印象派の絵が美しい、日本人好みの美術館は外せない。
- 5.0
- 旅行時期:2016/11(約9年前)
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by toshikunさん(男性)
パリ クチコミ:31件
トロカデロ広場からバスに乗ってオルセー美術館にやってきた。ミュージアムパスを買ってあるので、正面右側の人が並んでいない入り口からすんなりと中に入れた。勿論ここもセキュリティチェックを受けなければならない。朝から一杯歩いて妻のひざの痛みはそろそろ限界が近づいてきたようだ。オルセー美術館は5階建てなので、できるだけ階段を上らないようにしようと思ったが、入り口を入ると階段で下に降りるか、上に昇るかしかできない。トイレに行きたいと言うので階段を下りた。ここが0階。そこから奥へは登りスロープになっていて、印象派以前のミレーやドガ、ドラクロワなどの展示となっている、一番奥が1階になり、エレベータとエスカレータがあるが、どちらも1階と5階(日本式だと6階)にしか行けない。5階まで上がると大時計の内側に出た。ここにソファがあるので空くのを待ってちょっと休憩した。奥に進むと、セザンヌやドガ、ゴーギャン、マネ、マティスなどがある。入り口側から2階に階段を上がると、2階と3階の間は上りも下りもエスカレータがあるのだが、1階分階段を上がるのがつらいという妻を残して、上の階を見に行った。ゴッホ、ゴーギャン、ルノワールなど有名な絵はこの階にある。若いころ、一部屋で一体絵の値段の合計がいくらになるのか?と考えて気が遠くなったものだ。芸術性の高さではなく、お金で感心してしまうのが情けない。それらの絵が、手を触れることのできる距離にある。日本のようにガラスケースに入ることもない。そもそも光の変化を捉えた印象派の絵をガラスに入れては、鑑賞の意味がないのだ。ぜひ、本物を見てほしいと思う。印象派の絵は近づいてみると結構いい加減に描いてあることに気付く。これが離れるとちゃんと見えるから大したものだ。美術の本でおなじみの弓を引くヘラクレスの像もここにある。まさに芸術の都パリの歴史の重みがよくわかる。2回目なので駆け足で観たが、じっくり見れば半日でも1日でも楽しめる。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 展示内容:
- 5.0
クチコミ投稿日:2017/04/09
いいね!:3票
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