メリア バリ Melia Bali
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ヌサドゥア,南部リゾートエリア(バリ島)
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メリア バリのクチコミ
クチコミを投稿するYAMAさん(男性)
男性/バリ島のクチコミ:1件
2010年9月にメリア・バリに15回もリピートしている70歳代の両親に誘われて、妻と4人で宿泊してきました。
父親に「何故、メリア・バリを気に入ったのか?」と聞いたところ、下記の答えがありました。
?以前、バリの別の有名ホテルに泊まった際、そのホテルは設備面ではメリア・バリより優れていたが大勢宿泊していた中国人観光客のマナーの悪さに辟易した。メリアはスペイン系のホテルでアジアでは知られておらず、マナーの良い欧州系宿泊客が多いので気持ち良く過ごすことができる。
?以前、バリで宿泊したオーシャンビューの景色の良いホテルは、偶然天候が悪く、海風が強く吹き付けていてくつろげなかった。またビーチまで遠くて階段があり、老体には辛かった。
?メリア・バリのスタッフはとても笑顔や挨拶が素晴らしく、毎回気持ちよく過ごせる。特に何度もリピートしているうちに、スタッフがこちらの顔と名前を覚えてくれて、どこに行っても「ミスター○○」と名前で呼んでくれたり、部屋に「○○ROOM」と表札をつけてくれるなど、本当にリピーターを大切にしてくれている感じが伝わり、気に入ってしまった。今ではホテルの親しくなったスタッフと再会するのが楽しみになった。
?メリア・バリの庭は素晴らしく、またリスや小鳥に餌付けできるのが楽しい。部屋からビーチまでも程よい距離だし、近くにはバリ・コレクション(ショッピングモール)があって、歩いて飲み物など買いに行ける。
さて、私達もすっかりメリア・バリのファンになったのですが、口コミ情報についていくつか補足説明をしたいと思います。
?室内の湿度に関して
口コミで「室内の湿度が高い」という情報があります。実際、日本から湿度計を持ち込んだところ、室内は75〜80%の湿度がありました。エアコンがガンガンに効いて、室温は25度位なのでジメジメした感じはありませんが、洗濯物が乾かなかったので、フロントに除湿器を借りられないか頼んだところ、すぐに持ってきてくれました。除湿機はやや音がうるさく、3〜4時間でタンクが満タンになってしまうのですが、洗濯物はやや乾くようになりました。
もし、英語が苦手なら、チェックイン時は日本語が話せるスタッフが対応してくれると思うので、その場で「除湿器を貸して下さい」と伝えてみて下さい。
ちなみに、バリ島は湿度が高い島でした。どこのホテルに泊まっても湿度は高いのではないかと感じましたが…。
?日本人スタッフの対応に関して
「日本人スタッフの対応が悪い」との口コミを見かけましたが、私達の対応をした日本人スタッフは親切な方でした。ホテルの日本人スタッフは日本の旅行会社からの出向や日本企業駐在員の奥さんなどが多く、転勤の都合で1年程の期間で帰国してしまうことが多いそうです。
両親の話では、確かに過去には愛想のない日本人スタッフもいたことはあったが、逆に「あの人が帰国して残念!」と思う日本人スタッフも多いそうです。
メリア・バリの楽しみ方
?部屋のグレードによって異なるサービス
メリア・バリでは部屋のグレードによってサービスが異なってきます。グレードの高い部屋に泊まるとガーデンヴィラのプライベートプール、ビーチ、ソレント・レストランで朝食などの特典が付きます。プライベートプールやビーチはとても静かな環境なので、大人の休日を満喫できます。またソレント・レストランの朝食ビッフェも、一般の食堂より質が高く、優雅な朝食気分を味わえます。
(ソレント・レストランは大人の雰囲気ですが、一般のレストランもビッフェの品数は多く、十分満足できます。またソレント・レストランにはいない若者や子供達の姿が多く活気があるので、ソレント・レストランには行かず、一般のレストランを好む宿泊客もいるそうです。)
グレードの高い部屋に泊まる際は、チェックイン時に部屋やタオルレンタルのカードとは別に、水色のカードを渡されるので、プライベートエリアの使い方をしっかりと聞いて下さい。プライベートビーチやプールを使えるかどうかで、ホテルの印象がだいぶ変わると思います。
(注:プライベートエリアは16歳未満の子供は一切利用できません)
?「トロピカル」ジュース
ホテル内のレストランやバーのドリンクメニューに「トロピカル」というジュースがあるので、一度は注文してみて下さい。大きなココナツの実にフルーティーなジュースが入っており、まるでマンガのようなビックサイズに思わず笑ってしまいます。二人で飲んでも十分な量なので、話の種に是非どうぞ。値段は50,000ルピア(約500円)です。
?陽気なピアノマン
夜9時頃、フロント近くのバーからピアノの演奏が聞こえてきたら、是非バーに行ってピアノ近くの席に座ってみてください。ピアノマンはウィリーさんという年配のインドネシア人の男性ですが、とっても面白い方です。ピアノ近くに座っていると「どこから来たの?」「リクエストは?」などと英語で聞いてきます。クラシックやジャズなどかなり幅広いレパートリーがあるので、音楽好きな方とは話が弾むかもしれません。日本人だと判ると「さくら」や「ソーラン節」を勝手に弾いてくれます。相手の出身国に合わせた曲を弾くので、欧州系の宿泊客は大喜びで演奏後に拍手を送っています。リクエストに応えてくれたり、日本の曲を弾いてくれたら拍手を送って上げてください。
