シルクペーパー
- 4.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by ポポポさん(男性)
サマルカンド クチコミ:11件
サマルカンドの手すき紙は品質が良く光沢のある紙だったのでシルクペーパーと呼ばれ、西洋では珍重されていました。
コニギルメロスはそんな紙すき工房がある場所。最盛期には紙すき用の水車小屋が400近くあったそうです。
紙すきの技術は唐の紙すき職人から伝えられましたが、材料に桑の木の皮を使った事と、神がシルクのような光沢をおびていたことからシルクペーパーと呼ばれるようになりました。
西洋紙に押されて19世紀に製造が中止されましたが1988年に復活。現在古来の製法で作られています。
工房では製造工程の見学と伴に紙すきの体験もできます。紙すき自体は和紙の製法と同じですが、シルクペーパーになるためにはさらに一工夫必要です。
それは出来上がった紙を貝などの表面が滑らかで固いもので擦ることです。私も工房のスタッフに勧められて体験してみました。
あーら不思議、擦る度に紙が光沢を帯びてつるつるしてくるではありませんか。紙の表面はピッカピカ、ペン先が引っかかることもありませんでした。是非体験してみて下さい。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- スリル:
- 3.0
- 施設の快適度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/04/21
いいね!:4票
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