リンダーホーフ城 Schloss Linderhof

城というイメージとはちょっと結びつきづらい小ささです。1874年から1878年にかけて建設された、ルートヴィッヒ二世の居城...  続きを読むです。
中は撮影禁止だったですが、ま〜それはそれは「ぼくのかんがえたかっこいいおしろ」感満載で。生涯独身だった彼の趣味を余すところなく散りばめてありました。

ルネサンス様式の建造物なんですがバロック様式もちょっと加えられていたり、天井の絵が一部彫刻のように飛び出している部屋があったり、内装にはかなりこだわったようです。
そこはいいのですが、なぜかやたらとフランスかぶれだった彼、ルイ14世だのマリーアントワネットだのの銅像を作って、それに話しかけてたそうです。こいつちょっとヤバイ。
おまけにこの人、自分の妄想タイムに他人(召使い)の姿を見て現実に引き戻されるのを恐れたらしく、厨房で盛り付けまで済んだテーブルがそのままエレベーターで自分の部屋まで上がってくるシステムを導入してました。徹底的すぎるｗ城なのにそのハイテクシステムはちょっとシュールすぎやしないか。
「この装置のおかげで彼は惑わされること無く食事を楽しむことが出来ました…」っていうガイドアナウンス(※日本人だけ集めて日本語で流れる)が流れたとき、ちょっと笑いが起きました。惑わされるってｗ
もし自分がルートヴィッヒ二世だったら、死後に自分の家に観光客がバンバン来てそんな珍エピソード来る日も来る日も紹介されたら発狂したくなるわ。

お庭も綺麗に手入れされています。
私は見逃してしまったのですが、ワーグナーファンだったルートヴィッヒ二世、ワーグナーのオペラ「タンホイザー」の世界を再現した洞窟を庭の一角に作って、ニヤニヤ眺めていたそうです。やっぱブレないなこの人ｗ

お城の向かいには、謎の展望台。
城と展望台の間には池があります。真ん中には女神像。これ、像と見せかけて噴水ですｗまた変わったことをするｗ
離れているので良く分かりませんでしたが、周りのお客さんとかお城との対比で考えると相当高く水が吹き上がってるような気がしました…。
展望台から景色を眺めると、後ろの山にリンダーホーフ城が映えて綺麗ですね。お城のサイズがもともと小さいのと、俯瞰して見ている効果の合わせ技で、遠近感が狂います。
この写真を知り合いに見せたら「ミニチュアがいっぱいあるあの東武ワールドスクウェアみたいな公園なんでしょ？えっ、違うの!?」と混乱を起こしていました。

ノイシュヴァンシュタイン城と比べるとこぢんまりとしたお城ですが、突っ込みどころ満載の愉快なお城でした。  閉じる

投稿日:2013/04/03

先ず、リンダーホフ城へのバスは、オーバーアマガウの駅前から出る9622番のバスで約30分で行けます。が、オーバーアマガウの...  続きを読む町を散策してから行く時には、わざわざ駅前まで戻らなくても、エッタール通りにある「赤頭巾ちゃん」の壁絵のおうちからさらに駅とは反対方向へ100メートルくらい進むでしょうか、ゆるい左へのカーブを過ぎた辺りにバス停があり、この9622番のバスに乗れます。
リンダーホフ城自体の見学は、駐車場から階段を上っていくと、チケット売り場の建物がありそこで購入してから、長い森の中のような道を進んで行きます。10分ほど行くとお城と庭園に着きます。
入り口では、言語毎に並ぶようになっていて、購入したチケットに書いてある時刻とグループの看板の所に並んで、入城を待ちます。
中は、写真撮影はできません。
見学後には、広い敷地内の庭園を散策しながら、洞窟見学に向かうと良いと思います。
洞窟内では撮影ＯＫでした。
広い敷地内をのんびりお散歩するのも良かったです。  閉じる

投稿日:2012/08/21

ツアーで参加しました。やはり個人で行くと不便な所にあるので・・・。日本語ガイドもあり、在りし日の王がフランスに思いを寄せた...  続きを読む気分に浸れます。

お城自体はこじんまりしていますが、中は、それを感じさせない作りとなっていますので、機会があれば、ぜひ行って見てください。

タヌキ猫は、この後、フランス・ベルサイユ宮殿にも行ったので、よりバイエルン国王がベルサイユに寄せる思いを感じることができ、とてもよかったです。


※参考までに、タヌキ猫の書いた旅行記を参考にしてください。
　http://hikoukihito.blog99.fc2.com/blog-entry-736.html  閉じる

投稿日:2012/10/10

バイエルン州でも最南部はアルプスの山懐に抱かれた風光明媚な土地です。バイエルン国王ルートビヒ二世はこの地を特に好みました。...  続きを読むオーバーアマガウに築いたのがリンダーホーフ城ですが、平坦な土地に広い庭を造りました。



  閉じる

投稿日:2023/10/18

ノイシュバンシュタイン城への日帰りツアーで訪問する。
駐車場からは少し歩く。ドイツの子どもたちがハイキングスタイルで団体...  続きを読むで来ていたので辺りはハイキングコースが多いのかもしれない。
お城のツアーは言語ごとに分かれて入り、テープを聞く形。
とても豪華だった。
庭園は花がいっぱいで、それはそれは美しかった。
時間があれば半日ぐらいはのんびりしていたい場所でした。  閉じる

投稿日:2011/08/14

個人で行くには電車とバスを乗り継いで行くので大変です。でも行く価値はあったと思います。お城自体はノイシュバンシュタイン城に...  続きを読む比べたらこじんまりとしていますが、装飾の豪華さは一番だったように思います。お城の前の庭園にある噴水の高さと水の量がすごくてびっくりしました。  閉じる

