プノンバケン Phnom Bakheng

山・渓谷

人・人・人だったプノン・バケンは夕日の名所？

3.5
旅行時期：2011/02（約15年前）

by SUR SHANGHAIさん（女性）

シェムリアップクチコミ：4件

プノン・バケンは、プノン・ボックやプノン・クロムと共にアンコール三聖山の一つ。
アンコール・ワットからアンコール・トムに向かう道筋にあります。
山と言っても高さ６０数mの丘で、その頂上にあるヒンズー教寺院からの夕日がきれいだと聞いて行ってみました。

アンコール・パスを携帯するのをお忘れなく。
プノン・バケンの麓の車道は、お客さんの帰りを待つトゥクトゥクや観光バスが数え切れないほど並びます。自分の車のナンバーと位置をお忘れなく。
車道からは徒歩でプノン・バケンに上って行きます。無料でした。
坂道はきつくは無いので、普通の体力の人なら丘のてっぺんまでゆっくり歩いて片道２０分ほどになると思います。
乾季の２月初めは舗装されていない坂道の埃がひどかったので目やカメラのレンズ類にご用心。
丘の上り口の周辺には飲み物やお土産の売店が多数。売り子さんたちも多数寄って来ますよ。

プノン・バケンの丘の上にあるのは、９世紀に建てられたというヒンズー教の寺院廃墟。
この上からの眺めや夕景が有名になっていますが、この寺院は廃墟になったままで整備されていません。
ただでさえ傾斜がきつい石段は足を乗せる部分の幅が狭く角も磨り減っているので上り下りが大変。
せっかく丘の上まで来たのに、この階段を上るのをあきらめた人たちも結構いました。

私たちが行った日は特に人出が多かったのかどうか、丘に上る道も寺院の上も人でぎっしり。
寺院の上では周辺を眺めるために歩くことも出来ないほどで、夕日を見るためのスペースを確保するだけで精一杯。(；＾ω＾)

寺院の周りや麓への道には街灯が無かったので、夕日見物の後は早めに山を下りるのが○。
特に寺院の急な階段を下りるタイミングには注意が必要だと思います。