(香港)公園内にある歴史建築
- 4.0
- 旅行時期:2015/07(約11年前)
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by 熱帯魚さん(女性)
香港 クチコミ:645件
尖沙咀の東寄りの一角にある訊號山花園という公園内にある歴史建築です。旧塔(尖沙咀警察署前)に置かれていた時報球儀器を安置するため、1907年この訊號塔が大包米に建てられました。
現在はありませんが、塔のてっぺんには、大きな空洞の銅球がぶら下がっていて、毎日午後1時ちょうどに銅球が特別な機械装置で引き離され、柱の根元まで落ちて行くようになっていたそうです。無線ラジオ放送が行われる以前は、ビクトリア湾に浮かぶ船はこの時報で航海計器を調整していました。
塔のもとの高さは42フィートでしたが、1927年に階が一つ増やされ、屋根が半球型になり、塔の高さが20フィート増えました。これによって、時報がさらにはっきりと見えるようになったそうです。
1920年からは、時報球は毎日2回(午前10時と午後4時)に引き離されました。しかし、1933年になると、無線時報がメインとなったために、この旧式の時報法は廃止されました。
内部は見学可能で、当時の写真なども展示されています。オープン時間は午前9時~11時、午後4時~6時。私は6時少し前に行って塔に入ることができました。塔からは木が邪魔してビクトリア湾はあまり見えないのですが、歴史建築好きな方には塔の見学はおススメ。この公園に行くのであれば、塔のオープン時間に行かれることをお勧めします。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/12/23
いいね!:2票
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