便利な普通電車「區間車」を紹介
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- 旅行時期:2019/04(約7年前)
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by fmi(ふみ)さん(男性)
台北 クチコミ:38件
台湾の鉄道は日本と同じく「普通列車」が発達している。今回は普通列車、台湾名「區間車」を紹介。
台湾の普通電車は、各駅停車の区間車と、快速運転する区間快車の2種類。
日本製や韓国製の電車による運転が主で、南廻線以外の全路線で運転、特に、縦貫線は本数が多く、台北付近で10分から20分間隔、台中や高雄近郊でも20分から30分間隔と便利、スピードも速い。東部幹線は台北から瑞芳までは30分から1時間間隔だが、そこから先は1時間ごとになり、やや不便、蘇墺から花蓮までは一挙に本数が少なくなる。
台北から新竹まで、1時間30分で走破する列車が多く、高速バスより速い列車もある。
「区間快車」は、運転間隔はまばらだが、東部・西部幹線全般に走っている。小さな駅は通過し、車両は通勤電車だが、スピードは自強号並みに速い。
区間車は、乗車券のみで利用でき、運賃は距離制で乗り継ぎも自由、座席指定も不要。悠遊カード利用だとお得。3大支線を走る気動車も区間車に入るほか、高雄地区には、優等列車用客車や気動車を使った乗り得列車もある。
定時制だが、昔に比べれば大きな遅れは減ったが、それでも休日中心に、区間車も5分から10分程度の遅れは恒常的。
使用車両を紹介。
EMU500型・600型-韓国製のロングシート車。3扉、500型はビニル座席で乗り心地は悪い。4両、8両、12両がある。東部幹線ではこれに当たる確率が高い。
EMU700型--日本の日車製電車。クロスシート付。前面の連結器部分がとがった口を連想させるため、「スネ夫号(阿福号)」の異名を持つ。3扉。
EMU800型--500型に並ぶ車両数を持つ新型電車。日本製、座席がだいぶ良くなっており、液晶案内表示もある。増備車はロングシート。3扉、前面が流線型で、現地名「微笑号」。最高速度130km/h超運転が可能な高性能車。
DR1000型--三大支線で運行する気動車。2扉ロングシート。性能はDC自強号並み。
すべて冷房、トイレ付だ。運賃は、以前の復興号と同額。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用目的:
- 市内・近距離
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 利便性:
- 3.5
- 混んでるのでもう少し本数が多ければいい
クチコミ投稿日:2019/06/16
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