瀕死の奴隷の謎
- 4.0
- 旅行時期:2010/11(約15年前)
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by 潮来メジロさん(男性)
パリ クチコミ:8件
阪急交通社主催の「フランス・イギリス7日間の旅」観光ツアーに参加してルーブル美術館を訪れました。
さすが有名美術館だけあって、館内は大勢の観光客で混雑していました。
館内では色々な作品を見ましたが、ミケランジェロ作の「瀕死の奴隷」という大理石の彫刻が気になりました。
何故かというと、「瀕死の奴隷」が何となく嬉しそうな表情で、とても瀕死の状態には思えなかったからです。
後で調べてみたら、「死は、16世紀美術において、地上の肉体の束縛から離脱し、天上の世界へ、永遠の世界へと人々を誘う甘美な眠りとされるようになった。肉体の重みから解放されようとする奴隷を表現しているらしい。」との事で納得しました。
死ぬ事によって苦しみから抜け出したいという思いは、いつの時代にもあるんだと、つくづく考えさせられました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 1.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2023/10/27
いいね!:16票
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