海外旅行傷害保険（盗難時）の請求 - スイスのクチコミ

恥ずかしながらスイスでの盗難事件（置き引き）の経験を紹介をいたします。

2007年3月スイスチューリッヒ空港のスイス連邦鉄道駅出札窓口付近でカートの上に乗せた手荷物用のザックを盗まれました、スイスには20回位行っている油断からちょっと目を離したすきにやられました。

頭の中は真っ白、空港警察に出向き何とか英語で状況を説明、なんせ会話集も盗まれた手荷物の中、アクシデントの英語なんかわからない･･･でもスイスの警察はとても親切でした。
盗難証明をもらい意気消沈してスイス東部のサルガンスに向かいました。
http://4travel.jp/traveler/toshijii/album/10131881/

保険会社への連絡や家族への連絡等や悔しさで一睡も出来ませんでした。

その後2007年暮れにもスイスにスキーに行きましたが、所謂『羹に懲りて膾を吹く』状態で荷物から目を離してはいけない･･･とピリピリ、とても疲れました。

私の被害はノートパソコン、一眼レフデジタルカメラ、日本円（8万円）等でしたが日本円の現金以外は保険でほぼ求償できました。
保険会社はカード付帯のものと別に加入していった会社の２社です。

保険請求金額は新品購入時点での金額合計で50万円程度になったと思います。
保険請求には何を、いつ、いくらの物を？･････購入したことを証明するオリジナルの資料が必要です。（レシート、保証書等）

まずA社に請求、保険会社から減価償却した査定金額（現在時点での価額）の連絡がありました、私の場合査定金額は34万円でした。保険金額上限は30万円でしたので、この30万円が支払われました、もう１社のB社にも同様の請求をしました、B社にはA社に請求して30万円受領した旨を伝えました。

そうするとB社からはB社の査定金額34万円マイナスA社から受領した３０万円を引いた4万円の入金がありました。
勿論現金8万円の補償はありません、それから高額なものは購入当時のレシート、保証書は保管しておいたので保険請求に役立ちました。

スイスと言えどもとくに都会は要注意です、充分ご注意ください。
ツアーで行く人には関係ないかもしれませんが、個人旅行をする人はアクシデントの英会話は必携です、重要な会話は会話集とは別に用意して行ったほうが良いと思います。

追加情報です。
ツアーの方も要注意ですよ、ツェルマットの日本語インフォメーションで聞きました。チューリッヒやジュネーブで手っ取り早くカモになる日本人を見つけるのはツアーの行列です、ひったくりが一緒に歩くそうで、ツアーの人達の隙を狙って引ったくりをするそうです、ツアーと言えども要注意ですね。