千葉氏の一族が築城した坂田城址には梅林が良く似合う。
- 4.0
- 旅行時期:2024/02(約1年前)
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by jijidarumaさん(男性)
九十九里 クチコミ:9件
横芝光町の高台には千葉氏の一族が築城した坂田城跡があって、数十年前に植樹した梅が今は大きくなり、2003年から梅まつりが開催されるようになった。
その「坂田城跡梅林」は梅林の樹齢が約50年を超える巨木などその数1,000本と云われる。千葉県下最大級の梅林として知れわたっているそうだ。
因みに千葉県でも多いと思われる成田山公園の梅は360本だと云う。
最近流行りの「“天空"の梅まつり」と称して、観光客を呼んでいるが、少々盛りすぎの感がある。
標高30m前後と云う高台にある「坂田城跡」は杉木立などの山林に覆われて、手前の坂田池から城址を望んでも何も見えない。
坂田池を望む長方形(東西250m、南北1,500m)の台地上に展開する城跡は、1,000を超える千葉県の中世城郭なかでも最大級の規模のものと云える。
城跡の広大な面積は約4万平方メートル(4ヘクタール)というもので、千葉の田園地域によく見られる舌状台地(ぜつじょうだいち: 台地 が平地 に臨む末端の部分で、舌のような形状で平地側に突き出した形)の上にある。
梅林おもいやり駐車場に駐車し、城の北端に位置する曲輪である外城(とじょう)の坂田城跡梅林から、紅白の梅や菜の花を見乍ら=>外城(とじょう:三郭)=>登城(とじょう:二郭)=>見台(みだい)=>無城(むじょう:本丸)まで、凡そ片道1,500mの距離を往復した。
中世城郭である坂田城は本丸、見台、登城と外城までの曲輪(くるわ:城の内外を土塁、石垣、堀などで区画した区域)が直線に並んだ「直線連郭式(れんかくしき)」と云われる形状になっていて、台形の先端は城門枡形(ますがた:四角形の空間をもった防衛構造)が設けられている<要害の地>である。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2025/03/08
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