ライン:バッハラッハの丘の中腹に見えるシュターレック城
- 4.0
- 旅行時期:2016/10(約9年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ドイツ クチコミ:3件
2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
第4日:10月17日(月)・・・185km、曇り時々晴れ、8~15℃
赤ワインの町Assmannshausenアスマンハウゼンの先にRuine Norigノーリッヒ城址のあるLorchロルヒがある。ここから対岸のNiederheimbachニーダーハイムバッハにAutofaehreフェリーで渡った(13:00、Euro5.6=722円、領収書の内容は車1台と運転手Euro4.3+同乗者1名Euro1.3とあった)。この時間になると、まだ風は冷たいが、晴れてきて車ごと乗せてライン川を横切っていくのは面白いし、両岸を結ぶ橋を探して渡るよりも大いに時間の短縮になる。
ライン川の左岸(B9)はラインラント・プファルツ州になる。
ニーダーハイムバッハからバッハラッハは5kmと近い。13:18にバッハラッハに着いた。川岸に作られた駐車場に車を置く。(13:23~15:23 2時間Euro1=129円)。
<Bacharachバッハラッハ(ラインラント・プファルツ州)>
13:23~14:45
この町で行程の三分の一を走った計算になる(通算距離は585kmになった)。
バッハラッハは千年以上の歴史をもつ町で、木材やワインの販売そしてライン川を通る舟からの通行税によって、財政豊かな町であったという。
Burg Stahleckシュターレック城が丘の中腹に見えるが、今日は天気も今一なのであそこまでは行かない。小雨が降ってきたが、小さな街中を散策した。
人口は2000人、バッハラッハの街は木組みの家々が並び、散策するには手ごろなところで、見て楽しい街といえる。旧市街は市城壁に囲まれ、所々に門と塔が立っている。
駐車場から入出したのはMarktturmマルクト塔、マルクト広場に近いことで、この名が付いたのだろう。マルクト広場に面し、通りの左手に目に付くホテル・レストランは1902年に再建され、華やかな回廊を持つAltkoelnischer Hofアルトケニッシャー・ホフである。ホフ前の通りの頭上にKranzクランツ(王冠と花で飾ったリース)が見える。ワイン祭りかの催しがあった名残なのか、クリスマス時期に飾るADVENTS KRANZアドベント・クランツにはまだ早いのだが。
その先に特に赤茶色や緑で色彩豊かに縁取りされたAltes Hausアルテスハウス・レストラン(1389年築、1600年頃に改築)は素晴らしい。
お茶の後もまた散策。カフェの先に見える、真っ赤なゼラニュームが似合う木組みの家はEhemalige kurpfaezische Muenzeミュンツェ(14世紀の中頃、プファルツ選帝侯のかつてのコインの鋳造所)の建物で今はレストランだが、こちらも閉まっていた。
そのミュンツェの名の付く小川Muenzbachミュンツェバッハを行く。絵描きが好んだ横丁とかで、Rosenstrasseバラの通りの名前が付き、葡萄棚が色づき、Ziehbrunnen釣瓶井戸があり、木組みの家並みの上に葡萄畑やシュターレック城も見える。小雨も降る景観だったが、確かに好ましいのだ。
<Burg Stahleckシュターレック城>
バッハラッハの丘の中腹に見えるシュターレック城は2006年の旅で訪ねた。
町から2.5kmの距離にある古城に車で上がり、ラインの眺望を楽しんだ。たいへん見栄えの良い城ですが、ホーエンシュタウフェン王家の居城で1135年に築城された。30年戦争の時に破壊され、一時は修復されたが、1689年にフランス軍に再び破壊されて、以降、廃墟となってしまう。
現在は修復され、ユースホステルとして利用されている。
テラスから見る、ラインの豊かな流れは一見の価値あるもの。
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- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 3.0
クチコミ投稿日:2017/04/13
いいね!:3票
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