10年経って再訪したラインガウ・ヨハネスベルグ城は霧に包まれていた
- 3.5
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
リューデスハイム クチコミ:7件
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
<懐かしのラインガウ再訪>
第4日:185km
アモールバッハから戻り、フランクフルト・ヴィースバーデンを経由、135kmの距離にあるラインガウのSchloss Johannisbergヨハネスベルグ城を再訪し、テラスレストランからかつて眺めたブドウ畑やラインの秋の景観を楽しみたい。
≪ラインガウ・ヨハニスベルグ城再訪≫ ⑤
Gutsrestaurant Schloss Johannisbergレストラン ヨハニスベルグ城
D-65366 Geisenheim-Johannisberg
http://www.schloss-johannisberg.de/schlossschaenke.htm
11:30~12:10 9.5℃
今日の再訪を楽しみにしていたが、なんとラインガウは霧が深い。
その上、ヨハニスベルグ城のテラスレストランは大改修中で、骨組みだけになっているではないか。
ガッカリ、ビックリしながら、醸造所のワイン蔵やワインの販売所をのぞいたが、まだ旅も始まったばかり、さすがにワインを買っていくわけにもいかない。
ともかくも“ワインの使者の騎馬像”(既述)を表敬してから、かつて眺めた葡萄畑や
ラインの秋の景観を楽しみたいと思ったがテラスレストランから下の葡萄畑の斜面は霧で見えないのだ。
このようなことは初めて見るが、十数年ライン川畔(ラインラント・プファルツ側)に住んでおられた方の言葉で、「晩秋の早朝ともなれば、ヘッセン州へ渡る橋はきまって濃霧に包まれており、まるでライン川の表面全体が沸騰しているかのように見えたものです」と聞いたことがある。
ヨハニスベルグ城のテラスレストランで葡萄畑を見ながら、昼食をしたいという望みは、そんな次第で達成する事が出来ず、駐車場で小休止。
12:10に丘を下った。
・・・・・
<ラインガウのワイン>(ヘッセン州)
ライン川と平行するTaunusタウナス山系の麓から、ライン川岸まで、栽培面積:3227(ha)のブドウ畑が広がっている。
神聖ローマ帝国のカール大帝の頃より、既に銘酒の産地と知られていて、ナポレオン、ヴィクトリア女王、ビスマルク、ゲーテたちが絶賛し、こよなく愛したエレガントで、フルーティーな白ワインの最高峰ともいえる生産地ラインガウだが、ドイツ全体ではたった3%足らずの生産量という。
この地域で栽培されている、ぶどうの80%がドイツ最高品種と言われるリースリングである。ラインガウで生産されるほとんどは白ワインだが、面白い事にはリューデスハイムの先にある、アスマンスハウゼン村で造られるワインはシュペートブルグンダー種の赤ワインで、ドイツ最高品が出きるといわれる。
リースリングのコクと力強くいきいきとした酸味がラインガウの特徴で、モーゼルワインと対照的といえる。また、ラインガウ地域はワインの格付け基準が最も厳しい地域の一つであり、この基準によりアウスレーゼ以上の産出量が他地域と比べて低くなっている。しかし、ラインガウから誕生するアウスレーゼは、ラベルに記載される等級以上の素晴らしい豊潤な味わいとなっているそうだ。
3大貴腐ワインの祖と言われるヨハニスベルガーはこの地の産です。
XXX
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/06/19
いいね!:3票
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