素晴らしい芸術品の数々とルーベンスの礼拝所がある「聖ヤコブ教会」
- 5.0
- 旅行時期:2019/12(約6年前)
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by デコさん(非公開)
アントワープ クチコミ:11件
聖ヤコブ教会は、ルーベンスハウスの北300メートルほどの所にありルーベンスハウスからなら徒歩5分くらいでしょうか。15世紀~17世紀に建てられたゴシック様式の教会で、内部はバロック様式の金・銀製の装飾で溢れ数多くの芸術品が並びます。
起源は14世紀初頭。聖ヤコブの遺骸を納めたスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ教会へ行く途中の巡礼立ち寄り所として、元々は町の城壁外に作られた簡素な小屋だったもの。教会が増築され、1476年アントワープ教区の設立につづき「教区教会」となりました。15年後の1491年、後期ゴシック様式の教会の建設が始まり、現在の教会の姿として完成したのが1656年。
18世紀のフランス革命の騒乱によりアントワープの多くの教会が損害や強奪を受けている中で、この聖ヤコブ教会は神父の政治的努力のおかげで無傷で乗り越え、17世紀~18世紀の内部の様子をそのまま現在に伝えています。
巨匠ルーベンスの絵をはじめ、ジャック・ヨルダーンス、マールテン・ド・フォス、アンブロシウス・フランケンなど、同時代にアントワープで活躍した画家の作品が飾られているのも見所です。
主祭壇裏側にはルーベンス家の礼拝堂があって、ルーベンスの祭壇画があり、ルーベンスとその家族が埋葬されています。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2021/08/27
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