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闇両替は危険なのか?/ウズベキスタン  → 危険ではないけれど、違法行為なのは確かです。 ご利用は安全性をよく考えた場所で! - タシケントのクチコミ

ウェンディさん 写真

ウェンディさん
女性 / タシケントのクチコミ : 18件
旅行時期 : 2017/05(約7年前)

闇両替屋さんは市場に多く出没。相手の言い値ではなく交渉必須

闇両替屋さんは市場に多く出没。相手の言い値ではなく交渉必須

ウズベキスタンを旅する時にどうしても避けて通れないのが、外貨両替。
ウズベキスタンではATMは殆ど普及していなく、基本は米ドルまたはユーロの現金を持参し、現地でウズベキスタンの通貨スムへと両替をしなければならない。
このウズベキスタンの通貨スムだが、スムの価値は日によって乱高下が激しく、更にその両替レートには政府レートと闇レートの2種類がある。

一般的に【闇】の単語が付くと如何にも怪しそうで旅行者が手を出してはいけない雰囲気があるが、ウズベキスタンを旅する上ではこの闇両替は非常に重要で、政府レートか闇レートかで手持ちのドルの価値が変わってくる。

2017年5月初旬の旅のレートは以下。
政府レート:1USD(米ドル)=約4000UZS(ウズベキスタンスム)
闇レート1:1USD=7300UZS
闇レート2:1USD=8000UZS
闇レート3:1USD=7500UZS

上記の闇レートは実際に私が街角で持ちかけられたり、両替したレートで、政府レートと闇レートでは最大で2倍近いレート差があった。
だから、レートが少しでもよい闇レートで両替できるかどうかが現地での旅のコストに大きく響いてくる。


それでは、この闇両替だが、いったいどこで出来るのか。
結論から言えば、観光地で道を歩いていれば彼方此方から「Money Exchange?」と声がかかるので、幾ら?と英語で聞けば、闇両替でのレートを教えてくれる。
ただ注意したいのは、闇両替はウズベキスタンでは違法行為だということ。
闇両替のその現場を運悪く警官に見つかりでもしたら、掴まる可能性だってありうる。
だから、闇を使う時はその場所を慎重に選ぶ必要がある。

比較的安全な闇両替は、タシュケント空港に着いた時に現地旅行社に依頼しておく送迎車の運転手さん。
運転手さん相手なのでレートはあまり期待できないが、政府レートよりは良いのは確かで、運転手さん自身も旅行会社としての評判も有るので、お札をちょろまかしたりはしない。
私もタシュケント空港からタシュケント駅への送迎の運転手さんに100米ドルの両替をお願いして、その時のレートは1USD=7300スムだった。

そして、本来は安全面を考えるとあまりお勧めすべきではないのだろうが、市場での闇両替についても体験談として記しておく。

サマルカンドの町で手持ちのスムが不足し50米ドルを両替したいと思っていた時に、市場の売店のお兄さんから両替のオファーがあった。
お兄さんの最初の言い値は1USD=7000スム。
このレートはタシュケントでの両替レートよりも悪かったので、「そんなんじゃぁ嫌だね。8000だったらイイけどね」とちょっと強気に交渉したら、レートは71、72…と上がり、最終的にはラストプライスが1USD=7500スム。
まぁ。こんなところかな…と私もその金額で手を打った。

相手の信用度が分からない闇両替を利用する時に大事なのは、その場ですぐに交換したお札を数えることで、私も両替したお札を受け取ったその場で数えたが、枚数のごまかしも無く、逆にちょっと拍子抜けしてしまった。

今回の旅の経験から闇両替のレートが良かったのは、レートの良い順にブハラ>サマルカンド>タシュケントとなり、首都タシュケントから離れた田舎ほど米ドルの両替レートが良いように感じられた。

(写真:サマルカンドのバザール。
バザールの入口付近、バザール端の店舗が並ぶ付近に両替商が佇んでいる。
闇両替を利用する場合は、出来るだけ明るい場所で。
店舗の奥の暗がりなどに連れ込まれそうな時は交渉の中止をするほうが安全)

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