Ohooo! Lordさんのクチコミ全9件

12月中旬に訪れましたが気候に恵まれ、ポカポカ天気でした。眼下には紺碧の海があり、広～いベランダに出て深呼吸すれば、バカンス気分が満喫できます。思っていたより部屋は広く、バスルームも綺麗でした。湯水の出方は日本のようにはゆきませんが、旧東欧諸国としては西側に近い利便性を持ち備えています。ただ、旧市街から少し離れているので車などの足がないと少し不便です。

ホテルの目の前には公園通り、近くにスーパーもあり、裏通りに行けばお土産屋さんやレストランがたくさんあります。（といってもルーマニアではたくさんという意です。）外観もホテルの中も古いですが歴史が感じられ、特に窓から見える目の前の建物や小高い山に立っている建物が綺麗です。時差ボケで深夜に窓越しから通りを見ると街路樹が幻想的で時に車が通り過ぎるゆっくりとした時間を感じられるホテルです。

座亡庵への道のりは極狭い道路を入り、エンジンをローにして呻りながら急斜面を上がったところにあります。まわりには家一軒もなく、人里離れた感じが隠れ宿を演出しています。お風呂からは甲府盆地の夜景が見れとても綺麗でした。夕食は豆腐の懐石でしたが、量が少し物足りない感じがしました。

宿に着いた時にお着物を着た方々に迎えられ、若い接客係の方がとても丁寧に館内や部屋について説明をされ、接遇が行き届いていると感じました。ただ、少し型苦しい感じもしないでもありません。食事は食事処でいただきました。一品一品を丁寧に説明されますが、器は軽い食器で、やや大量生産（？）の気がしました。

露店風呂は新緑が深く、何処までも引き込まれそうな幻想的な庭です。湯船に落ち葉が落ちてもとても清潔感のある大好きな露店風呂です。内風呂はまぁまぁなので一番奥の露店がお気に入りです。食事はどれも美味しく、特に〇〇天皇も召し上がった芋の煮ころがしが美味です。食事、お部屋、静かさ、どれをとっても、なにもすることがなくても、気が休まるお宿です。

クラッシクホテルらしく天井が高く、赤い絨毯とシックな木彫がとても綺麗です。ロビーを入った横にある応接室？では窓から差し込む庭の緑と光がとても綺麗です。客室は広くはありませんが、十分に落ち着けます。電動自転車の貸し出し（有料）にてここから平城京、郡山、春日大社、二月堂、奈良町もぐ～ると観光できました。

２回目の宿泊です。３室しかなく、今日のお泊りは２組でした。なんといってもお料理が丁寧に造られており、器も斬新な京焼もあり味と見た目でも楽しませていただきました。お風呂はまぁまぁですが、宿泊が一番です。

ミニバーフリーのプランで冷蔵庫の中のビール、冷酒、烏竜茶、ポカリスエットをいただきました。到着後すぐに一杯、露天風呂のあとで一杯、寝る前に一杯、夜中に喉が渇いて一杯、気兼ねなく飲み物をいただくはじめての経験でした。夕食時も仲居さんが親切に応対していただき、食事もたいへん美味しかったです。

外観、ロビー、渡り廊下、内廊下、中庭、食堂の何処をとっても心地良い風情があり、大正時代の木の暖かい香りがしました。チェックイン、夕食などでは若い従業員の方が懸命に接客に徹してられたのも印象的でした。但し、朝食時に60~70」代女性の着物姿の御方に細君がお茶をお願いしたところ、かなり時間が過ぎた頃に茶瓶を持って現れ、拙席に来られると思いきや…、先ずは隣席にお茶を奨められ、その後も他の席を一席一席ゆっくりと全て廻った後、またも拙席には素通りしようとされ、小生が慌てて女性を呼び戻したところ、お茶を注がれたが、「お待たせしました」の一言もなく、わざとらしく「お茶はいかがですかぁ？」と細君に尋ね、最後の出涸らしを注がれた。折角の温泉湯治旅行が台無しになり、細君は（急に無口になり悲しい思いで）出涸らし茶は一滴も飲みませんでした。東京へ帰宅する際のドライブ中も嫌な気持ちが残ってしまいました。