2016年ドイツの秋:ライン・モーゼル・アール・ミュンスターラントの旅
2016年10月14日(金)~10月28日(金)...
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第5日:149km*
今日はオーバーヴェーゼルからB9の道を走り、ラインの左岸を下る。昨年の旅でやむなく諦めた、生まれ故郷の東京都青梅市の姉妹都市であるボッパルト訪問が第一の目的になっている。青梅公園やラインの大蛇行を見たい。
≪Boppardボッパルト(ラインラント・プファルツ州)≫
http://www.boppard.de/index. 10:45~11:20
ボッパルト市はドイツ連邦共和国西部のラインラント・プファルツ州に属し、有名なローレライの近くの町である。
ライン川は全長1320kmだが、かつての西ドイツの首都ボンの位置は半分の655km、ラインの源泉からボッパルトは570kmの距離になる。
ボッパルトは紀元前50年頃にはローマ軍が進出し、約1600年前のローマ時代には軍団の治める城塞都市としての形が出来たという歴史の古い優雅な町で、石造りの美しい家並みとライン川の大蛇行の地に位置し、チェアリフトで上る山頂から見た風景を「ラインの真珠」と呼んでいる。人口は約1万7000人を数える。
ボッパルトの観光名所は主に以下の通り、尚、ラインの大蛇行は別の口コミを参照願います。
<St.-Severus-Kirche 聖セヴェルス教会>
12~13世紀に、後期ロマネスク様式で建築された。2本の尖塔をもった教会である。
中央の円天井下の聖壇に“Triumphkreuz勝利の十字架”と称するキリスト磔刑像(高さ285cm、幅248cm、1220~30年頃作)が吊り下げられている。つまり死より蘇りしキリストは死に打ち勝った勝利者という事だろう。
下記の伝説で分かったシャトル(緋)を持った赤い像が印象的で、この像は聖セヴェルスで、教会名にもなっている。
中央の上部の壁に描かれたのは聖セヴェルスの一生を語ると云う。彼は貧しい毛織工の職人姿で出現し、奇跡を起こしてラヴェンナの大司教(イタリア)となったと云う。
<聖セヴェルスの伝説>
イタリアのラヴェンナの司教は選挙で選ばれることになっていた。(教会初期に、司教は全自治体によって選挙された)
伝説によれば、本来選ばれる資格のない貧しい毛織工の姿で聖セヴェルスが選挙にやってきた。すると一匹の鳩が飛んできて、彼のまわりを回って、彼の肩に3度も乗ったのです。これを見た選挙人たちは、きっと神の意思が示されたサインだとして、聖セヴェルスをラヴェンナの司教に選びました。
聖セヴェルスはその後、織物工と紡績工、警官、布製造、靴下製造、手袋製造人と帽子屋などの守護聖人になっている。
こじんまりした町にはその他には
<Kurfuerstliche Burg(Alte Burg)ボッパルト城>:
<Ritter-Schwalbach-Hausシュバルバッハの騎士の家>:
<Roemerpark考古学公園>:
<青梅公園>:
<ライン川のプロムナード>:
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投稿日:2017/08/04