?ホテルの食事
バリ島ではよく腹を壊すと聞きますが、メリア・バリの食事はまず問題ないと思います。私もうっかり何度か氷入りのジュースを頼んでしまいましたが、お腹は平気でした。(逆に部屋や食堂の冷房が効きすぎていて風邪をひきました…)ホテル内の食事は値段が高いですが、ボリュームがあり安心して食べられるので、気持ちよくバリ滞在を楽しみたいのであれば、ホテルでの食事をお勧めします。
フロントで食事のクーポン券を事前に買えば、食事は25%引きになります。(100ドル分の食事券を75ドルで買える)ホテル内には様々なレストランがありますが、メイン一皿でもかなりの量があります。特にメリア・バリは朝食が充実しているので朝に食べ過ぎてしまい、夕食時はあまりお腹が空きませんでした。スープとメイン一皿を頼めば十分。小食の方ならメイン一皿で足りると思います。
せっかくのバリ旅行。慣れていない方はホテルでの食事がお勧めです。(日本食レストランもあります。ちょっと味付けがバリ風ですがおいしかったですよ。)
?島内観光
私達はプタラさんという方に車を運転してもらい、島内観光をしました。この方は元メリア・バリで運転手をしていた方で日本語も流暢です。おかげでバリの観光巡りだけでなく、バリ人の生活にも触れることができました。例えば「どこの売店の軒先にも黄色い液体の入った瓶があるけどあれは何?」と聞くと「あれはガソリンですよ。皆バイクを使うしガソリンスタンドに行くのは面倒なので、皆あそこで給油します」などと細かい質問にも丁寧に答えてくれます。日本語のできない運転手だと目的地に連れて行ってもらうだけですが、日本語が流暢な運転手だと道中さまざまな発見があって退屈しません。
また、他の島内ツアーの予約も地元の運転手を使うと安くなるので、最初に車で島内観光をし、運転手に翌日以降のツアーの手配をお願いするのが、効率の良いバリ観光かもしれません。
ちなみにこのプタラさん、日本語のホームページを持っています。「バリ プタラ」と検索すると出てきます。料金は1日5000〜6000円。支払いは千円札でOK。もっと安いタクシーはありますが、プタラさんの場合、完璧な日本語を話せるので料金が高くても納得です。
日本から電話での予約も可能です。その為、私達の運転中にも日本から電話が掛かり、度々車を止めて対応していました。安心できる良いドライバーでお勧めです。
(食事や買い物等もお願いすれば付き合ってくれるので、女性だけのグループや英語が苦手という方には通訳や用心棒代わりもしてくれます。食事をした際はプタラさんの食事代はこちらで負担します。)
?旅行の時期
バリ旅行は乾季が良いとかいろいろ言われていますが、個人的には中国の正月にあたる春節や中国の大型連休を外した方が良いかと…。私達がバリに行った時は丁度、尖閣諸島問題で中国人の対日感情が悪化している時でした。その為かどうかわかりませんが、ラフティングツアーに参加した際、一緒に参加した中国人グループは30分も遅刻したうえに挨拶もなく、私が車から降りようとした際に、先に降りた中国人に目の前で外から勢い良く扉を閉められ、あわや扉に手を挟みそうになりました。こちらは静かに過ごしていたので特段不快感を与えるようなことはしていません。あきらかに日本人に対する嫌がらせだったと思います。(中国人の集団の中に、私達カップルだけが日本人だったから大きな態度に出たのかも…)
メリア・バリの宿泊客の多くは欧州や豪州人ですが、15%程は日本人だそうです。
欧州や日本人客は正規料金で宿泊してくれてマナーも良いので、ホテルにとっては有り難いお客であるそうです。しかし中国の春節の時期はホテルの稼働率が低下する時期でもあるので、チャーター機で押し寄せる中国人客でホテルが一杯になるそうです。排日感情が高い中国人の集団の中に入っていくのはあまり気持ちの良いものではありません。彼らももう少しマナーを良くしてもらえれば仲良くなれるのかもしれませんが…。
(ちなみにベッドメイキングのスタッフからは日本人とドイツ人客が部屋を綺麗使ってくれるので好まれるそうです。)
少なくとも、私達日本人がバリの人達から好かれるよう、マナー良くホテル滞在をしてほしいと思います。チップを弾めば良いという問題ではありません。気持ちの良いサービスをしてくれたら、具体的に感謝の言葉を伝える。笑顔で明るく挨拶する。自身のストレス発散のようなクレームはしない。(要望があれば穏やかに伝えれば良いのです)日本人観光客の印象が上がれば、ホテル側も日本人に対して気持ちの良いサービスを提供しようと更に努力してくれるようになると思います。
最後に…
私達はツアー会社を通さずに直接ホテルへ宿泊予約をしました。父親曰く、短期間の宿泊ならツアーの方がお得だが、長期滞在の場合は直接予約した方がお得とのこと。ホテル側も宿泊料金を買い叩くツアー会社より、ホテル側のサービスに満足してリピートしてくれる客を大切にしてくれるようです。バリ島を気に入り、毎年出かけるような方は、是非メリア・バリのリピーターになってみてはいかがですか?
お客も人間。ホテルスタッフも人間。お互いに笑顔で語らえば良い関係が築けて、結果として気持ちの良い環境を作りあげることができます。
なんだか、ホテルの回し者のようにメリア・バリを褒め称えましたが、ちなみに私の職業は介護関係です。メリア・バリのホスピタリティーの高さは、日本の福祉業界でも参考にさせて戴きたいと思いました。
それでは皆さん、バリ滞在を楽しんで下さい。
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