列車の線路の上で「天燈」をあげる
- 5.0
- 旅行時期:2014/02(約12年前)
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by aero_bearさん(非公開)
新北 クチコミ:14件
旧正月のランタンフェスティバルには台湾各地から、願い事を書いたランタン「熱気球」を飛ばす人たちが集まってくるという。
夜のそらにゆっくりと浮かび上がっていくたくさんのランタン「天燈」は幻想的であるという。
しかし、そのタイミングで旅ができるわけではない。
十分の街では、その「天燈上げ」がいつでも体験できるのだ。
まず、台北からのアクセス
台湾の7-11で、列車の時刻表を購入し、「平渓線」の時刻を調べる。
そして台北から「花連」方面に向かう特急「自強号」か急行「呂光号」で、九分へのバス乗り換え駅として有名になった「瑞芳」までの時間を調べる。
そう、「瑞芳」で特急・急行列車と平渓線のローカル線を乗り換えて行くのだ。
「瑞芳」駅では、切符を買った(一日乗車券でなくても、瑞芳-十分の往復乗車券もかえる)り、案内所に寄るので20分や30分の待ち時間でも気にしない。
渓谷沿いをごろごろとジーゼルカーでのぼること30分、十分老街の真ん中の駅に着く。
駅を出て、線路沿いの商店(おみやげ、食べ物、民宿、天燈あげのいずれか)を見てまわり、「天燈あげ」を頼む店を決める。4色の紙を張り合わせた天燈を200元(約700円)で買い求め(単色のはすこし安く160元(約500円))墨汁と筆で願い事を書く。
この色は、それぞれの願い事(金運、恋愛運、家族運、健康運、勝負運など)を暗示しているものだそうだ。
書きあがったら、鉄道線路の上に出て、「天燈」を四角に広げる。カメラを店の人に預けたら、願い事を書いた4面を撮影してもらおう。それがすんだら。「天燈」の下に火薬をセットしてくれる。見る見る間に暖かい空気が「天燈」を満たし、「1.2.3」の掛け声とともに空に放つ。
まっすぐに高く上がっていくと願いがかなうのだそうだ(風が吹いたらあがらない)。
お土産に、発光ダイオードで光るミニチュア「天燈」やストラップなども売られている。
駅にもどって帰るのだが、十分駅~一キロほど瑞芳側に下ったところにある瀑布、九分の街や、金瓜石の金鉱あと、などと組み合わせると半日(昼前から夜)の観光になるだろう。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.0
- 九分への入り口駅瑞芳で乗り換え。しかし列車は一時間に1本
- 景観:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 2.0
クチコミ投稿日:2014/03/10
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