6月の雪解け時には、「ドラゴンアイ」には見劣りするが、珍しい風景も見られる。
- 5.0
- 旅行時期:2024/06(約2年前)
-
-
by ワンダラーさん(男性)
八方尾根・岩岳 クチコミ:4件
長野県白馬村の八方尾根の大スキー場のゴンドラ/リフトから唐松岳に登る幅が広い八方尾根のコブ八方山の下にある小さな池。
ゴンドラ/リフトの終点からこの八方池までが、夏山期間ではいわゆるトレッキングエリアとされ、その先は「登山」の領域になる。
八方池に映り込む白馬岳など白馬三山の姿が美しいので、登山客/ハイカーだけでなく登山には縁が薄い観光客にも人気がある。
そんな八方池で、6月の雪解け時には、一時的に池を覆った残雪が解ける時期があって、深さ4m超の池の中央部が雪渓で、周囲が水という状態になる。
近年、八幡平の鏡沼の雪解け期が、SNSなどで「ドラゴンアイ」と表現されて人気があるが、ここ八方池でも「疑似的なドラゴンアイ」と言えそうな風景が見られる。
八幡平の鏡沼のように「水に囲まれた丸い瞳の中に丸い虹彩状の部分が出現」ではなく、八方池では楕円形の雪渓の周囲が水面になるだけではあるが。
見られるのは二週間もないようで、雪渓は太陽光の大部分を反射して温まりにくいが、水面は太陽光の大部分を透過して水が温まり、雪渓を解かすので日に日に小さくなる。
写真は、奥のピークが白馬岳2932m、その手前が杓子岳2812m、白馬鑓ヶ岳2903m、
の白馬三山。2024.6.11
なお、曇りの日や雨の日は避けた方が良く、晴れた日の朝のうちが光線で立体感が出る。
特に、白馬三山の沢筋の残雪が多いゴンドラ/リフトのグリーンシーズン開始当初の方が、山は美しく、高山植物の種類も多い。
(但し、最上部のトイレがまだ閉鎖中とか、岩場が少ない迂回ルートが残雪で通行禁止期間で山道のみもあるの。)
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 1.0
- リフト終点から、山道を標高差350mほど、60分~100分登る。
- 景観:
- 5.0
- 晴れていれば
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 1.0
クチコミ投稿日:2024/06/12
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する