エッフェル塔 The Eiffel Tower

建造物

パリに行くなら絶対外せない美しい歴史的建造物

5.0
旅行時期：2016/11（約9年前）

by toshikunさん（男性）

パリクチコミ：31件

2年前、出張で来た時、夕方にエッフェル塔の下まで来てみたら、とんでもない行列ができていて驚いたことがある。何とか並ばずに入ろうと調べたら、ネットから予約できることが分かり、日本で時刻指定の入場券を購入した。以前は脚の下に入るのは自由だったのに、今回行ってみると脚の下はセキュリティチェックを受けないと入れなくなっていた。グーグルのストリートビューで2016年5月の様子が見られるが、この時にはまだセキュリティゾーンの設定はできていない。南東側グスターヴ・エッフェル通りから、脚の中央当たり、人の並んでいない「Researved」と書いたところに行って、WEB予約の入場券を見せたら、ここから入れという。でもこの時点のチェックは鞄を開いて見せるだけだ。続いて、西側の斜行エレベータの所へ行けという。入り口の女性に予約券を見せると入れてくれる。私たちの前に予約していない人が来て、入れろと粘っていたが、勿論入れてもらえない。ネット予約しろと言われて明日ならできるか？と聞いていたが、係員は分からないとしか答えようがない。その人たちは絶対明日来てやると捨て台詞を残して去って行った。西側の斜行エレベータの直前にエックス線を使った本格的なセキュリティがあり、予約なしの長蛇の列と、予約組の短い列の二列になって進む。その先で一緒になるのかと思ったが、予約なしは階段利用の人たちだった。予約組は斜行エレベータに乗って二階まで上がった。一階でも降りることはできるが、一旦上に上がってから降りてくるのが正解のようだ。私は塔に昇るのは二回目だが、25年前は若かったので階段で登った。二階から三階に行くエレベータに乗るが、その乗り場が分かりにくい。ascensionが昇り、descenteが下りのはずなので、その矢印に従っていくのだが、くねくねと歩かされるだけで、また変な所へ出てしまう。何度か失敗してようやくエレベータにたどり着いた。280mの三階に昇ると、エッフェルの一族(日本人妻がいるらしい)だけが入れるという小さなエッフェルの部屋がある。その壁に何やら日本語の賞状が貼ってあるのに驚く。どうやら大正天皇が贈呈した明治勲章の賞状らしい。11月初旬とは言え、280m上空はやはり少し寒い。ぐるっとパリ市内を見渡し、初めての妻に説明をする。妻は凱旋門が良く見えることを喜んでいた。下に降りて、土産物屋で子供のTシャツやら、塔の置物やらバッジやらを買う。世界の高い建物と方角が示してあるのだが、東京には東京タワーだけでスカイツリーがなかった。あべのハルカスも勿論ない。地上に出て、しばらくベンチで休んだ。急に黒い雲が出てきて、少しだけ雪が降ってきたので驚いた。11時半の予約で入って、外に出たのは13時だった。