至福の温泉さんのクチコミ全6件

なかなか予約の取れない三水館さんですが、急なキャンセルがあった様で予約が叶い宿泊させて頂く事ができました。
場所は長野県上田からほど近いところで、のんびりした道を進むと鹿教湯温泉に到着です。鹿教湯温泉は昔ながらの温泉地で、みなさんのんびりされています。
三水館さんは以前は温泉街にあったそうですが、今は温泉街から少し離れた処に移転されています。
古民家を移築した建物は周りの風景にしっくり溶け込んでおり、良い雰囲気です。
建物に入るとすぐに皆がくつろぐためのリビングがあり、お水が置いてあります。
又、DVDの数は多く、聞きたい音楽を選ぶ事が出来ます。
お部屋は今回は和洋室でしたが、和室と洋室が離れているので寝室は静かですし、ベッドがとても寝やすく、夜はゆっくり休む事が出来ましたが、カメ虫が網戸の隙間からお部屋の中に侵入してきており、１０匹弱はティッシュに包んで退治しました。秋の山は仕方ないのかもしれませんが、虫が苦手なので必死の思いでした。
お食事は野菜をたくさんいただく事が出来、大変満足いたしました
ただ、お肉類は殆ど出てきませんので、食べ盛りの方は少し物足りないかもしれません。
温泉は大きくはないですが、大変清潔なお風呂で気持ちが良いです。
全体を通して十分にくつろぐ事ができましたので、機会を見つけて再訪させて頂きたいと思っております。

以前から気になっていた石葉に行ってきました。
ミシュランの星を獲得し最近良い評判を聞くことが多くなったので、期待しながらの訪問です。
お部屋は十国という内湯付きの和室です。
湯河原の駅から車で10分ほどの高台にあり、石葉と書いた大きな白い暖簾が印象的です。
車の到着と共に旅館の方が素早く出てきてくれました。
初めから好印象です。
石葉の温泉はさらっとしていますが、かけ流しでとても気持ちの良い泉質です。
大浴場も内湯も同じ温泉で、どちらもしみじみと温泉を堪能出来ます。大浴場には美味しい冷たいお茶が置いてあり、至福の時が送れます。
石葉は趣のある落ち着いた建物で、どこも綺麗に整えられており、落ち着きます。
お料理は、朝も夜もとても美味しいです。
料理長さんは伊豆高原のお宿うち山にいらした方で、まだお若いですがどのお料理も丁寧に作られており、至福のお味です。
とても美味しかったので、自家製の桜えびの甘煮と、いわしの生姜煮をお土産に購入しました。
どちらも大変美味でしたので瞬く間に無くなり、追加で注文してしまった程です。
石葉に魅せられ、６月に再訪しました。
その際、自分の客室でアロママッサージを受けました。 技術力もあり、香りに癒され、大変満足しました。
まだ二回の訪問ですが、美味しいお食事と、暖かいもてなしに感銘を受け、次は秋に再訪を予定しています。

雑誌「自由人」が、廃業した秘湯の宿をリニューアルし、開業したホテルです。
玄関からとても素敵な造りになっており、目を奪われます。
ホテルの中はどこも清潔で、スリッパ要らずで移動できます。
お風呂は循環されているものの、湯ノ花が浮いて化粧水の様に肌にまとわりつくタイプの温泉です。
露天風呂からの眺めも良く、森の木々も見渡す事が出来、大変癒されました。
お料理は野菜中心のコースになっており、大変美味しく調理され、野菜の真価を感じる事が出来ます。
魚沼の中でも最も美味しいお米がとれると評判の南魚沼郡にあるホテルですので、炊き立てのお米はピカピカに光っており、見事に立っています。
朝は玄米と白米が選べたので玄米にしましたが、従来の玄米とは違う大変美味しいものでした。
このホテルで１週間ほど滞在すれば、体の底から健康になっていく気がします。
ホテルの方々も若い方が多く、やる気に溢れ、見ていて気持ちの良い接客をなさっていました。
ホテル内にはラウンジがあり、日中はドリンク・スナックがフリーでいただける様になっています。夕方からはバータイムとなり、日本酒やウイスキーまで無料で頂けます。
夜、ホテルの外に出れば、無数の星を見る事が出来、また近くの田んぼには沢山のホタルが飛んでいます。
まさしく里山。懐かしい日本の風景です。
また近いうちに里山を訪問したいと思います。

