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Iguchi Yutakaさんのトラベラーページ

Iguchi Yutakaさんのクチコミ全4件

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  • 辰野町松尾峡,かつては蛍の名所,現在,移入外来ゲンジボタル養殖地

    投稿日 2013年09月12日

    辰野ほたる童謡公園 辰野・箕輪・高遠

    総合評価:1.0

    松尾峡がホタル生息地として,1960年に長野県天然記念物に指定された当時は,文字通り,そこは昔から住んでいた天然のゲンジボタル生息地であった。

    しかしそれ以後,観光用ホタルを増やすため,県外から外来ゲンジボタルを大量に移入し,放流増殖した。その結果,松尾峡に本来いた在来ゲンジボタルが絶滅してしまい,現在の松尾峡は,遺伝的特長も,発光周期も異なる外来ゲンジボタル集団の一大養殖地となっている。

    しかし,観光事業優先のため,現在もなお,周辺に残る在来ゲンジボタルへの影響も考慮せず,ホタル移入の歴史やその悪影響を観光客には伏せたまま「ほたる祭り」を継続している。

    観光客も,この点は念頭において,ホタル鑑賞に臨んでほしい。

    参照
    長野県辰野のホタル再考:観光用の移入蛍で絶滅した地元蛍 松尾峡ほたる祭りの背景にあるもの
    https://sites.google.com/site/tatsunohotaru/matsuo-kyo

    辰野の移入(外来)ホタル 生物多様性の喪失へ
    https://sites.google.com/site/laboratoryofbiology/tatsuno

    旅行時期
    2013年09月
    利用した際の同行者
    一人旅

  • 特異なゲンジボタル生息地,志賀高原・石の湯

    投稿日 2013年09月13日

    石の湯ロッジ 湯田中渋温泉郷・志賀高原

    総合評価:5.0

    石の湯は,日本一高いゲンジボタル生息地(標高約1600m)であり,成虫の発生期間も日本一長い(5月から10月)という特徴がある。このような理由から,石の湯は,2008年以来,特異なゲンジボタル生息地として,国の自然天然記念物に指定されている。また,それ以前にも長野県の天然記念物に指定されていた。

    長野県内で,ゲンジボタル生息地として天然記念物に指定されているのは,石の湯と辰野町松尾峡である。しかしながら松尾峡の場合は,天然記念物指定後,町が観光用にホタルを増やすため,県外から外来ゲンジボタルを移入し,結果的に,天然記念物指定当時のゲンジボタルを絶滅に追いやってしまった。

    石の湯の場合は,数こそ多いとは言えないが,地元本来のゲンジボタルが保護され続けたことは特筆すべきである。

    なお,長野県内で,同様に高地のゲンジボタル生息地として,上高地があるが,そこのゲンジボタルも外来種として,環境省が駆除を始めていいる。

    参考ページ
    特異なゲンジボタル生息地,志賀高原・石の湯:上高地ホタルとの対比
    https://sites.google.com/site/laboratoryofbiology/ishinoyu-shigakogen

    辰野の移入(外来)ホタル 生物多様性の喪失へ
    https://sites.google.com/site/laboratoryofbiology/tatsuno

    旅行時期
    2013年09月
    アクセス:
    3.0
    コストパフォーマンス:
    5.0
    客室:
    5.0
    接客対応:
    5.0
    風呂:
    5.0
    食事・ドリンク:
    5.0
    バリアフリー:
    2.0
    山小屋風だから,やむをえないか・・・

  • 日本のホタル保護活動の先駆けとなった守山市の博物館

    投稿日 2015年10月21日

    ほたるの森資料館 守山

    総合評価:5.0

    日本のホタルの保護・飼育・調査研究の先駆者であり,全国ほたる研究会初代会長を務めた南喜市郎は守山市出身である。彼の業績がこの資料館に展示されている。
    http://www.lake-biwa.net/hotarunomori/h-rekishi.html

    平成2年(1990年)の開館以来,単なるホタルの観光拠点ではなく,その飼育や生息環境の学習を通して,河川保護意識の普及向上をめざしている。 2015年10月10日に,辰野町が守山市から松尾峡へ移入した養殖ホタルの歴史を巡って,環境学習会が開かれた。
    http://laboratoryofbiology.blogspot.jp/2015/10/tatsuno-moriyama-hotaru.html

    旅行時期
    2015年10月
    利用した際の同行者
    その他
    アクセス:
    4.0
    駐車場や,そこから施設へのアクセスは,分かりづらいかも
    コストパフォーマンス:
    5.0
    無料
    人混みの少なさ:
    2.5
    運動公園内にあるので,競技があるときは,道路や駐車場は混雑する
    バリアフリー:
    2.5
    施設が古いので,入り口がやや狭い。ただし,快く手助けしてもらえる。

  • ほたるの名所だった辰野町松尾峡

    投稿日 2013年10月23日

    松尾峡 辰野・箕輪・高遠

    総合評価:1.0

    松尾峡は,明治時代から「ほたるの名所」として知られたゲンジボタル生息地であった。

    ここが1960年に長野県天然記念物に指定された当時は,文字通り,そこは昔から住んでいた天然のゲンジボタル生息地であった。

    しかしそれ以後,観光用ホタルを増やすため,県外から外来ゲンジボタルを大量に移入し,放流増殖した。その結果,松尾峡に本来いた在来ゲンジボタルが絶滅してしまい,現在の松尾峡は,遺伝的特長も,発光周期も異なる外来ゲンジボタル集団の一大養殖地となっている。

    ホタル養殖自体の問題ではなく,そこに外来種が養殖されているということが問題となっている。

    旅行時期
    2013年03月
    利用した際の同行者
    一人旅
    景観:
    1.0
    外来種のホタル養殖地である点が問題

Iguchi Yutakaさん

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Iguchi Yutakaさんにとって旅行とは

ホタル,カブトムシ,クワガタムシなどの甲虫類を研究しています。調査や学会で出かけることが多く,最近は雑用も忙しく,観光旅行で出かけることは,ほとんどなくなってしまいました。しかし,調査によって,通常の観光旅行で見えない部分,見られない部分,隠された部分なども見えるようになり,興味も深まると同時に,複雑な気持ちになることもあります。辰野町松尾峡の外来種(移入種)ホタル問題を知ったときが,その典型です。

長野県岡谷市・生物科学研究所
井口豊
https://sites.google.com/site/laboratoryofbiology/

辰野町の外来ホタル問題は,以下のWeb pageも参照:

辰野の移入(外来)ホタル 生物多様性の喪失へ
https://sites.google.com/site/laboratoryofbiology/tatsuno

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