地中に残された壁面六分儀やウルグベクのジジャ(天文表)がすごい。
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- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by ポポポさん(男性)
サマルカンド クチコミ:11件
チュバンアタの丘に残されているのがウルグベク天文台の基壇と地下の六分儀。
天文台は3階建で高さは30m、地中から延びた六分儀の先は3階建の天井の端まで伸びていたそうです。現存する天体観測器具は六分儀ですが、元々は象限儀(四分儀)でした。
1年の長さを最新の観測数値と僅か1分以内の誤差に留めているという事も驚きですが、望遠鏡もない時代に1018もの星のカタログと序文からなる天文表、ウルグベクのジジャ(天文表)(スルタン天文表とも呼ばれている)を発表したことがすごいと思います。
この天文表は時代や国境を越えて多くの国で翻訳され天文学者らに多大な影響を与えました。
天文台跡の博物館では天文台の仕組みなどを詳しく学ぶことができるので、先に博物館に入場されたほうが理解が深まると思います。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2018/04/21
いいね!:3票
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