無線時報が普及する以前、時を告げていた塔。内部見学出来ますが、オープン時間に要注意。
- 4.0
- 旅行時期:2016/01(約10年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
香港 クチコミ:56件
大包米訊號塔はBLACKHEAD SIGNAL TOWERとも呼ばれる塔で、香港の法定古跡の一つ。
尖沙咀(ツィムシャツイ)の訊號山花園(シグナル・ヒル・ガーデン)内にあります。
小高い丘になった訊號山花園への上り口はいくつかあるようですが、シェラトン・ホンコン・ホテル・アンド・タワーズからだと、ホテル脇のミドル・ロードにある郵政局とマリナーズクラブの間の短い階段通路を使えばすぐそこです。
塔は、その公園のてっぺん近くに立っています。
赤レンガ造りの古風な塔で、見逃すことはありません。
大包米訊號塔は、旧・香港警隊前水警総部(現・1881ヘリテージ)にあった時報球儀器を移管するために1907年に建てられたもの。
本来の高さは12.8mだったそうですが、その後1927年に増築されてからは18.9mになっています。
無線時報が普及する以前は、この塔からヴィクトリア港の船舶や住民に時を知らせていたそうです。
時報球儀器が時を告げる回数は、1908年から1920年までは1日1回(午後1時)。
その後は1日2回(午前10時と午後4時)に変更され、1933年6月30日まで続いたということです。
現在、その時報球儀器の銅製の球は取り外されていますが、大包米訊號塔の内部は見学可。
ただし、塔のオープン時間は午前9時~11時と午後4時から6時までになっているので要注意。
ちなみに、訊號山花園のオープン時間は午前7時から午後11まで。入園は無料です。
晴れていれば塔からの景色もいいんだそうですが、私たちが行った時には11時をちょっと過ぎてしまい、外観だけの見学になってしまいました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
クチコミ投稿日:2016/01/21
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