ポプラ並木があった場所に残るポプラ事件現場の記念碑
- 3.5
- 旅行時期:2012/12(約11年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
板門店 クチコミ:7件
板門店ツアーで訪れるJSA(共同警備区域)内には、1976年8月18日に発生したポプラ事件の現場と記念碑があり、板門店ツアー客を乗せた専用バスもその傍らに停まります。
ポプラ事件は、簡単に言うと、この場所にあったポプラ並木の剪定を行っていた国連軍が朝鮮人民軍に襲撃された事件で、2名のアメリカ陸軍士官が殺害され、数名の韓国軍兵士が負傷。
危うく第二次朝鮮戦争の勃発にも繋がりかねない事件だったようです。
JSAの警備を行う国連軍の基地はキャンプ・ボニファスという名前ですが、これはその時に殺害されたアーサー・ボニファス大尉の名から取ったものだそうです。
詳しい事件の経緯は、下記のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。
襲撃当時の様子の画像も掲載されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%97%E3%83%A9%E4%BA%8B%E4%BB%B6
事件後、ポプラ並木は切り倒され、今では荒涼とした野原を通る車道脇に記念碑だけが残されています。
ここでは上で言ったように板門店ツアー客を乗せた専用バスもその傍らに停まり、写真撮影が許可されましたが、下車はせず車窓からのみの見学だったのが残念。
見学時間もほんの一分ほどでした。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.0
- JSA(共同警備区域)内にあるため、一般の人は板門店ツアーに参加することによってのみアクセス可能。
- 展示内容:
- 3.5
- 板門店では有名なポプラ事件の現場と記念碑ですが、車窓からのみの見学と撮影が許されただけなのが残念。
クチコミ投稿日:2013/02/21
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