突っ込みどころ満載の愉快なお城。
- 4.5
- 旅行時期:2012/07(約14年前)
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by ゆりりんさん(女性)
オーバーアマガウ クチコミ:5件
城というイメージとはちょっと結びつきづらい小ささです。1874年から1878年にかけて建設された、ルートヴィッヒ二世の居城です。
中は撮影禁止だったですが、ま〜それはそれは「ぼくのかんがえたかっこいいおしろ」感満載で。生涯独身だった彼の趣味を余すところなく散りばめてありました。
ルネサンス様式の建造物なんですがバロック様式もちょっと加えられていたり、天井の絵が一部彫刻のように飛び出している部屋があったり、内装にはかなりこだわったようです。
そこはいいのですが、なぜかやたらとフランスかぶれだった彼、ルイ14世だのマリーアントワネットだのの銅像を作って、それに話しかけてたそうです。こいつちょっとヤバイ。
おまけにこの人、自分の妄想タイムに他人(召使い)の姿を見て現実に引き戻されるのを恐れたらしく、厨房で盛り付けまで済んだテーブルがそのままエレベーターで自分の部屋まで上がってくるシステムを導入してました。徹底的すぎるw城なのにそのハイテクシステムはちょっとシュールすぎやしないか。
「この装置のおかげで彼は惑わされること無く食事を楽しむことが出来ました…」っていうガイドアナウンス(※日本人だけ集めて日本語で流れる)が流れたとき、ちょっと笑いが起きました。惑わされるってw
もし自分がルートヴィッヒ二世だったら、死後に自分の家に観光客がバンバン来てそんな珍エピソード来る日も来る日も紹介されたら発狂したくなるわ。
お庭も綺麗に手入れされています。
私は見逃してしまったのですが、ワーグナーファンだったルートヴィッヒ二世、ワーグナーのオペラ「タンホイザー」の世界を再現した洞窟を庭の一角に作って、ニヤニヤ眺めていたそうです。やっぱブレないなこの人w
お城の向かいには、謎の展望台。
城と展望台の間には池があります。真ん中には女神像。これ、像と見せかけて噴水ですwまた変わったことをするw
離れているので良く分かりませんでしたが、周りのお客さんとかお城との対比で考えると相当高く水が吹き上がってるような気がしました…。
展望台から景色を眺めると、後ろの山にリンダーホーフ城が映えて綺麗ですね。お城のサイズがもともと小さいのと、俯瞰して見ている効果の合わせ技で、遠近感が狂います。
この写真を知り合いに見せたら「ミニチュアがいっぱいあるあの東武ワールドスクウェアみたいな公園なんでしょ?えっ、違うの!?」と混乱を起こしていました。
ノイシュヴァンシュタイン城と比べるとこぢんまりとしたお城ですが、突っ込みどころ満載の愉快なお城でした。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 1.5
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2013/04/03
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