チームラボ ボーダレス＠お台場☆時間を忘れてさまよう デジタルアートの世界☆

7月に娘と豊洲のプラネッツに出かけた時、次はボーダレスへ行こうと約束したものの、ずっと先まで予約が取れないし、ボーダレスはキャンセルはもちろんのこと、予約変更もできない。部活で忙しい娘と都合が合う日もなかなかなく、、気が付けば12月。

久々に娘と出かけることになり、2日前に公式サイトの予約状況を見てみると、残りわずかだったけれど空きがあった！さすがにオープンから半年も経ったしね。。

大人3200円、中学生1000円でチケット購入。予約時の案内に「再入場不可」とありました。以前はOKだったようですが、変更になったようです！

最近の情報を検索すると、公式には10時オープンでも、週末、早く着いたらすぐに入場できたと…！それを信じて、早めに東京テレポート駅から向かいました。

９時20分～30分頃に着いたと思いますが、、やはり並ぶことなく普通に入れました(^o^)

コインロッカーにコート等かさばる物を入れ、チケットゲートを通る。豊洲のプラネッツは強制的に荷物は預けなくてはならないが、ボーダレスは動くのに邪魔なものを自ら預けるという感じだった。ゲートの先では一定の人数が集まってから簡単な説明を聞いて入場するので、そこで数分待ちました。

「境界のない１つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」のがミュージアムのコンセプト。…だけど、まずは混雑する前に人気の「ランプの森」を目指したいので、あまり彷徨っている余裕はない。

この滝の写真も撮りたかったけれど、とりあえず横目で見て通過～。

場内のスタッフさんに「ランプの森」の場所を聞こうと思っていたけど、、見つけられないまま、いつの間にか「光の彫刻空間」へ着いてしまった。

（写真の方は知らない方です…）

せっかく来たので鑑賞。
光の数が渦を描くようにどんどん増える。圧倒されました！

次々と作品が続いてキリがなさそうなので、少し見てから「ランプの森」を目指そうと退出。やっとスタッフさんを見つけ、行き方を聞く。

階段を登ってたどり着いた「呼応するランプの森」
まずはガラス越しに見る。

綺麗～♪

この色もいいな^^

まだ人は少ない。入替制なので、前の人達が体験している間は2、3分待たなければならないけれど、すぐに入れる状態だった。ワクワクしながら順番を待ちます。

中に入ったら、ランプは赤色に。。

さっきの色の方が良かったーーと思っても、色は選べないのです。

ランプに触ってはいけないけれど、近づけるとランプが灯るので、手をかざしてみる。

この写真は偶然撮れたもの。
首に下げたカメラの液晶をお腹でタッチしてた（苦笑）

あっという間に終了。
中に入られる時間は、ほんの2、3分。
灯した光が自分の所まで戻ってくるという所までは確認できず。。

娘には嫌な顔をされたけど、、もう1回！と入口の方へ。
ドアのガラス越しに覗くと、いい感じの色になってる♪

しかし、私達が入ると青に変化。そのうち真っ青な空間に。。1色だけの世界はちょっと味気ない(＠_＠;)
…と私は思ったけれど、1度目の真っ赤のも2度目の真っ青なのも、12/1-1/31の期間限定色だったらしい。
青いのは「呼応するランプの森 - ワンストローク、氷洞（アイスケイブ）」赤いのは「…Flame」

そろそろ終了の準備を～の声がかかった位から色が変わってきた。

素敵な色合い♪

出口の方へ皆が向かっているので、周りに人が多いけれど、、

その分、瞬いてるランプも多かったような。
もう1回行きたかったけれど、娘に却下されて断念。。

写真映えするし、大人は何度も体験したくなると思う。ただ、娘は何枚かスマホで撮れたら満足で、あまり面白くなかったと（苦笑）

続いて、クリスタルワールドへ。

キラキラ☆
色合いは変化する。

スマホのアプリから自然を表す象形文字をスワイプすると、クリスタルに変化が起こります。

娘は全部の文字を1つ1つ飛ばしながら、どの文字で何が起こるのかひたすら検証していた。

私も最初は一緒に楽しんでいたものの、、

・・・娘よ、母はもう飽きた^^;

