保護活動の理解と応援を
- 4.0
- 旅行時期:2009/04(約17年前)
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by 旅好者さん(男性)
ガラパゴス クチコミ:26件
プエルト・アヨラの港から約1kmのところにあります。ゾウガメは何も与えなくても1年以上生きられるため、航海時代は食料として重用・乱獲され、激減させられてしまいました。20世紀中盤になり、ようやくゾウガメの保護活動が始まります。ダーウィンの「種の起源」の発行されてから、ちょうど100年目に当たる1959年に、すでに人間の入植している地域を除く、すべてのガラパゴス諸島が国立公園に指定されます。そして、同年、ベルギーのブリュッセルに「チャールス・ダーウィン財団」が設立され、現在のチャールス・ダーウィン研究所設立の母体となります。1964年に、その研究施設がサンタ・クルス島アカデミー湾の一画に建設され、同時に一般公開される様になりました。
この研究所は、諸島内の貴重な固有種の種属の保護と繁殖活動を、国立公園局と密接な協力体制を取りながら行っています。また、研究所ではナチュラリスト・ガイドの育成にも力を入れています。彼らは試験に合格すると国立公園局からナチュラリスト・ガイドの資格(3段階)が与えられます。入場無料の所内では各島々のゾウガメとリク・イグアナの飼育場を公開しています。進化論の元となったフィンチも所内のあちらこちらにいますよ。
なお、ピンタ島のゾウガメ唯一の生き残りとしてここに保護されていた、有名なロンサム・ジョージは2012年6月に死んでいます。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/08/20
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