レトロ車両で街中をゴトゴト走る! ~ 長崎電気軌道・路面電車◎
- 3.5
- 旅行時期:2025/02(約10ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
長崎市 クチコミ:24件
設立大正3年、翌年に路面電車路線を営業する軌道事業者として開業した「長崎電気軌道」が正式な社名です。
軌道とは原則として道路に設けられた鉄道で、道路交通を補助することを目的とした輸送システムで一般的には路面電車と呼ばれるものです。
長崎市は狭隘な谷間に線状に市街地が形成されてる為に広がりを持たない、これは公共交通機関を運営するにあたり集客面で有利な条件とされてます。また、均一制運賃の採用、車両や線路の敷石などを他の企業から譲渡、電車内の広告などの宣伝料などにより黒字経営を実現している優良企業です。
なので、昭和39年の日本初の車体全面広告のカラー電車!、平成2年には日本初の商業ビル内を走る路面電車!、平成23年には製造100周年を迎えた現役営業車両としては日本最古かつ唯一の木造ボギー電車は明治44年製!、などの日本初や日本一が自慢のユニークな企業でもあります。
現在路線は5系統あり11.5kmの営業路線で運賃は同額一回¥140で今春から¥150に値上げが決定しています。
なので市内観光する際は一日乗車券¥600がお得で5回乗車すれば元が取れます。
但し、車内では購入不可なので予め観光案内所や宿などで購入しなければ成らないので注意が必要です(現金のみ)。
一日乗車券は裏面が路線図であり、乗り換え案内・運行状況・観光案内などはQRコードで確認が出来るので便利です。
更に一部の観光施設で見せれば割引も受けられるので大いに活用しましょう!。
紙式以外にもモバイル式もあるので同額利用が出来ます。また、モバイルのみですが”24時間乗車券¥700”は利用開始後24時間有効と成っています。他にも”こども無料の日”を決めて乗車が出来るようです。
そして、何よりも運行車両の大半が昭和20年代製造が活躍していること、昭和製造なら7割以上と群を抜いてます。
言い変えれば平成以降の車両は3割も満たないほど少ないことです。
だから昭和製のレトロな路面電車が市内を走ると絵に成るわけです!~、乗車すれば座席から伝わるモーター音と振動、床から臭う油の懐かしさまで全てがセットに成っています。
但し、名誉の為に言っておきますが平成16年に超低床車両・3車体2台車も導入し、令和4年には単行低床車両も導入していますが合わせても8両なのでバリアフリーへの本格的な対応には至っていない厳しい状況下です?…。
- 施設の満足度
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3.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 一回¥140、一日乗車券¥600とコスパ大です!
- 人混みの少なさ:
- 2.5
- 市民や観光客の足として乗客が多いです!
- バリアフリー:
- 2.0
- バリアフリーへの本格的な対応には至ってない?…
- 乗り場へのアクセス:
- 3.5
- 電停の間隔が狭く利用し易く直ぐ見つかります!
- 車窓:
- 4.0
- 街中をゴトゴト走るレトロ感が最高です!!
クチコミ投稿日:2025/04/13
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