まず地下鉄:「日本リベルダージ駅(Japao-Liberdade Estacao)」で降り、階段を上って地上に出ます。
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そこには「リベルダージ広場(週末は屋台がたくさん出ているところ)」に出ますので、そこから鈴蘭のような首をもたげた赤い照明灯が立ち並ぶメインストリート(これがガルボンブエノ通り)をまっすぐに進んでください。
両隣には、日系の食材や電気製品等を扱う小さな商店(丸海、カーザーブエノ、あんず、マルコ他)がたくさん立ち並びます。
もう少しだけ先に行きますと、右側には小汚く、狭いけど、人がたくさん出入りしている「オリエンタルガーデン(旧日本庭園)」が現われ、真正面には、高速道路を跨ぐ小さな橋「大阪橋」に辿り着きます。
大阪橋の上では、小さな即席のテーブルを広げ、その上にDVDやら、アクセサリーを売る中国人、ボリビア人、ハイチ人、正体不明の方々がたくさんいます。これは偽物やら無許可で違法だったりするので、時期によっては、警官が来ると慌てて店を畳み、逃げて行く光景を見る事もあります(こういうのはアジアでよく見た光景と同じですね)。その他に、楽器を持ち演奏している謎のギターリストやら、なぜか「侍」に扮したおじさんや「ウルトラセブン(着ぐるみを着てポーズする方)」がいたりします。
更に、この大阪橋を抜けると、右に「BANRI 萬里」というオレンジ色の小ぎれいな喫茶店(ランショ、スナック店)があり、その頭上には、この地区のシンボルである赤くて、大きな「鳥居」が立ちます。
この鳥居を越える最初の交差点、左側の一角に、ある日、突如現われたのが、この「ボンスッコ(意訳:良いジュース、美味しいジュース、体に良いジュース)」という店で、果物をその場でジュースにしてくれる「フレッシュジュース」のお店、要はカウンターだけの小さなジュースの売店となります(以前、この場所なんだっけ?みたいな…)。
本当にこの店、ある日突然できました。狭いスタンド内に山ほどの果物を、所狭しと、ぶら下げ、並べ、非常に目立っています。この並びにはあのキングカズ(三浦知良)がかつて通った床屋さん:木村(治安の悪化に伴い、昔と場所が違うらしいが…)があります。
見た感じは、日本風の、女性が喜ぶような、おしゃれで綺麗で可愛いという感じでは…決して「ない」のですが….なんだかアマゾン風と言いましょうか、トロピカルなはずなのに、爽やかなはずなのに、なんか、少しだけ、怪しい風です…ただ、この近くにはたくさん専門学校やら大学があり学生街なので、暑い日などは、若者たちが列をなしている事もあります。
目立つ場所にありますし、折角、果物の種類の多い「南米:ブラジル」まで来ているのですから、旅の始まりに、あるいは途中に、ここのナチュラル100%のジュースを飲んでみる…というのもブラジル旅行のスケジュールの合間に入れて見ては、いかがでしょうか…?
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投稿日:2019/08/20