出島と並ぶ外国人居留地区跡 ~ 唐人屋敷跡
- 2.5
- 旅行時期:2025/02(約11ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
長崎市 クチコミ:24件
長崎市内には旧外国人居留地区が点在しますがその一つが「唐人屋敷跡」です、唐人とは往時の中国大陸から渡ってきた主に福建省の人々を差します。
古より海に面して栄えてきた福建省の人々は東シナ海を渡り琉球や長崎から遥か東南アジアまで交易を持って財を成した人々です。
当初は民家にて散宿していましたが幕府は管理をする目的から十善寺郷・幕府御薬園(現在の館内町界隈です)約9400坪の広さに約2000人の収容能力を持つ瓦葺き2階建ての長屋を20軒余り、そして周囲を練塀や堀で囲まれた居留地を元禄2年に完成させました。よって唐人の外出が許されたのは唐寺参拝の時だけという厳しく管理する為の隔離政策の一環です。
それほど幕府は密貿易とキリスト教浸透を防止する為に神経を尖らせていたわけですね。
現在は土神堂・天后堂・観音堂・福建会館の4堂のみが残されてますが、往時のものは焼失などで全て建替えられたものばかりで、遺存していた旧唐人屋敷門は興福寺内に移築されています。
平成27年には唐人貿易や当時の生活を紹介する蔵の資料館もオープンしてパネル展示されています。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 丸山や中華街からも近くて行き易い!
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 中華風建築の異国情緒が楽しめます
- バリアフリー:
- 2.5
- 普通に坂道や階段が有ります~
- 見ごたえ:
- 2.5
- 往時のものは焼失し再建された4堂のみです
クチコミ投稿日:2025/05/02
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