一級古蹟の北門から延平南路を南へ少し下った所に、二軒の「清真黄牛肉麺館」が軒を連ねています。横書きの看板を見ると北側の店の...
続きを読む店名は「清真黄牛肉麺餃子館」、南側の店の店名は「清真黄牛肉麺館」となっています。ところが北側の店の縦書きの看板の店名は「張家清真黄牛肉麺館」となっています。
私は張家の店に入って食事をして帰りに店の名刺を貰いましたが、その名刺の店名は「張家清真黄牛肉麺館」で、住所は延平南路21号でした。南側のこの店には入っていませんが写真を見ると建物の柱に「23」の番地表示があります。すなわち、当スポットに登録されたの店「清真黄牛肉麺館」の住所である「延平南路23号」です。
張家清真黄牛肉麺館は、本サイトで別のスポット項目として登録されています。
http://4travel.jp/overseas/area/asia/taiwan/taipei/restaurant/10469720/tips/11047410/
今後このスポット項目に投稿される方は、両店を混同しないよう注意して下さい。
追記:2014年の訪問では外から写真を撮っただけでしたが、2015年3月の台湾旅行ではこの店で食べてみました。また当店の名刺も貰いましたが名刺に記載された店名は看板と同じ「清真黄牛肉麺館」でした。
メニューは店内の壁に掲示してある以外に写真入りアルバム式の物も用意されています。料理名には日本語訳も記入されているので、台湾料理初心者も指さしで注文できます。
メイン料理の牛肉麺は、スープ(紅焼/清燉)、具材(牛肉、牛スジ、牛モツ)、麺(中華麺/ハルサメ/泡餅)の組み合わせで、注文します。紅焼は中華料理用語で醤油煮込みを意味し、一般的に台湾牛肉麺と呼ばれるのは「紅焼・牛肉・麺」の組み合わせです。清燉スープは極めて薄味で健康には良いかもしれませんが、美味いとは思えません。
私は前から気になっていた「泡餅」を賞味したくて、紅焼・牛肉・泡餅を注文しました。泡餅は固焼きパンでこれを小さく切って麺の代わりにスープに浸します。フランス料理では固くなったフランスパンを千切ってスープに浸して食べる方法があるそうで、それの中華料理版と言えます。店頭で見た泡餅の外見は普通のパンで美味そうでしたが、細かく切られてドンブリの中に浮いている現物を見ると、その断面に気泡の跡がありません。恐らく小麦粉を捏ねた段階でタネをイーストで発酵させていないのか、或いは発酵時間が非常に短いのでしょう。非常に硬い食感で噛むのにアゴが疲れました。好奇心で一度食べるのはありですが、二度目はもういいと思いました。
紅焼スープの味は台湾の一般的な牛肉麺の味です。泡餅でなく麺で注文していたら可もなく不可もなくの普通の台湾牛肉麺でしょう。近くのホテルに宿泊しているなら昼飯を食べにいくのはありですが、「清真菜」の名称からイスラム風味で何か特別なテイストを期待して遠くのホテルからわざわざ行く事はないと思います。なお、餃子類は中華料理で一般的な豚肉ではなく牛肉ですので、牛肉餃子のもの珍しさで行くのはありだと思います。
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投稿日:2014/03/08