３年程前、評判を聞いて伺ってみたいと思っていたお宿ですが、いつも満員で宿泊が叶わず、そんなときに東北の大震災が発生致しました。
震災から半年ほど経った時に、櫻湯さんのHPを拝見し、震災の被災者の方々に無料で旅館を解放されている事を知りました。
又、被災者の方々が自立をされ、自らお宿を出発される日まで一般営業は致しませんとのコメントに驚き、一般営業を開始されたらぜひお伺いしようと考えておりました。
避難所として旅館を解放されていたのは約１年ほどとの事ですが、１年もの間営業をなさらず被災者の方々を力強くサポートされるとは、心底頭の下がる思いでおりました。
今回宿泊させて頂き、お宿の方々の心意気・思いやりを端々に感じる事が出来、とても満たされた気持ちになりました。
お部屋は足の悪い母の為でしょうか、大浴場に一番近い一人静というお部屋にして下さいました。
とても広く素敵なお部屋で、寝室にはすでにローベッドに布団が敷かれており、いつでも横になる事が出来ます。リビングもあり、座り心地の良い椅子がおいてありました。
奥の通路を行くと４人位は一度に入れそうな露天風呂があり、このお風呂がとても気持ちよく、翌日１２時のチェックアウトまで、何度もお風呂に入りました。
普段は入浴を面倒に思う母も、私に負けないほど何度も入浴しておりましたので、余程気に入ったのだと思います。大浴場もとても清潔で、他の人に会う事もなく、ゆっくりと入浴を楽しめました。大浴場の外には、無料のマッサージチェアと、冷たいお水・リンゴリュースが置いてありました。
お部屋には浴衣が一人３枚ずつ置いてありましたが、上下に分かれた部屋着も用意されていて、その着心地がよかったので、滞在中はずっと部屋着で過ごしました。
お料理は季節感に溢れ、見た目にも綺麗でとても美味しくいただきました。
朝ご飯も盛りだくさんで大変満足いたしました。
帰りには小さいおにぎりをお土産にいただき、帰路につきました。
また季節を変えて、こちらに伺いたいと思います。
１泊と短かい滞在でしたが、素敵なひと時をありがとうございました。

きたの風茶寮は以前、元湯場沙羅邸という旅館があったところにオープンした旅館ですが、大変居心地の良い素敵な旅館として甦っていました。
お部屋は広々としており、とても快適です。
お部屋の露天風呂は温度も適温で、余りの気持ちよさにチェックアウトまで何度も入りました。
白濁しているのは、仙石原周辺の特徴ですね。
白濁していても硫黄の臭いはさほど強くなく、間違いなく至福の温泉です。
お料理は、箱根吟遊さんにいらした料理長さんが丁寧に作られた渾身の内容で、北海道の味覚が堪能出来ます。
選べるメインは牛肉を選びました。
見た目にも綺麗で、大変美味しく頂きました。ご馳走様でした。
売店では北海道の銘菓が並んでおり、入手困難だったじゃがポックルが購入出来ました。
夜には指圧をお願いしましたところ、北海道からマッサージ師さんもいらしているそうで、大変お上手な方でした。
疲れがたまってきたころにまた再訪したいと思っています。

東北の震災以降、福島への観光客が大幅に減少してしまったと伺っており、復興の一助になればと思い福島を訪れました。
こちらの「辰巳屋山荘里の湯」という旅館は、２０年ほど前に宿泊した事があり、その時の印象が大変良かったので今も昔同様の良い宿なのか期待に少しの不安を感じながらの訪問でした。
実際訪問してみて、２０年前の記憶とは違っている箇所も多かったですが、今も尚、誠実でとても居心地の良い宿として営業されている事に感動しました。
土湯温泉は福島県でも山形寄りに位置しますが、大変にぎわっていました。 お宿は土湯温泉の入り口近くにあり、大変落ち着いた趣のある宿です。
２０年程前、婦人画報を見てこの宿に憧れ訪れたのでしたが、この宿を有名にしたのは、森の中にある貸切出来る露天風呂でした。
その露天風呂は今も至福の温泉のまま、古くもなっておらず、近くを流れる渓流も昔のままです。
森の中で水が激しく流れる音を聞きつつ、誰にも遠慮する事なく温泉を堪能出来、至福の時を過ごしました。
併設されている森林浴の出来る大きな露天風呂も野趣満点ながらも清潔で、いつまででも入っていたくなるものです。
私の様な年齢になると、お肉やお魚で栄養を摂るよりも、こういった森林浴で英気を養しなう方が体に良いと聞いた事がありましたので、ついつい長湯をしてしまいましたが、とてもリフレッシュすることが出来ました。
貸切出来る温泉は全部で3か所。
１番目は上述の森の中の露天風呂(実際は川沿いに１つ、少し離れて木々に囲まれた浴槽が１つ、計２つの浴槽があります)、2番目は、内湯に半露天風呂が併設されたお風呂。とても綺麗です。3番目は比較的大きな木の浴槽の内湯の３か所です。 お風呂はチェックインの時に希望をお伝えし、予約が出来ますので、出来るだけ早めにチェックインされる事をお勧めします。
ただ唯一残念なのは森の中の温泉だけは長い階段を下りなくてはならないため、足のお悪いかたには難しいと思います。
お食事は季節感に富んだもので、丁寧に一品ずつ作られており大変美味しかったです。
中でもメインとなる和牛ステーキはその日は新潟産の黒毛和牛のお肉でしたが、こちらのお宿のスペシャリテとなっているそうです。 お肉自体の味が非常に上質で、いつまでも噛んでいたくなる美味しいお肉でした。
旅館の方々は皆さん大変親切で感じが良く、居心地も満点でしたので、次は10月下旬頃、秋の紅葉を愛でに伺いたいと思っています。