投稿日:2013/04/13

妻とのヨーロッパ旅行。ノイシュバンシュタイン城の終日観光の際に訪れました。リンダーホーフ城はルードヴィヒ2世による、隠れ家...  続きを読む的存在のお城。小さいながら、ロココ調の豪華な内装や庭園内の金色の女神像も必見です。とにかく記念写真です。
  閉じる

投稿日:2013/10/14

バイエルンの国王ルートヴィッヒ2世が立てた離宮で
ルイ14世のトリアノン宮殿に模し１８７８年にできた城である。

良...  続きを読むかった点
１、オーバーアマガウの街からさらに西進した閑静なエリアに
隠れ家ような感じで建てられており、都会の雑踏を忘れられる。
２、外観は小さいが、中にはいってみると、ボリュームのあるきらびやかな
部屋が多くある。
３、日本語解説本があった。
４、時間制小人数制で入れるので、ゆっくり閲覧できる。
５、解説員がついて回ってくれる。
６、無料駐車場がある。
７、お土産屋やレストラン、ホテルがある。
８、入口から徒歩７～８分で宮殿につくため、ちょっとした運動になってよい。
９、アジア系、日本人などの客はいなかった。
１０、トイレが無料で綺麗だった。
１１、中の部屋はヴェルサイユ宮殿みたくキンキラキンで目を奪われた！

残念な点
１、冬は庭園が雪で覆われており、ぱっとしない。
※宮殿も白なので、雪のない時期に行くのが良いでしょう。
２、お土産屋が小さい。
３、宮殿内は寒いので注意しましょう。底冷えする感じです。  閉じる

投稿日:2012/07/15

バイエルン王・ルートヴィヒ２世が建てた３つの内の１つのお城がこの町の郊外に有ります。まずミュンヘンより日帰りのドイツ国鉄切...  続きを読む符を購入。
（Bayern -Ticket、Single　２０ユーロ・・・要は１日乗車券です）　

ミュンヘン中央駅より終点オーバーアマガウ(Oberammergau)へ、かわいい駅舎の前から同じドイツ国鉄のバスで終点リンダーホーフ場行きのバスで３０分、私が訪れた時は列車は保線工事で途中駅でバスの代行運転になってましたが皆さんが行く時はオーバーアマガウ駅まで行ってくれるでしょう！

リンダーホーフ城はこれまた人気の無い森の中に広大な敷地を有して「ポツン」と佇んでいます。

人間嫌いの王が召使たちにすら自分を見られるのを嫌った為１階の侍従や召使用の部屋と２階の王の居室の動線がはっきり分かれていて大変興味深いです。

ここの見ものは１階で配膳された食事をテーブルごと２階の王の部屋まで部隊のセリのように造らせた「魔法のテーブル」でしょうか？

山深き里で訪れる訪問者もかなり少ないと思われるこのお城はガイドさんも丁寧に案内してくれて(ガイド付きの時間指定見学です)、広大な庭園を散策しながら(冬期は写真で見るあの素晴らしい噴水は雪除けに覆われて見れませんが)彼の下界とは離れた世界で生きたいという願望に思いを寄せてみてはいかがでしょうか？
  閉じる

投稿日:2012/11/09

　北の庭園には、海の神ネプチューンがあります。
３０段の人口滝もなかなか見ごたえがあります。
　キオスクは、アラブ風で...  続きを読む外からのぞくだけなのが残念です。
中はきれいな青というか紫でした。
　ヴィーナスの洞窟は、時間で入場する事を知らずに、洞穴があったから入ったら、実は出口だった。１人で見ていたら、どっと人が入ってきた。あとで、時間で入場をする事がわかった。一人だったので、ゆっくり、違う角度からも写真撮れた。  閉じる

投稿日:2013/04/30

交通の不便なところにあると思います。
ノイシュヴァンシュタイン城と併せて行きました。
レンタカー等ではなかったので、ノ...  続きを読むイシュヴァンシュタインから時間を買うつもりでタクシーを使いました。
１００ユーロ前後したかと思います（しかし結果的には希望のルートで時間を効率的に使えました。）
リンダーホーフでは、宮殿と洞窟（グロッタ）を回りました。
城の敷地内に入ってからも各施設がノイシュヴァンシュタインみたいに入場時間制でしたので、工夫して回らないと待ち時間を生じ、効率が悪くなります。（最も、広大な敷地なので待っている間、周囲のきれいな景色を見て回るとすぐ過ぎてしまいますが。）
ついつい見学時間が長くなり、城の入口のところから出ているバスを逃してしまいました。帰りはガルミッシュ・パルテンキルヒェンにまたタクシーで抜けることになり、料金はかさみましたが時間は有効に使えました。  閉じる

投稿日:2013/03/27

ルードリッヒ２世が手掛けた３つの城のうち唯一生存中に完成したお城！
幻想的な鍾乳洞を利用したオペラの舞台、出来上がった料...  続きを読む理を載せてせりあがってくる現在のエレベータの元祖的な存在の装置など・・・・
前庭には噴水がありこれも見ごたえがある。
  閉じる

投稿日:2013/06/18

ノイシュバンシュタイン城へ行くツアーの途中で立ち寄りました。
山の中を進んだところにある、お城というより豪邸？ぐらいの
...  続きを読む
本当に小さなお城。

真っ白な外観がステキでした。
中は写真撮影NGなのが残念。
ツアーの人みんなが興味を示してたのが、
人嫌いな王のために作られたという、エレベーター式の食卓テーブル。
階下で食事の準備をして、テーブルごと王の部屋へ持ち上げるというもの。
忍者屋敷みたいと思ってしまいました笑

春だったので、外は花が咲き噴水もとてもキレイでした。  閉じる

投稿日:2013/07/06