そんな私の心の声は娘に届かず、ここで30分も過ごすことに（苦笑）

他の人も同時に働きかけしているからか、文字を飛ばしても反応してるかよくわからない時もあり、私は理解できた現象の方が少なかった（汗）

雨はわかりやすい。音もするし、まさに雨。
炎は赤くゆらめく。

検証し続けた娘はかなり理解したらしい。
この写真は虹だそうです。

これは日かな？！丸っぽい字のやつです（笑）

「アプリのダウンロードが面倒」と思う方には、このような備え付けの画面がある。

中に開けている所が2か所（少なくとも）あり、そのうち1か所のクリスタルのカーテンの裏側に設置されてるのを見つけました。

この画面がある場所からパチリ。

次は通路沿いにある「くぼみにある宇宙」

ここでは、くぼみの入口に立ち、くぼみの中に投影される作品を見ます。

この時は「追われるカラス、追うカラスもまた追われるカラス、そして超越する空間」をやっていた。1回の時間は数分で、繰り返し投影されていた。

八咫烏が縦横無尽に飛び回る！

個人的には、私はここが一番気に入りました♪
ここでは後ろから覗くだけでなく、ぜひ最前列の真ん中から見てほしいです。クラッと目が回りそうになるくらいに、浮遊感がある。まさにくぼみにある宇宙！！

娘に浮遊感の話をしたら、娘は「そうかなぁ？」って。。
感覚的なものなので個人差はあるかもしれない。。

「追われるカラス、追うカラス・・・」を前にチームラボ展で見た時には、もっと広い四角い部屋の中で見せていた。このくぼみで見ることで違った感覚になるのだと思う。

「浮遊する巣」を探していたら、小部屋へ迷い込んだ。なんだかわからず、ただ蝶が飛ぶのを見ていた私たち。

あまり変化がない作品だったので、何だったのか、後で公式サイトを見たら、、ここは「バタフライハウス」で、人が立ち止まることで蝶が生まれる場所らしい。もしかしたら、自分達の背中に蛹が羽化する映像が投影されていたのかも？！気が付いていなかったけど。。

娘は「キモッ！気付かなくて良かった」と（笑）

その近くに「浮遊する巣」。階段を上がった所にあります。ここも混雑すると並ぶと見たので、早めに体験しようと思っていました。

こちらも入替制。前のグループが体験している間だけ待ってすぐに入れました。ネット状の巣に下りるのですが、足元が暗いので、恐る恐る中へ進みます。

周りの真似をして、仰向けで寝ながら鑑賞。こちらの作品も「追われるカラス、追うカラスもまた追われるカラス、そして浮遊する巣」

側面も使った映像なので、寝ると上部しか見えず、見る方法としてはいまいちだったかも。。浮遊感は「くぼみ」で見た方がずっと上だった！

早めに見たい場所を見られたので「人々のための岩」へ向かいます。入場してから何度か前は通ってはいたのですが。

「人々のための岩に憑依する滝」
もう場内は混雑していて、岩の上も人が多かった。。人が少なくなった隙間になんとか撮ってみました。（写真の方は知らない方です…）

部屋の側面の作品は「世界は暗闇から始まるが、それでもやさしくうつくしい 」

落ちてくる漢字にタッチすると、絵に変わる。自分がタッチしたものをすぐに写真に撮れなかったので、、

他の方が触ったと思われる物をパチリ。これは花かな？？
木の他にも、蝶を触ると蝶、金を触ると金色のキラキラしたものが出たりする。

ここでは、触っちゃいけないもの以外はどんどん触った方が楽しめる^^

反対側の壁が他の作品に変わっていた。それも2つが混ざっている。

作品は移動し、変容する。1つの作品が映し出されている中に、他の作品が入ってくることも多い。このフロアは『Borderless World』と名がついているけど、その名の通りのボーダレスな世界！

「菊虎」花の点描画のような作品は2枚×2か所見た。

延々と奥行があるように見えるけれど、私がいるのは鏡の前。

上から作品を見られる所へ上がってみる。

鏡の中には、めくるめくようなデジタルアートの迷路が広がっていた。

反対側を見ると、作品が滝から「花と人の森」へ変わっている。

通路に出ると「Walk、Walk、Walk」の肖像群の行列が。

まだ見ていない空間を探して歩き回るが、迷子になり、、すでに行った場所へ何度も行ってしまう私(￣｡￣;)

「光の彫刻空間」の黒いカーテンを間違えて開けると、赤と青の光がチラッと見えた！急いで中に入ったものの、終わってしまう。。しかし！次の作品も最初に見たのとは違う作品だった。

