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ため息橋の伝説

  • 4.0
  • 旅行時期:2013/09(約12年前)
あの街からさん

by あの街からさん(男性)

ベネチア クチコミ:6件

ため息橋(Ponte dei Sospiri )
16世紀半ばドゥカーレ宮殿に隣接して新牢獄として造られました。
ドゥカーレ宮殿で有罪の判決を受けた者がこの牢獄へ投獄される際、
ヴェネチアの美しい景色を見られるのはもうこれで最後かと囚人が
ため息をついたところから
この名が付いたと言われていいます。

☆この話は、初めてベネチアを訪れた際
 ドゥカーレ宮殿ツアーのガイドさんから説明を聞いたもの。

現在は、観光名所となり
ドゥカーレ宮殿のそばで、海側のバリア橋(Ponte.Paglia)が
ため息橋を眺めるスポットとして1日中観光客の姿が絶えません。

☆ため息橋は内陸側に架かる橋からも眺めることができます。
 カナルグランデから眺めたドゥカーレ宮殿のそばで海側のパリア橋。

さて
もう一つ「ため息橋」を人気スポットに仕立てた立役者を紹介します。
それは、ベネチアに伝わる伝説をモチーフにした

映画「リトルロマンス」です。
監督が「ステング」「明日に向かって撃て」の
名匠ジョージ・ロイ・ヒル
主演の少女ローレン役は「トスカーナの休日」
「運命の女」のダイアン・レイン(デビュー作)
狂言回し的役の老人が英国シェイクスピア舞台
「ハムレット」「十二夜」等でも活躍し「風と共に去りぬ」
のヴィヴィアン・リーの夫(一時期)としても知られる
名優ローレンス・オリビエの晩年の出演作品。

映画「リトルロマンス」を紹介しましょう。

パリのタクシー運転手の父親と2人暮らしの
少年ダニエルとアメリカ人の金持ちの娘ローレンは
IQがずば抜けて高くクラスではあまり
友だちが出来ず孤独の日々を送っていました。
ある日、課外授業のベルサイユ宮殿で出会い
お互いの光る才能に気がつき交際をはじめます。
しかし、ローレンの母親に交際を反対されます。
やがて一家は父の転勤でアメリカに帰ることことに。
ローレンは
いつか老人から聞いたベネチアに伝わる伝説
「恋人同士がため息橋の下で日没時に
ゴンドラに乗ってキスをすると
永遠の愛が約束されるのだ」を思い出し
2人の思い出にベネチアに行こうと計画します。

王道のラブロマンス仕立てなのですが
思春期に放つ少年と少女の輝きや
ウイットに富んだしゃれた会話
クラッシック名画のオマージュが
随所に散りばめられていて
大人の鑑賞にも耐えられる作品となっています。
さて 両親からの捜索願いで捜査の目が光る中
2人がため息橋まで無事たどり着くことができるのでしょうか?
後は映画で是非ご覧ください。

昨今のお金を沢山かけた大作とはかけ離れた小品なのですが
ベネチアを訪れる際には是非。
ベネチアのどこを見ても美しい景色を見た後
見ると、外見上はあまり代わり映えのしない
「ため息橋」ですが、この映画を見てから
訪れると印象がまるで違ってきますよ。

パリ~ベローナ~ベニスと繰り広げられる
ロードムービーでもあり旅の好きな人にもお勧めの作品です。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
家族旅行
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
5.0

クチコミ投稿日:2013/11/02

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