2018年10月に1名で1泊しました。マラッカでは言わずと知れたマジェスティックホテルということで、滞在を楽しみにしてきました。Hotels.comから予約時に、高層階を希望したら希望通りに9階をアサインしていただけたので有り難かったです。
オランダ広場やジョンカーストリートなどのいわゆる観光メインエリアからは少し離れてしまうので、ロケーションは少々不便と感じましたが、マラッカ川やカンポンモルテンが目の前なので、このあたりを散策したい方には良いのかなと思います。
さすがのマジェスティックホテルということで、白壁にミントグリーンのコロニアル様式の建物がとても素敵です。コーナーバーやライブラリーなどのあるロビーエリアはクラシックで優雅、重厚感ある雰囲気で歴史を感じさせます。
お部屋もとても上質な雰囲気で、思っていたほど狭くも感じず、売りであるネコ足バスタブもピカピカに磨かれていてとても素敵でした。外は駐車場やビルが多いのでビューとしてはいまひとつですが、高層階だと遠くにマラッカ海峡を望むことが出来ます。お部屋に案内されたあと、プラナカンの可愛い茶器でウェルカムティーをいただきました。
チェックインの際にアフタヌーンティーを予約してライブラリーでいただきました。紅茶がボーティーの茶葉ではなくテーバッグだったのが少々残念でしたが、三段トレイも美味しくいただきました。
夕食は旧館2階のレストラン「THE MANSION」でニョニャラクサをいただきました。店内の雰囲気もとても優雅で気品があり素敵です。ラクサはとても辛かったですが、さすがのマジェスティックでお味は素晴らしかったです。
ただ、このレストランでは、失礼なウェイターが若干1名おり、私の英語が下手なことを「あなたの英語で日本人だとすぐに分かった」みたいな、馬鹿にしたような発言をされましたので、そのあと気分を害されて食事も美味しく感じられなくなり、せっかく素敵な気分での滞在を台無しにされてしまったことだけが、とても勿体なく残念な体験でした。
レセプションのスタッフや、他のスタッフはみんな礼儀正しくフレンドりーで親切な方々ばかりで、特に問題はなかったのですが、ごくごく一部のスタッフにそのような態度で接客をする人もいますので、ここはちょっと注意が必要かなと思いました。
でも、概して全館を通じて流れている空気はとても優雅で、雰囲気だけは裏切ることのない素敵なホテルだったかなと思います。