文化路の大通りから離れた路地沿いにある店。曲がり角に豆花屋さんがあるのが目印。後、隣に酒屋がある。多分16-25時営業。
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店の前を通ったら、見えるところに牡蠣がたくさんあったので、牡蠣をさっと炒めたものを食べようと入店。そして身振り手振りで注文していたら、おばさんがやってきてやおら「鰆」の漢字を書く。日本語で「さわら?」と尋ねると、『そうだ。絶対に美味しいから食べてみよ(中国語わからないので口調からと身振りから推測)』ということで、注文する。なお、中国語では鰆という漢字はないらしい。土
と託の漢字のごんべんを魚ヘンに変えたものが魚になるらしい。自信は無い。
そしたら、うまい!ふわっとして、衣がかりっとして。美味しい。『そうだろうそうだろう』と、満足げに頷くおばさん。ビールが進む。牡蠣も美味しかったけど、それ以上に鰆がおいしい。天ぷらというよりもフリットに近い感じ。しょうゆ皿に甘辛いたれとわさび(わさび大根を原料にした練りわさび)もついてきたけど、たれ無しでシンプルなのがおいしかった。ビールに合う。
刺身もお勧めらしいけれど、さすがにやめておいた。ただ、後日行った時には刺身がなかったので、その日特別だったらしい。惜しいことをした。食べておけばよかった。
鰆は鯖と同じく足が速いので、あまり新鮮でおいしい鰆には日本でもお目にかからなかった。海沿いに住んでいた連れは、鰆は秋刀魚と同じく大衆魚のイメージがあって台湾まで来て鰆を食べるのは、最初あまり気乗りしていなかったらしい。が、それを飛び越えておいしい。
あまりにもおいしくて、鰆あんかけチャーハンを持ち帰りで頼んだら、これが!また!出汁がおいしい。夜食と思っていたけれど、美味しくてあっという間に食べてしまった。鰆のつくねがごろごろ入っていて、白米ともち米の中間のようなご飯によく合う。そのあと何度か通った。昼にチャーハン食べたいのだけど、残念ながらここは夜のみ営業。
他の店と同じく、ビール持ち込み可能。それどころか「ビールは隣の酒屋で買えるから、買ってきたらいいよ。」と言われた。ビール飲みながら店の様子を見ていると、大きい道沿いではないのに、次から次へと持ち帰りの客がバイクでひっきりなしに来ていた。黙々とおばあさんが料理を作っていたのだけど、その手さばきがきれいだったのが印象的。
嘉義に行ったら、また行く絶対に行く。
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投稿日:2019/11/22