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ドレスデン近郊エルベ川畔:アウグスト強王が愛妾のコーゼル伯爵夫人に贈ったピルニッツ宮殿。

  • 4.0
  • 旅行時期:2011/05(約13年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

ドレスデン クチコミ:13件

<かつての東ドイツ:ルター諸都市・Berlin・Dresdenなどを巡る旅>
期間 : 2011年05月13日(金)~05月27日(金)15日間の旅
5月22日(日);快晴、30℃近い暑さ、40km

Schloss Eckbergを10:00にゆっくりしたスタートした。
今日もドレスデン観光だが、午前中の予定を変更して、先に近くの
Schloss Pillnitzピルニッツ宮殿に行くことにした。
ホテルの門を出てB6を右手に行く。
途中でL?に入り、狭い道だが洒落た家が多い道を10km行けば、
ピルニッツ宮殿前の駐車場(Euro3)だ。

<Schloss Pillnitzピルニッツ宮殿>
コンビ入場料Euro12、 10:15~12:20
D-01326 Dresden 、Schloss Pillnitz  、
August-Boeckstiegel-Strasse 2
http://www.schloesser-dresden.de/

1721年にザクセンのアウグスト強王の夏の宮殿として建てられた。
ドレスデンからエルベ川を10km程上った、かつてのピルニッツ村の川畔に立つ、優美なバロックの宮殿である。
門を入って右手に「Bergpalais山の宮殿」、左手に「Wasserpalais水の宮殿」があり、どちらも中国風に建てられたのだと云う。そう見えぬでもないが・・・。
真中には噴水のある池とLustgarten遊園で彩られている。

アウグスト強王と愛妾コーゼル伯爵夫人が歩いただろう美しい、広大なSchlosspark庭園も宮殿横に見られる。庭園には250年の樹齢と云う日本種のKamellie椿もあるそうだ。

アウグスト強王は当時の愛人であったコーゼル伯爵夫人にピルニッツ宮殿を贈り、自らも避暑がてら、ドレスデンの宮殿からゴンドラを仕立てて、この宮殿に通ったと云う。
水の宮殿の裏手に川から上陸する階段が残っており、ここから強王は船を下り、宮殿に上がった。今もドレスデンから外輪蒸気船の便が出ているそうである。

最初にWasserpalais水の宮殿のKunstgewerbe Museum博物館に入る。
ザクセン、ポーランドの王であった強王が蒐集した家具・磁器コレクション(16~20世紀)を展示した美術工芸品館になっている。
次に入ったのはNeues Palais新宮殿の博物館で、水の宮殿を出て右にある建物。
古典主義様式のKuppelsaal丸天井広間には6本のコリント風円柱が並び優雅な感じだ。
美しい天井画のKatholische Kapelleカトリック礼拝堂にもコリント風付け柱がみえる。
広いHofkueche王宮の台所は王と王の家族だけでなく、王の廷臣たちの為にも使用された。毎日70名もの人の為に食事が用意されたそうだ。27人のコックたちが働き、20品の料理も出す事が出たと云う。

Schlosspark庭園はぬかして、Bergpalais山の宮殿のKunstgewerbe Museum博物館に行く。こちらも美術工芸品館になっているが、数は少ない。
博物館前に大きなRotbuch赤いブナの木が立っている。高さ21m、直径1.18m、樹形の広がり23mというもので、1870年以来の老樹だが青々として実に元気だ。
Schlossparkシュロス庭園にもこんな大木が多いのだろうか。
駐車場に戻ってみると、車内は36.5℃と猛烈に暑い。
来独したての頃とは様変わりだ。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
3.5
コストパフォーマンス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
4.0

クチコミ投稿日:2020/05/21

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