ノスタルジック木造アーケード建築 ~ 旭マーケット◎
- 4.0
- 旅行時期:2024/10(約1年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
多可・西脇・加東 クチコミ:8件
播州織の町として発展した西脇区の中心に在る通称「旭マーケット」は大正7年築の大正時代を代表する木造アーケード建築、長屋の遺構として今に伝えてます。
元は大正末期から昭和初期にかけて播州織の工場で働く女工さん達の共同宿舎として建てられたもので、全長70mほどど木造アーケード建築が並行して南北に2つ在ります。
しかし、100年を超えるものにしては所々に昭和の面影もあり、その時々に建て替えられたり増改築を繰り返しながら現在に至っているのではないでしょうか?…。
通りを歩いて感じたことは幼少だった昭和30年代にタイムスリップです…、当時と同様な市場や商店街が周りには普通に在りました~。
そして、学校から帰ると友達と一緒にこのような所で遊んだり走ったり、店の人から叱られたりして毎日を過ごしていた懐かしい記憶が蘇って来ます…。
共同宿舎から市場と成り、市場から飲み屋街へと様変わりするように時代と共に映り変わって来たのでしょう?~。
通りにはみ出た店名の看板に時代を映し明かしたものを感じます。ここのように全国には置き忘れられたポケットのような空間がいくつもそのまま残されています。しかし、いつかは自然に朽ちて壊れて廃墟になっていく運命にあるんでしょうね…、誰も止めることが出来ない様に。
カメラを片手に撮影をしていると住人の婆ちゃんが話し掛けてくれました~、ここに住んで半世紀だそうで、良いことも悪いことも戦争もあって、最後はここであの世へ逝くからと話してくれました…。
見知らぬ旅人へ余りにも人生の重みを感じる話しに、私は長生きしてお元気で!とそんな無責任な軽々しいことは言えませんでした…。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 西脇区の中心からも近いです
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 観光客とは無縁のようなところでした…
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題ありません~
- 見ごたえ:
- 4.0
- 大正年築の木造アーケード建築は圧巻です
クチコミ投稿日:2024/11/26
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