そのうち「12時からメンテナンスのため、退出してください」とスタッフさん。メンテしたら内容が変わったりするのかな？！

それで、部屋を出る時に気が付いたのだけれど、こんな掲示が。この空間だけでこんなにたくさん作品があるのでした。。残念ながら、白い光以外の作品は見ることができなかったな。

『Borderless World』で50近くの作品があるとされているが、作品は移動するし、元は同じ映像でも、投影される空間によって、別のインスタレーションとしてそれぞれに名前がついている。1度で全てを体験することは不可能な造りになっているんだと思う。

それに、作品はコンピューターで描き続けられ、訪れた人の関わり合いでも変化するので、全く同じ映像を見ることは2度とできない。それが、このミュージアムのコンセプト。

通路で「花と共に生きる動物達」を見ながら歩いていたら、、

やっと見ていない場所「無限の透明」を発見！
作品は「秩序がなくともピースは成り立つ」

暗くてうまく撮れなかったけど、、透明な板にぼんやり並ぶ人や動物。なんか幽霊みたいだね～と言ったら、娘に怒られた（笑）

お囃子や掛け声なんかも聞こえてくる点では幽霊っぽくはないんですが。。

続いて、炎か波かわからないが、金色のうねりで360度囲まれた部屋に入り、、

その後に「地形の記憶」へ。

こちらはおそらく通常の「地形の記憶」ではなく、ちょうど「The Way of the Sea」の魚の群れが入ってきていたのではないかと？！

魚たちが泳いでいく。ゆっくり見たいところだったけれど、娘が早く『運動の森』へ行こうというので、通り抜け…

出口の方へ向かうと、上のフロアへ向かう階段がありました。
階段には「グラフィティ フラワーズ ボミング」

『運動の森』の手前に『EN TEA HOUSE 幻花亭』があった。入ってみたかったけれど、、娘は興味がないようだし、お腹も空いてきたので、お茶するくらいなら早く出てお昼の方がいいかと…。今回はパスすることにした。

『運動の森』で一番手前にあったのが「マルチジャンピング宇宙」
トランポリンで跳ぶことで宇宙のひずみを作り出す。

4人ずつの交代制。ここは人気でしばらく並びました。
軽く跳ぼうと思っても、他の人の振動で思ったより高く跳んでしまう。転びたくないので、もう必死（笑）その甲斐あって転ばずに済んだ～。

「グラフィティネイチャー 山山と深い谷」
暗いし、凹凸があるので歩きにくい。

『運動の森』へ行く前に、ヒールのある靴を履いている人はスタッフの方に止められる可能性が。レンタルシューズを使うように促されていました。履き替えた方が安全だと思うし、楽しめると思う。私が見た方は抵抗してたけど(^-^;

みんなが描いた生き物達がフロアを彩ります。

壁にもクジラが泳いでる^^

もちろん、私たちも動物を描いてみる。

私が塗ったワニ…「何かに似てるね」と娘。

私もそう思ったんだ…。そうだ！教育テレビで娘が小さい頃に見ていた、がんこちゃんの色じゃない？！という話になり、、オリジナリティのなさに我ながら呆れます（泣）

しかも、スキャンしてもらったのに出て来ないーー！
（もしくは完全に見逃したか）

娘は、クレヨンを指で伸ばして描くという技を使う。
真剣だねぇ(＠_＠;)

ちなみに、手が汚れても、ウェットティッシュが設置されてるので安心です（笑）

こちらは、スキャンしてもらって無事に登場。

鳥を食べると増える…とか、動物によって設定が決まってます。娘のワニは順調に数を増やしていたようでした。

私のがんこちゃんはいずこにーー？！(T_T)

