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神流川発電所

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川の駅上野発着の見学ツアーで地下の発電所施設を見学できます

  • 5.0
  • 旅行時期:2024/11(約1年前)
kasakayu6149さん

by kasakayu6149さん(男性)

神流・上野・南牧 クチコミ:7件

長野県の「南相木ダム」を上池、群馬県の「上野ダム」を下池とした揚水発電所「神流川発電所」は地下に大空間を掘り作られています。

そんな神流川発電所は「川の駅 上野」を発着所として定期的に見学ツアーが開催されています。

受付を済まし、集合時間になるとバスに乗込み出発です、座席にてヘルメット・案内の声を受信できる無線機(着信専用)を着用します。
神流川発電所は東京電力の施設で、日航機墜落で名を馳せた御巣鷹山付近の地下深くにあります。普段は関係者専用で入口はシャッターで閉ざされています。

揚水発電所とは上池と下池の間に発電機兼ポンプを設置し、
電気需要が拡大する時間帯は上池から下池に落水させ発電機を動かし発電します
電気需要が少なくなる夜間等は火力発電所や原子力発電所から余剰電力を貰い、発電機をポンプとして使い、下池から上池に水を汲上ます。
電気は蓄電する事が非常に難しい(費用対効果が低い)ため電気を水の位置エネルギーに変えて蓄電する訳です。なので揚水発電設備(上池・発電機兼ポンプ・下池)は巨大な蓄電池とも言えます
効率は70%程度(言葉を変えると30%も損失する)で更に上池(上ダム)下池(下ダム)そして発電機を始め広大な施設が必要ですが、それでも蓄電設備としては現在の科学力では蓄電設備としての効率は高いそうです
(電気を貯めるのは本当に難しい事が分かります)

上池と下池を結ぶ導水管は地下に作られ、発電設備を設けるスペースとして地下に大空間を掘って作られたのが「神流川発電所」です
訪問日は発電機の改修工事中で発電機のそばまでは近づけませんでしたが、その代わり発電機の整備の様子を見学出来ました

スペース的にはTDLのシンデレラ城を横に倒せば、すっぽり収まるほどの空間があるそうです。電気は我々の生活に欠かせないものですが、貯めておくことは非常に難しいものです。
現状は揚水発電設備がもっとも費用対効果に優れた蓄電方法との事ですが。
それは他の手法に比べ費用対効果が高いだけで、これだけの設備を擁する必要があるとは、本当に大変だと思いました

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
3.5
川の駅上野が発着所
人混みの少なさ:
5.0
定員制です
見ごたえ:
5.0
巨大な施設が見学できます

クチコミ投稿日:2025/02/20

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