Accor HotelsのオフィシャルWebサイトで予約して夏休みに二泊お世話になった。
クラブハウス利用権付のスーペリアルーム宿泊プランだが、結局のところクラブフロアにあるスーペリアルームエリアに宿泊するプランだった。
クラブフロアに宿泊する場合、チェックインは17階クラブフロアで行う。
午後2時頃に伺ったが快くチェックインの手続きを取って頂けた。
事務手続きの間はクラブハウスClub Millesimeでお茶を戴きながら待たせて頂き、チェックインのところからホスピタリティの高さを感じる事が出来た。
ホテルの内装は客室内外共に美しく維持され、リスボアのような分かり易い煌びやかさではなく、豪華な中にもシックな佇まいを感じる落ち着いたもの。
この辺りのセンスの光りっぷりがフレンチホテルの面目躍如と言ったところだろうか。
ホテルのアメニティは基本ロクシタンと言う事だが、クラブフロアの客室はエルメスで統一されている。これが大変香りが良く、観光疲れで客室に戻った後のバスタイムを快適なものにしてくれた。
クラブハウスClub Millesimeでのサービスは以下の通り。
・朝食
・アフタヌーンティー
・イブニング・ワイン・テイスティング
・スナックとドリンクの常時サービス
朝食を摂ったら観光に出掛け、昼食を摂って一旦ホテルに戻る。ホテル休憩してからアフタヌーンティーを楽しむ。その後、午後の観光に出掛けたら夕暮れにホテルに戻ってイブニング・ワイン・テイスティング。
こんな自堕落ともいえるまったり観光をリーズナブル且つ高品質に楽しむ事の出来る数少ないホテルではないかと思う。
このホテルにはカジノが併設されているが、これが実に地味。
マカオのホテルにラスベガスのような遊び心満載のカジノを期待される向きには正直薦め難い。一方でミニマムベットHKD100のテーブルがあり、財布の紐の固い日本人が気軽にカジノを楽しみ易いカジノではないかと思う。
最寄りのコンビニはすぐ隣にあるサークルK。日本のコンビニのような品揃えは期待できないが、旅先で欲しくなるちょっとしたものは揃える事ができる。
タクシーが不足気味のマカオに於いて観光の足となるのが路線バス。
このホテルからは最寄りのバス停で21Aか26Aのバスに乗れば、半島側は媽閣廟まで、タイパ島側ならコタイストリップやギャラクシー周辺、ロードストウズベーカリー本店までもに乗換えなしでアクセスする事が出来る。
港珠澳大橋澳門邊検大樓へも101Xのバス一本で行く事が出来るし、交通の便は良好だと思う。
世界遺産巡りの拠点として適切なホテルではないかと思う。