届き、白い砂のﾋﾞｰﾁはとても綺麗です。
砂質もいい三日月型の天然ﾋﾞｰﾁは、外と隔絶された形状になっているので、基本的には静かな時を過ごすことができます。
ただ、団体ﾂｱｰ客（特に修学旅行）がここのﾎﾃﾙを利用することが多いので、そんな時に当たったら静かなﾊﾞｶﾝｽは諦めるしかありません。
彼らには公衆のﾏﾅｰなどそっちのけで騒ぐので即座に退散です。
監視員もいて、ﾊﾟﾗｿﾙ、ﾃﾞｯｷﾁｪｱ、ﾌﾛｰﾄﾏｯﾄなどｸﾞｯｽﾞのﾚﾝﾀﾙをはじめ、ﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞ、ｼﾞｪｯﾄｽｷｰ、ﾊﾟﾗｾｲﾘﾝｸﾞなどのｱｸﾃｨﾋﾞﾃｨも充実しています。
見てると人気があるのはﾊﾞﾅﾅﾎﾞｰﾄみたいです。
ちなみにﾎﾃﾙ自体は非常に古く、好き嫌いが分かれるかもしれないけれど、当時のﾊﾜｲのﾎﾃﾙを参考にしたという低層の建物は南国ﾑｰﾄﾞがあり、なかなか気に入ってます。

このﾋﾞｰﾁ、ここに登録されていたから書きますが、少なくともここ数年開いているところを自分は見たことがないです。
最初のうちはｼｰｽﾞﾝｵﾌだからかと思っていたんだけど、海開き後はおろか夏になっても門が閉ざされ、訪れる人を拒み続けています。
事情は知りません。
総合評価を入れないと投稿できないので★ひとつにしますけど、評価のしようがないというのが正直なところです。

世界遺産に登録されたｸﾞｽｸ群の中では唯一当時のままの姿を残していると聞いているので、感慨深いものがあります。
他のｸﾞｽｸにはない井戸などもあり、どことなく神秘的。
個人で自由に見て回る場合は、一筆書きに歩くのが難しい構造になっているので、遠回りをしたりすることを覚悟の上で見学してください。
さっさと回っても、30分以上は必要だと思います。
時間に余裕があるときはﾎﾞﾗﾝﾃｨｱｶﾞｲﾄﾞの方をお願いするといいと思います。
最近、入場料が\300から\400に値上がりしましたが、現在は修復だか学術研究だかで一部見学できないところがあります。

この岬の魅力は打ち付ける激しい波によって削られた２km続く断崖の姿。
想像を絶するほどの台風による荒波のﾊﾟﾜｰを思い知らされるような大きな岩が、そこここに転がっています。
一般的な観光客は遊歩道を散策したり、先端に立つ白い灯台に登ったりして時を過ごすようですが、地元の方たちにとってここは磯釣りのﾒｯｶ。　
また、周辺には上級者向けのｽｷｭｰﾊﾞﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞのﾎﾟｲﾝﾄもあります。
脅かすようですが、実際に未熟なﾀﾞｲﾊﾞｰの事故を見たことがあります。
ところで、偶然が重なっているだけなのかもしれないんだけれど、夜間施錠されている灯台が時間通りに開門したところを、自分は見たことがありません。
この灯台は寄付金という名目で有料ですが、登ることができます。
高さ27.6mの灯台の展望ｽﾍﾟｰｽからは遠くに慶良間諸島が見渡せるそうですが、そういう事情で未体験。
また、夕陽も綺麗だと聞きます。
岬は自由入場なので駐車場ともに無料。
あんまり綺麗ではないけどﾄｲﾚもあり。
隣接する残波岬公園には、約８mの高さのある世界一のｼｰｻｰがあり、これは必見です。

