ジャコウネコの糞の中で、味わい風味が良くなった幻の希少コーヒー『コピ・ルアック』でも如何?(グランドハイアットホテル地下/JL.スディルマン/ジャカルタ)
- 4.5
- 旅行時期:2024/09(約1年前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
ジャカルタ クチコミ:35件
私は1992年から2000年まで、ジャカルタで仕事をしていた。
嘗て(私がこの地に住んでいた頃は)、この「コピ・ルアック」というのはある事はあったが、今ほど世界的なコーヒーブームでもなかったので、あくまでも国内で飲まれるだけのもの(少しゲテモノ扱いのコーヒー)であった記憶がある。
そもそも『コピ・ルアック』とは...以下、wiki…
「...インドネシアのコーヒー園で育てられたコーヒーの実を、野生のジャコウネコに餌として食べ、皮の部分以外の種(コーヒー豆にあたる部分)は消化されずびそのまま糞として排泄され、現地の農民がその中から豆を取り出し、きれいに洗浄、焙煎して飲む事から始まった…ジャコウネコの腸内酵素と調合し、独特の風味と香りが出る(らしい)…カフェイン含有量は、通常のコーヒーに比べて、およそ半分に減る…」んだとか。
今は、インドネシアの代表的なお土産の一つとして有名になったが、値段も高いし、特に一箱買って行くつもりもないので、
どこかで一杯だけ飲む事ができないか探してみた。
以前は、「パサラヤ」というブロックMにあったデパート内に大きなお土産屋が有名で、その中に小さなカフェがあり、そこで飲ませてもらえたものだが、今はそのパサラヤもすっかり落ちぶれてしまい、人が寄り付かないビルとなっている(お土産屋もサリナデパートに移動している)。
人伝に聞いたところ、プラザインドネシア(グランドハイアット)の下に、「コピ・ルアック」の専門カフェがあると聞いたので、やってきた。
そこは地下にあり、少し豪華な感じの小さなカフェであった。
コピ・ルアック自体は、113,000RP前後(約1,000円/杯)でスタバよりもよっぽど安かった。
金ピカのカップには、一袋づつのコーヒーの粉をザバッと入れてお湯を注い、3分ほど待つ。
ドロっとした粉が(トルココーヒーの様にカップの底に)残るタイプのコーヒー。
お味の方は、マイルドで酸味が全くない感じで、まあ、スタバのコーヒーより話題性と希少価値はあり、マックのコーヒーほどは飲み易くない(値段と仰々しさの上でも)感じ。
ただ折角、このコーヒーの生産地:インドネシアに来たのだから、
是非このコーヒーを一杯ここで飲んどけば、土産話として持ち帰れる…と思う。
特に私は、今回、プルマンホテルに宿泊していたので、ここへは横断歩道を渡るだけで行け、比較的楽に足を伸ばせた。
多分、この手のコピ・ルアックを飲ませてくれるカフェは、ジャカルタ中にあるのだとは思うが、探すのもややこしいので、この近辺に宿をとっている方は、このお店をお勧めする。
土産話しに是非、一杯だけでも、どーぞー!といったところ。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- アクセス:
- 5.0
- プラザインドネシア(グランドハイアット)地下
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 高いと言っても、1000円程度。
- サービス:
- 5.0
- 雰囲気:
- 4.5
- 少し高級な感じで、いつもガラガラの高貴なカフェ
- 料理・味:
- 4.0
- まあ、お土産話程度にどうぞ。
クチコミ投稿日:2024/10/04
いいね!:12票
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