「重力にあらがう生命の森」

自由に動かせるバルーンが少ないので、娘はプラネッツの方が良いと言っていた。

「生命の森」から左手の部屋へ行くと、通常は「お絵かき水族館」の所が、期間限定（12/1-12/25）で「お絵かきクリスマス」になっていた。

娘はサンタ＆そりを塗りたかったようだけど、ちょうど棚になくて、、代わりにバスを塗った。（その後に見たら、絵は補充されてました）

娘が塗ったフランス国旗みたいなバス。

スクリーン上の車や建物は触ると反応がありますよ^^

ボルダリングは娘がやりたくないというので、「色取る鳥の群れの中のエアリアルクライミング 」へ。

あまり画面の変化などを見る余裕はなくて、、腕が筋肉痛になりそうなアスレチックとして楽しんだ（笑）

「すべって育てる！ フルーツ畑」はすべり台。
小さなお子さん達が楽しそうに遊んでいた。

滑っている本人は滑った後の変化がよくわからないと思うので、見てる方が楽しめるかも^^

もう1度「生命の森」へ入り、今度は右手にある部屋へ。

「小人が住まう奏でる壁」と、、

「 小人が住まうテーブル」があります。

一緒にテーブルで遊び始めたのだけど、、娘はまた一人であれこれ検証し始めたので、、私は壁の方へ。壁で色々とくっつけながら法則を考えたが、少ししかわからなかった（汗）

娘はテーブルであれこれと法則を見つけて私に教えてくれた。。
次は壁で作業するのにはまって、なかなかこの部屋から出ようとしない～^^;

お腹も空いたので、、
時間を確認して、何時だと思う？と娘に聞いたてみたら「１２時半」と…！
「光の彫刻」で１２時だったのに、そんな訳ないーー(ー_ー)!!

１４時半と伝えたら「出よう」と返事が（笑）
時間を忘れて遊び尽くした５時間。くたびれたけど、とても楽しめました♪

ミュージアムを出て、昼食はヴィーナスフォートの「湘南パンケーキ」へ。

席はさほど待たずに入れたのですが、料理が出るのに少し時間がかかるというので、すぐ食べられるようにドリンクバー付のサラダビュッフェ（盛るのは1回きりだけど）をつけた。

いつもながら盛り方が雑ですが（汗）

パンケーキを注文。
チーズが香るふわふわのパンケーキに、レモンとカスタードのソース、甘酸っぱくて美味しかったけれど、、見た目以上にボリュームが凄い～！2枚食べたらお腹がパンパン。でも頑張って3枚食べた。。

（ちなみにこちらのお皿、シャーベット載せ忘れたようで、店員さんが後から運んできてくれました。。）

娘の。食べきれず、申し訳ないけれどかなり残してしまった。

お腹がペコペコだったから、1つずつ頼んでしまったけれど、シェアすれば良かったと反省。

ヴィーナスフォートのオリーブ広場にもチームラボの「呼応する生命の樹」が。2月までの期間限定です。

ボーダレスとプラネッツの両方へ行ってみて、それぞれ異なる良さがありました♪

私達はどちらも同じ入場料で入ったので、たくさん体験できる分、私は作品が多いボーダレスの方が満足度は高かった。旅でもなんでもめいっぱい数多く楽しめることを良しとするタイプなので。

中学生の娘はプラネッツの方が楽しい、ボーダレスは広くて飽きると。。娘のような、気に入った物をじっくり楽しみたいタイプには、作品数は少なくとも、チームラボのエッセンスが凝縮したプラネッツの方が向いていたよう。

ボーダレスは再入場できなくなり、中にレストランもない。一度訪れただけでは全ての作品を見ることはおそらく不可能。常設なのでリピーターを取り込めるような作りなのかも、、と思いました。時間もかかるので、短時間でチームラボの世界を楽しみたい方にもプラネッツの方が向いてるのかな～、とそんな風に感じました。

さて、おまけですが、この後はダイバーシティへ。久しぶりに行きましたが、１階に原宿みたいなレインボーわたあめの店ができていました！こちらは「デコラクリーマリー」で、原宿の「TOTTI CANDY FACTORY」とは違う店ですが。
私たちは並ばなかったけれど、長い列ができていました。
（ちなみに、原宿の方は並んだことあります・笑）

５階に何か見慣れない入口ができているなぁと思って通り過ぎたのですが、テレビでたまたま見て、「リトルプラネット」という小さなお子さん向けのデジタルな遊び場だと知りました。チームラボの「未来の遊園地」よりもお子様向けっぽい感じで、楽しそうに見えました。

ダイバーシティで買い物の後は、ゆりかもめ・台場駅へ。レインボーブリッジはクリスマスのライトアップ。ですが、、もうカメラの充電がなく、スマホでうまく撮れませんでした。

ここから帰るかと思いきや、、娘の希望でゆりかもめに乗って豊洲のららぽーとへ(＠_＠;)　クタクタの私、中学生のタフさにはついていけないと思ったのでした。。

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました～！