世界遺産登録されたｸﾞｽｸの中では小規模な方とされてはいるけれど、段差の異なる4つの郭で構成されていて、最上郭まで上がるとそこから見渡せる360度の眺望はなかなか圧巻。
城壁もごつい感じで、規模の小ささはあまり感じないと思います。
だいたい30分もあれば見学できますが、高台にあるので他のｸﾞｽｸに比べるとやや登りがきつい。
ちょっと気になっているのは城壁の復元（新築）工事。
外側を囲むように？真新しい石で城壁を新たに重機で組んでいるんですが、色の具合に風合いが全くないので、見た目もﾁｸﾞﾊｸﾞ。
それがたとえ忠実な復元だとしてもちょっとお粗末な感じがします。
城跡の向かいに資料館と広い駐車場がありますが、城跡入場とも現在は無料です。
工事が完成したら有料になるんじゃないかとちょっと勘ぐっています(笑)が、そうならないことを願っています。

世界遺産に登録された「琉球王国のｸﾞｽｸ及び関連遺産群」の中では、個人的にはここが一番のお気に入り。　
穴場とみえて今帰仁城跡などと比べると空いており、しかもあたりはとても静か。
沖縄最古と言われるｱｰﾁ型の石造門や、均整の取れた城壁の曲線は、いつまでながめていても飽きません。　
城壁の向こうには東ｼﾅ海が見渡せ、なかなか爽快です。
それほど広くは無いので、簡単に見るならば20分もあれば充分ですが、それだけで帰ってしまうには勿体無い。じっくり見てください。　
自由に見学できるので、入場は無料というのもいいところです。もちろん駐車場も無料。
ただし併設の民族資料館は有料（09:00～16:30　大人￥200）。　
資料館の前には厨子甕(ｼﾞｰｼｶﾞｰﾐ）と呼ばれる洗骨した遺骨を納める甕がずらりと並んでいて、ちょっとだけ不気味。

ﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞやﾌｨｯｼﾝｸﾞの人気ｽﾎﾟｯﾄなのでｵﾝｼｰｽﾞﾝは銀座・原宿状態です。
ﾌｧﾝﾀﾞｲﾊﾞｰは得意げな雰囲気を漂わせるので（自分はあれが厭で、ﾀﾝｸの本数がなかなか増えない）ﾀﾞｲﾊﾞｰじゃない人は圧倒されてしまうかもしれません。
岬にはﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞ一色のｼｮｯﾌﾟや食堂もあり、岩の上から眼下の海を眺めると、そこにはﾀﾞｲﾊﾞｰ、ﾀﾞｲﾊﾞｰ､ﾀﾞｲﾊﾞｰ・・・。
なので決して静かに海を眺めるようなところではありませんが、いい岬だなとは思います。
また駐車場は有料ですが、こういうところにしては珍しく時間制のｺｲﾝﾊﾟｰｷﾝｸﾞなので、なんとなく好感がもてます(笑)
たしか１時間につき\100です。
超人気ｽﾎﾟｯﾄ“青の洞窟”がある限り、この状態は変わりませんね。
近くでｳﾐｶﾞﾒを見たことがあります。
ただ入り組んだ岩場のため、一旦海が荒れると結構危険なﾀﾞｲﾋﾞﾝｸﾞﾎﾟｲﾝﾄでもあるので、特に初心者は油断しないように。

本部半島から橋でつながっているので気軽にｱｸｾｽできる島として有名。
沖には水納島、伊江島の姿も見えます。
ちょっと前まではﾘｿﾞｰﾄ開発が頓挫していたりしていて、開発じゃなくて破壊じゃないか、なんて言われていた島でしたが、近年そんなｲﾒｰｼﾞも払拭されつつある感じがあります。
天気のいい日にまず最初に驚くのは、島に続く瀬底大橋からの眺め。
その海の碧さは、本当にすばらしい。
しかし何と言っても一番人気は西側にある瀬底ﾋﾞｰﾁ。
真っ白な砂浜が１km以上続く浅瀬のﾋﾞｰﾁで、日没時の美しさはこれまた最高。
ｼｰｽﾞﾝ中は観光客も多く、駐車場も一杯になります。
ただ駐車料金が\1000と、他所と比べると高いのは利用者には不評のようです。