紫禁城内で最高の建築
- 5.0
- 旅行時期:2019/06(約5年前)
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by walker2000さん(男性)
北京 クチコミ:21件
俗称「金鑾殿」。明の永楽18年(1420年)造営。初めは奉天殿、明の嘉靖年に皇極殿と改称。清の順治年に太和殿と改称。清の康熙34年(1695年)再建。
殿高35.05m、重檐廡殿式(重層寄棟造り)で、面積2377㎡、55間、72本の大柱があり、その内6本は纏龍金柱、宮中最高の建築です。
太和殿は明清両代皇帝が大典を行う場所です。皇帝の即位、婚礼、皇后冊立(立后)、毎年万寿節(誕生日)・元旦・冬至の三大節や進士(科挙試験最高等級)黄榜(皇帝の公布)公布、将帥出征、宴会などの慶典がここで行われました。
毎回大典の日、太和殿から天安門外まで、壮大な儀仗を設け、太和殿前下では中和韶楽(宮廷雅楽)を、太和門内は丹陛大楽を設け、王公は丹陛(太和殿の台基)の上で、丹墀(太和殿広場)には一品から九品の文武百官が「品極山」と呼ばれるように御道両脇に居並びます。皇帝が太和殿を出られると、午門は鐘と鼓が鳴らされ、宮廷楽隊が次々に演奏し、殿の内外はお香が焚かれ、厳粛な雰囲気で以て、皇帝の威信を表していました。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- ここまででも結構疲れてくるかと
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見ごたえがあります
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 訪れる人の大半がここを見ようとごった返します
- 展示内容:
- 5.0
- 太和殿の周りにも見るべきものが多いです
クチコミ投稿日:2019/09/04
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