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ブレーメン:名物店カフェ クニッゲの店がある豚通り(ゼーゲ通り)って何なの?

  • 4.0
  • 旅行時期:2019/09(約6年前)
jijidarumaさん

by jijidarumaさん(男性)

ブレーメン クチコミ:12件

<ブレーメン:Soegestrasseゼーゲ通りの由来と名物店カフェ クニッゲ>

ブレーメンの最も古い通りのうちの1つ、この通りは珍しい名前『Soegeゼーゲ』
が付いている。13世紀、中世時代に『豚』を意味する言葉として使われた。
その名の元はおそらく一帯に多くの豚小屋があった事に由来すると思われる。
当時、豚飼いたちはブレーメン市城壁の家畜門を通って、旧市街の前にある
共用エリアである牧草地まで豚の群れを連れて行ったのだろう。

だから、【Soegestrasseゼーゲ通り(豚通り)】の名前は歴史的な意味がある。
今はブレーメン中央駅と旧市街を結ぶ道で、記念碑彫刻「豚飼いと豚の群れ」
から先は歩行者天国になっている。

Sculpture "Schweinehirt und seine Herde", von Peter Lehmannブレーメン
の彫刻家ペーター・レーマン(1921~1995年)の彫刻「豚飼いと豚の群れ」は、
豚飼いと彼の狩猟犬、豚5匹、子豚4匹の群れからなるブロンズ製記念碑で
1974年に完成したものだ。
ゼーゲ通りの途中にある豚飼いや豚たちの銅像に旅の安全を祈って(豚は幸運
のシンボルなので)いつものように触ってみた。
名物店クニッゲはここから近い。

尚、豚通りの半ば右手にCafe Konditorei Kniggeカフェ コンディトライ 
クニッゲの店があり、2階は食事のできるレストラン、1階は1889年創業の
カフェで名物Bremer Klabenブレーマー・クラーベンを販売している。
(D-28195 Bremen 、Soegestrasseゼーゲ通り42/44番)

レーズンがたっぷり入ったブレーマー・クラーベンはシュトレンに似ている。
これは密度の詰まったシュトレンと言っても良く、「クラーベン」という語
は「切れ目の入った形」をいう。多くは12月の初めに、復活祭まで保つほど
の量が焼かれるのだが、9月の今も普通に販売している。
クラーベンはシュトレンとは異なり、バターを塗ったり砂糖を入れたりしない
と云うが、実に美味いのだ。

通りの近くに、かつて町を守ったStadtgrabenシュタットグラーベン(掘割)
沿いの風車があって、美しい花々と一緒に立っている。

(2020年1月28日訳・編集・加筆)

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦(シニア)
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
4.5
景観:
4.0
人混みの少なさ:
3.5

クチコミ投稿日:2020/01/28

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