アキラ地雷博物館は、遺跡見学の合間に行く価値あり
- 4.0
- 旅行時期:2011/02(約15年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
シェムリアップ クチコミ:4件
2000年にはアンコール・ワット近くにあったアキラ地雷博物館は、今回2011年に再び訪れてみたところ、郊外の見所の一つのバンテアイ・スレイ近くに移転していました。
バンテアイ・スレイからだと、シェムリアップ市内方向にトゥクトゥクで10数分の道の傍らでした。
郊外の遺跡巡りをする際、現代のカンボジアの歴史の一端を知るために訪れてみては?
無料で見学できます。
館長のアキラ(AKI RA)氏は、かつて両親と引き離された後にクメール・ルージュの少年兵として育てられ、地雷を設置していた経歴の持ち主。
今では400万個とも600万個ともいわれるカンボジアの地雷の撤去作業に身を挺している人物で、2010年にはCNNのトップ10ヒーローの1人にもなっています。
博物館と言っても、敷地に並んでいるのは小屋といった感じの建物。
その中には、アキラ氏の紹介、カンボジアの歴史の一端である内戦時代の様子、数々の地雷の説明、撤去方法、これまでに撤去された多数の地雷などが展示されています。
主要なものには日本語でも説明が出ているのが親切。
展示されている地雷や武器類は、安全処理が施されているので大丈夫。
一口に地雷と言っても、その種類の多さと被害の大きさに驚きます。
ギフト・ショップの一角では地雷撤去に関するビデオも上映されているので、見ていくといいですよ。
カンボジアの地雷撤去関連のサイトはこちら。アキラ氏の紹介も出ています。http://www.cambodianselfhelpdemining.org/index.html (英語版)
アキラ地雷博物館のギフト・ショップには、手工芸品のほか、地雷の図解的絵葉書や、≪地雷の撤去≫+≪清潔にする≫の二つの意味を持ったCLEANUPという地雷型石鹸(アメリカ製)が売られています。
石鹸は1個116gで、香りはココナッツ・ライスとローズマリー・ミントの二種。1個10米ドル。
売り上げの一部は、地雷の被害者救済の寄付になるということなので、説明を読んで志のある方は買ってみるのもいいと思います。
博物館の敷地外には、小さい食堂もあったので、飲み物休憩も出来ました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 3.5
- 以前はアンコール・ワット近くにありましたが、2011年2月に再訪してみたところ、郊外のバンテアイ・スレイ近くに移転していました。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 無料で現代カンボジアの歴史の一端が学べます。
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 私たちが行った時には、大小のツアーが入れ替わり立ち代り見学に来ていました。
- 展示内容:
- 4.5
- 地雷の種類の多さと被害の大きさに驚きます。
クチコミ投稿日:2011/08/20
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