ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)15日間
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第6日:10月19日(水) 143km、午前中は小雨・曇天、午後晴後曇り、10.5~12.5℃*
Zellツェルの町からモーゼル上流に向かうモーゼルワイン街道巡り
Bernkastel-Kusベルンカステル・クース(モーゼル川130kmの地点):
http://www.bernkastel.de/startseite.html
12:45~14:45
もう一つの名醸地はBernkastel-Kusベルンカステル・クースの地区である。
モーゼル中流の中心地にあたるベルンカステル・クースの町(人口6,500人)はモーゼル川流域で最も美しい町と言っても良く、私共もたいへん好んだ町です。
12:45、ベルンカステル・クースに入り、幸い、川沿いのGestade道路下の駐車場P3の橋を越えた先に空きが出来て、駐車(2時間でEuro1.2)できた。雲行きがおかしくなり、又曇り空に戻って行く。ドイツの秋の空は変りやすいのだ。
モーゼルに架かる橋の上から眺めると川中の遊覧船が何隻も並び、13世紀のBurg Landhutランズフート城址は町の上にある。その昔、あの城址まで登った事があるが、実に美しい眺めだった。今日は残念にも、城址にはクレーンが立ち、改修中のようだ。
<Burg Landhutランツフート城址について>この旅⑨番目の城
この城の最初(993年)の所有者はドイツ皇妃が妹であった、ルクセンブルク家のAdalberoアダルベロでした。1238年、Salm (Mosel) ザルム伯の手に渡り、その後はトリアーの大司教Heinrich von Vinstingenヴィンスティンゲン家のハインリッヒに売り渡された。
ハインリッヒの後任のトリアー選帝侯・大司教Boemund von Warsbergバルスベルク家のボーエムント2世(在位1354-1362)はベルンカステルの地を好み、ランツフート城の支柱を強化し、美しい部屋を設け、強固な石組み、堂々とした塔、堅い守りとなる胸壁の造作に大金を費やしたと云う。
その後、1692年に火災で焼失するまで、トリアー選帝侯・大司教の夏の宮殿でした。
伝説;ドクター・ワイン:Bernkasteler Doctorベルンカステラー・ドクトールで知られた城である。
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投稿日:2017/09/11