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ヴェルラ砕木 板紙工場 Verla Groundwood and Board Mill

文化・芸術・歴史

その他の都市

観光の所要時間:
1-2時間

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ヴェルラ砕木 板紙工場 https://4travel.jp/os_shisetsu/10263296

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施設情報

施設名
ヴェルラ砕木 板紙工場
英名
Verla Groundwood and Board Mill
住所
  • Verlantie 283, 47850 Kouvola
カテゴリ
  1. 観光
  2. 文化・芸術・歴史
  1. 観光
  2. 世界遺産
  3. 文化遺産

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クチコミ(3件)

その他の都市 観光 満足度ランキング 3位
3.3
アクセス:
4.00
コストパフォーマンス:
4.50
人混みの少なさ:
5.00
10人くらいでガイドツアーに参加しました。 by tokorinさん
展示内容:
5.00
乾燥させるための装置が興味深かった。写真撮影禁止が残念。 by tokorinさん
  • Heinolanから車で1時間ほどで、世界文化遺産に登録されている「ヴェルラ砕木 板紙工場」に到着しました。フィンランドは...  続きを読む国土の70%以上が森林に覆われ、残りの多くも湖や川で占められています。この豊かな自然を生かして誕生したのが「ヴェルラ砕木・板紙工場」です。19世紀末の工場建築特有の赤レンガの外観。工場は川沿いに位置しており、当時の水車や建物が保存された姿そのままに残されていました。この工場は1872年に創設され、19世紀後半に確立された技術を用いて木材を砕き、板紙を生産する施設として、フィンランドの製紙業発展の一端を担いました。外観は無料で見学可能ですが、内部を見学するにはガイドツアーに参加する必要がありましたので、12時のガイドツアーに参加しました。ツアー料金は1人15ユーロでした。ツアーでは、工場内の生産プロセスが丁寧に紹介されました。ガイドはフィンランド語のみでしたが、日本語の説明プレートを貸してくれたのと、Google翻訳で訳しながらついていったのと、最後の映像に日本語の字幕をつけてくれたのでよくわかりました。周囲の森で伐採されたモミの木が運び込まれ、50cmほどの丸太に切られた後、圧力をかけて1mm程度のチップに加工されます。このチップに川の水が加えられ、ドロドロとしたパルプへと変化。最終的に板紙として仕上げられました。この板紙は、軽くて丈夫という特徴から、本の表紙や箱などの材料としてヨーロッパやアメリカへ輸出されました。工場では、労働者の40%以上が女性で、長時間の労働にもかかわらず、男性の6割程度の賃金で働いていたとのことでした。印象的だったのは、ある女性労働者の「マリア・ワットソン」さんの話でした。彼女は51年間も同じ作業を続け、その結果、床に彼女のかかとが動いた跡が残っていました。また、紙を乾燥させるために作業中に出た木屑は燃料として利用されるなど、無駄が一切ありませんでした。100%自然素材で作られた板紙は化学薬品を一切使用しておらず、現在の基準ではコストがかかりすぎて採算が取れない製法だということです。「ヴェルラ砕木・板紙工場」が世界遺産に登録された理由の一つは、工場だけでなく周囲の森や湖が自然と一体化した景観が評価されたことにあります。この豊かな自然の恵みが、工場の存在を支えていたのです。施設自体は1964年に老朽化のため閉鎖されましたが、現在では博物館として保存され、フィンランドを代表する産業遺産となっています。19世紀にフィンランドの経済を支えた製紙業の歴史に触れることができて満足度は高かったです。

      閉じる

    投稿日:2024/08/31

  • 森の国の、木材関連の世界遺産の工場跡

    • 5.0
    • 旅行時期:2016/08(約8年前)
    • 0

    Verla ヴェルラ砕木.板紙工場
    世界遺産の、木材の加工から板紙を作る工場跡です。1872年に、木材工場として始まり、...  続きを読む板紙工場併設が、1882年で、1967年まで稼働してた工場です。
    水力発電所もありました。
    全ての機械、装置は当初の物が稼働し、閉業後も、そのまま残ってることが、特筆すべき遺産です。
    素晴らしい煉瓦の外観、内部も、色々工夫された装置がたくさんで、見所いっぱいで楽しめました。
    周囲は、木々に囲まれた静かな村で、落ちつきます。
    交通の便が不便なのが難点で、ヘルシンキ在住の知人の車で、2時間程でした。
    事前申し込みした、ガイドツアーに入り見学しました。(英語の回が限られてます。)
    世界遺産の、ペタヤヴェシの木造教会も見学して、ちょうど1日の見学コースとして、おすすめです。
      閉じる

    投稿日:2018/11/06

  • 世界遺産のヴェルラ砕木板紙工場へのアクセスですが、まず、ヘルシンキからKouvolaまで行きます(私は、行きはバス、帰りは...  続きを読む電車を使いました。)。そして、KouvolaからJaalaまでバスで往復しました。Jaalaのスーパーでタクシーを呼んでもらって、行きました(タクシーはメーターだと高いので交渉しました。)。  閉じる

    投稿日:2016/05/22

1件目~3件目を表示(全3件中)

このスポットに関するQ&A(0件)

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  • まめ夫婦さん

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  • 軟弱(系)〔全国連加盟国・日本承認国訪問済〕さん

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