入寂後〝鬼〟となった朗澄律師を祀る庭園である。
- 5.0
- 旅行時期:2024/11(約1年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
石山寺周辺 クチコミ:120件
石山寺東大門北側にある小さな庭園には、鬼の姿が浮き彫りにされている石像が目を引く。平安末期から鎌倉時代にかけて石山寺の繁栄に尽力した学僧朗澄律師は、石山寺屈指の名僧で石山寺の中興の祖として崇められている。朗澄は自らの死後石山寺経蔵の一切経や聖教を守護し、庶民の降魔招福の為に〝鬼〟の姿となることを誓い入寂された。以来石山寺を守り続ける存在として現在に至っており、朗澄の命日に近い5月第三日曜日には〝青鬼まつり〟が行われ、その遺徳を讃えている。
あたら夜もみじの期間はこの庭園もライトアップされており、昼間とは違う雰囲気を醸し出しており、祭りのひとつの景色を盛り立てている。
駐車場を利用すると逆方向に位置するために、存在を知らずに帰ってしまうものも多いと聞く。東大門からはみ出る勢いの境内の紅葉に圧倒されることはわかるが、石山寺に入山する前に是非訪れて貰いたいと思える場所だと私は思う。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 石山寺東大門から歩いてすぐのところにある。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- この場所を知らない者も多いようだ。
- バリアフリー:
- 4.0
- 石畳と数段の石段がある。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 歴史は新しいが、石山寺への貢献度の高さが窺い知れる。
クチコミ投稿日:2024/12/08
いいね!:9票
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